宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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「解説:著名人のホロスコープ」の新バージョンです。
「基本三数」解釈によるホロ・チャートを解説してまいります。
記事の都合上、要点をピックアップしたポイント解説になります。
●第1稿 : 2024年 3月13日アップ
パワフルなソーラー・チャートがありましたので、ご参考に解説させていただきます。
先日の記事「Who is 飯山あかり?」に掲載したチャートです。
特徴はチョー特異といえる強烈な複合アスペクト・パターンです。
単なる複合アスペクトやアスペクト・パターンではなく、「火星」を頂点にした「大三角凧」(トライン・カイト=120/120/60/60度)と「YOD凧」(ヨッド・カイト=150/150/30/30度)の複合です。
構成している星がスゴイんです。
“凡人が持ってはいけない?”複合アスペクト・パターンです。
もちろん冗談ですが、それくらいスゴイという意味です。
「基本三数」によるホロスコープ・リーディングからみると、「えーっ、こんなチャートってホントにあるの?」というくらいなんです。
占断を行なう“ホロスコープ占い”とは異なり、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」による実学解釈とリーディングのお話です。
「なに言ってんの?」と思われる方は、ご一読いただくよりも、ご自身が信じる心理占星術なり“ホロスコープ占い”を愉しまれたほうが、人生の時間を“ムダ”にしなくて済むかもしれません。
「基本三数」とそれに伴なう“宇宙波動エネルギー”を視野に入れた宝瓶宮時代の新しいアストロロジーをお知りになりたい方はご参考になるでしょう。
One-Point ◆ 双魚宮時代が終わるのは確定しています。というか、宝瓶宮時代はすでに始まっています。ただ、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがあと2年弱残っていいますので、いわゆる“モラトリアム期間”です。
●一般の「ホロスコープ」と異なり、ハウスシステムを用いないで作成します。
というか、出生時間が不明でも生年月日のみで作成できるので便利です。
出生時の「太陽」を最左端のASC(Ascendant アセンダント=上昇点)の位置において、30度ずつ等分した12サイン(宮)でのソーラー・チャートです。
出生時間を用いませんので、サイン(宮)がそのまま“ハウス(室)”になる「イコール・ハウスシステム」です。
出生時間が分かっている場合でも、ハウスシステムを用いて「ソーラー・チャート」で作成することがあります。
“ダメ”ではありませんが、ソーラー・チャートの本質から見れば意味が半減します。
どちらでもいいのですが、一般の「ホロスコープ」と「ソーラー・チャート」の象意の見方の違いを知って行なえば、思った以上に有益なリーディングができます。
次のような一文を書くと、一部の方から“男尊女卑”だと騒がれるかもしれません。
「女性にしておくにはもったいない。そのへんの男どもをはるかに超えた“男勝り”のソーラー・チャートです」
2008年の記事「宇宙存在-人の生きる理由」や2012年に始めた伝授講座「数理法則とクオリアル・ワールド」の中でも述べたとおり、宇宙この世界は「宇宙胎内システム」から成り立っているのです。
意味は分かりますよね。
なので、双魚宮時代的な言い回しですが、受け取り方に要注意ながら書かせていただきました。
そんな複合アスペクト・パターンが見られるソーラーチャートで、何かのご参考になると存じますので、要点のみ解説を述べさせていただきます。
One-Point ◆ 前口上が長くてメンゴです。申し述べたい結論を先に書き過ぎると、我知らず嫌味な文章になることも多いので、手術の前の検査や麻酔のようなものだとご容赦ください。「不器用ですから」(by 高倉健)。
ポイントは、複合アスペクト・パターンの頂点が「火星」になっていることです。
ホロスコープを掲載し忘れていましたので、ご高覧ください。
出生時の「太陽」をASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)の位置においたイコール・ハウスシステムの「ソーラー・チャート」です。
出生時間が分からないためですが、4つの「基本点」を交えなくても滅茶苦茶スゴいアスペクトの数々が形成されていることがお分かりいただけると存じます。
One-Point ◆ これだけ多くのアスペクトがあると、良し悪しとは関係がないのですが、単純ではなく、多くの性質や運勢を持つことになります。単純なアスペクトでも複雑でもどちらをお持ちでもいいのですが、重要なのは、その象意を知って正しく活かせるか活かせないかです。
ポイントは、上述のように「火星」が大三角凧=120/120/60/60度の頂点。
また、YOD凧=150/150/30/30度の頂点の「火星」となっていることです。
この意味は、1) 両アスペクト・パターンの象意をもって、2) 運命的に否応なくバリバリと「火星」の象意を発揮せざるをえなくなる、3) そんな性質また運命を持たれていることを象わします。
「火星」の象意も、白羊宮時代、双魚宮時代、宝瓶宮時代と「アストロロジカル・エイジ」の変遷に伴なって相応に変わってきます。
「双魚宮時代のリバイバル」の終盤の今日、“分水嶺”のピークの2024年は、従来からの象意“戦闘モード”や“フロンティア精神”をベストのタイミングで発揮できるときです。
「第1サイン(宮)」(牡羊宮)の共鳴星「火星」は、“鉄砲玉”や“猪武者”のように何ものをも恐れすに“正義”の道を突き進むことがあります。
「火星」だけではそこまでとはいえないのですが、複合アスペクト・パターン「大三角凧」と「YOD凧」の頂点をとる「火星」の場合、突出し“切り込み隊長”の役割を果たすことになります。
One-Point ◆ なぜなら、水瓶宮の「太陽」で、共鳴星「天王星」を上方矩(アッパースクエア=90度)とし、「月」は「天王星」を衝(オポジション=180度)としているためです。宝瓶宮時代の流れをキャッチし“天運”を伴なうことが可能になります。
●次のような組み合わせになっています。
1、行動力や意志力の強さが抜群であることを象わす「太陽」と「火星」の三分(トライン=120度)。
2、食らいついたら離さないトコトン追求する「太陽」と「冥王星」の三分=120度。
3、最もハイパワーの組み合わせで、体力も抜群、ぶっ壊れるまでやりかねない「火星」と「冥王星」の三分=120度。
これらが大三角=120度×3です。
さらに、頂点の「火星」は「海王星」を衝(オポジション=180度)とする大三角凧=120/120/60/60度を形成しています。
単なる大三角凧=120/120/60/60度ではありません。
“エネルギーの大爆発”をもたらす構成要素を伴なっています。
ご本人の“個性の核”を象わす「太陽」がその一角で、“両極端”ながら“大変革”を象わし状況を180度にも一変させることがある「冥王星」をも一角としていますので、当理論の「配列法則」でいう“エネルギー”を象わす両星によって、“アクティブ”な「火星」の象意を最高度に発揮できる大三角(グランドトライン=120度×3)となっています。
左の欄外で、簡単に解釈を書いておきました。
その「火星」は、これまた情愛濃やかな「金星」と出生時の「太陽」に上方矩=90度の「ドラゴン・ヘッド」を底辺とするYOD=150/150/60度の頂点ともなっています。
「♪トテチタチータッタ」と進軍ラッパが鳴り続けるように、たとえ討ち死にしようと“ご自分であってご自分ではないかのごとく突進していかざるをえない”、今の時代を切り拓いていく“爆裂烈女”のソーラー・チャートです。
One-Point ◆ いやはや、とんでもない人物が「日本保守党」から立候補したものです。百田氏も有本氏もスゴイ人物ですが、非暴力の“戦闘力”を抜群にお持ちで、時代を切り拓く“天命”と“天運”の両方をお持ちになられるようです。
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