宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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「今週の運勢」は、牡羊宮~乙女宮、天秤宮~魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「牡羊宮~乙女宮」は、「今週の運勢1/牡羊宮~乙女宮」をご覧ください。
● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 3月23日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 今週(2週間分)の中日「3月31日」(月)午前0時のホロスコープです。
◆ 概 容
今週のハイライトは、歴史的な「海王星」の春分点越えです。
それにとどまらず、「水星」と「金星」も逆行で春分点を越えていきます。
結局、魚宮24度の「土星」から順番に「ドラゴン・ヘッド&金星&水星&春分点&海王星」の牡羊宮0度(魚宮=30度)まで六重合(セクスタプル・コンジャクション=0度)が形成されます。
これらに乙女宮26度のドラゴン・テールの衝=180と、「火星」が下三分(トライン=120度)で関与します。
◆ 詳細は関連記事「海王星の春分点越え」と春分の日にアップした「海王星の新旧リーディング」をご参照ください。
今週は、27日に「金星」が、30日には「水星」が逆行によって春分点を越えて魚宮に戻ります。
さらに「水星」とすれ違うかのように同30日に「海王星」が春分点を越えて牡羊宮に入宮します。
魚宮24度の「土星」や26度Rの「ドラゴン・ヘッド」また「春分点」を含めて六重合=0度で、当然、乙女宮26度Rの「ドラゴン・テール」とこれらは衝=180度です。
この衝=180度に、「火星」と牡牛宮24度の「天王星」が二箇所から調停(メディエーション=180/120/60度)の座相を投げかけます。
そのほか詳細は上掲のホロスコープをご参照ください。
One-Point ◆ 関連記事にも書いたとおり「春分点を越えるからってどうしたの、ぜんぜん関係ないじゃん」って思った場合、古い“ジョーシキ”や思考なので、取り残されないように今後、ご注意が必要です。
今週は、29日が新月です。
牡羊宮8~9度の「太陽」で「月」がジャストの合(コンジャクション=0度)をとっていくのは夜8時頃です。
「太陽」と「月」の許容度数(オーブ)10度では、「水星&海王星&春分点」とギリ「金星」も交えれば六重合(セクスタプル・コンジャクション=0度)になります。
20日の春分の日〜29日の新月まで、翌日の「海王星」の歴史的な春分点越えを前に、“オール・リセット”と“リニューアル”のときにされるとよいときです。
One-Point ◆ 不必要に過去にこだわりすぎないほうがよいときです。世の中はすぐには変わりませんので、状況に応じた適切なご対応は必要です。
天秤宮の今週の運勢の見方のポイントは、対宮の牡羊宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)「春分点」を逆行中の共鳴星「金星」が越えていき、「海王星」を含めてすべてのパーソナル・プラネットがかかわっていることです。
関連記事にも書いたように、宝瓶宮時代の実働社会が歴史的に拓かれはじめていくときでもあり、ご自身の目標をリセットされるなり、新たに定め直されていかれるとよい今週です。
蠍宮の今週の運勢の見方のポイントは、いつものように下方矩=90度の水瓶宮の「冥王星」は当然ですが、今週は上述のように「海王星」が春分点を越えて、宝瓶宮時代の実働社会の端緒が拓かれていくことです。
蠍宮の場合、偉大な集中力やしつこいこだわりなどが特質ですが、同時に今後はフラットなこだわりのなさなども適度に発揮されると、社会的なご活躍とともに時代の天運が伴ないやすくなりそうです。
射手宮の今週の運勢の見方のポイントは、下三分(トライン=120度)の牡羊宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)「春分点」を「海王星」が越えると同時に、多重合=0度が形成されることです。
一方、共鳴星の「木星」は対宮の双子宮にあって、射手宮の下方矩=90度の魚宮の「ケレス」と矩(スクエア=90度)を含めて、今後の社会的な使命や責任を果たされる新たな自我の構築を目指されるとよい時期を示しています。
山羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩=90度の牡羊宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)「春分点」を越えていく「海王星」と同時に、多重合=0度が形成されることです。
また、それらに下三分(トライン=120度)をとる、対宮の蟹宮の「火星」で、これらは深層の精神意識を含めた転換期と仕事や社会活動すなわち山羊宮らしい現実的な生き方への模索による人生の再スタートの昨今になっていることを意味します。
具体的な時期は生まれもつ象意ポイントによってズレが生じます。
水瓶宮の今週の運勢の見方のポイントは、多々ありますので絞ることができませんし、生まれ持つ象意ポイントによって異なってきます。
要は、牡羊宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)「春分点」を越えていく「海王星」と同時に多重合=0度が形成されることで、宝瓶宮時代の実働社会の緒になっていくことです。
その意味は、良し悪しはともかく両極端の運勢を伴ないますので、宇宙の真実に通じるほんものを意識していくとよいことになります。
魚宮に象意を持つ人の今週の運勢の見方のポイントは、上述のように共鳴星「海王星」が春分点を越えていくことで、海王星の象意の強い方ほど、従来の魚宮らしさから変っていくことが起こりえます。
精神的な“夢”や感覚はすぐにでも変わりますが、実際的な現実はすぐには変わりませんので、あくまでもご自身の意識や主観部分が最初になります。
ご自身では気づきにくいこともありますので、意識的に内観を強めたり、自ら変わっていくのもありです。
One-Point ◆ 基本はオール・リセットで、現実的には状況に応じて順次、宝瓶宮時代の実働に移行していく緒になります。現実は急激には変わりませんが、兆候を見逃さないように既成概念に拘泥しすぎないほうがよいことになります。
*ご注意 : ここに書いた内容は、ご参考に留めおきください。不特定多数を対象にした「星のディレクション」をリーディングしたものなので、個々の出生日時によっては、時期や内容や範囲に個人差が生じます。また、今週の運勢単位では、個人の強い意志は、星のディレクションを超えて作用することが可能です。
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