宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「星のディレクション」

No.875 / 2024.04.29 〜 05.12

「今週の運勢」は、牡羊宮〜乙女宮、天秤宮〜魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「天秤宮〜魚宮」は、「今週の運勢2」をご覧ください。



●隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 4月28日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
許容度数(オーブ)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
運勢を決めるサイン(宮)」もご参照ください。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。


「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。


今週の傾向

2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、冥王星が水瓶宮2度で逆行に入りますが、もはや昨年や一昨年2022年のように、双魚宮時代の低迷状態や“欺瞞”に戻ることはありません。
逆に、今後の宝瓶宮時代の「深層の精神意識の変革」のディレクションを強めていくことになります。
たとえば、一例ですが“理想の自己像”といった本来のご自分の姿を実現すべく、内面性を課題としていったり、逆に現実化さえ可能になっていくときです。
概 容
週が進むほどにイージーな成り行き任せだったり、ご自分を無くすか逆にご自分を秘めるかのように無私の精神を発揮されて、社会に奉仕や貢献していく機運が強まっていく今週です。
“分水嶺”のピークのキッカケともなる大きな時代の転換期の今週なので、変革の“のろし”が上がることになりそうです。

One-Point ◆ 現実の社会変革が起きる端緒のときです。今週すぐに誰も目にも明らかになるとはまいりませんが、流れが変わり始めるときで一般に広くご認識されていくにはもうしばらく得が必要でしょう。

今週の星の動き

今週は29日に金星が共鳴サイン(宮)の牡牛宮に入宮します。
5月1日には火星も共鳴サイン(宮)の牡羊宮に入宮です。
火星と魚宮29度の海王星は合(コンジャンクション=0度)です。
翌2日に冥王星が水瓶宮2度で逆行に転じます。
今週中頃まで、金星と冥王星は矩(スクエア=90度)です、
山羊宮21度のケレスは、牡羊宮の水星と矩=90度で、水星&牡羊宮14度のドラゴン・ヘッドの合=0度は、天秤宮14度のドラゴン・テールと衝(オポジション=180度)です。
また、ケレスは、今週中頃以降の太陽と三分(トライン=120度)で、太陽と三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度をとる牡牛宮22度の木星また同25度付近の木星との三分=120度を含みます。
これらは、魚宮17度の土星を頂点に小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します

One-Point ◆ 今週中頃の一時期、天秤宮のドラゴン・テールを頂点に、牡牛宮の太陽と魚宮の土星を底辺としたYOD=60/150/150度が形成されます。

新月または満月のトピックス

「アスペクト完璧講座」は4月のテーマ「大六角」(グランド・セクスタイル=60度×6)をもって大円団です。
アスペクト・リーディングはホロスコープ・リーディングの要なので、12種類のアスペクトを詳しく知ることは、その先鋭化に欠かせません。
今週の「新月」は5月8日水曜日です。
牡牛宮18度の太陽で、ジャストの時間帯はお昼1時頃です。

One-Point ◆ 当日は、太陽&月&木星&天王星の複合合(マルチプル・コンジャンクション=0度)が形成されます。言いたいことがあっても呑み込むことになったり、逆に奇をてらって発揮されることが起こりえます。

《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮に象意を持つ人は、ファイトや負けん気を発揮してご自分らしくパワフルに活動できる今週です。
ただし、いくぶん独りよがりな妄想や「こうあるべき」といったルールまた正義心の押し付けにならないようにご注意が必要でしょう。
それが必ずしも悪いことだとはいえませんが「現実的でない独りよがりな人」と思われたくないのであれば、ほどほどを心がけておかれるとよいときです。


【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮に象意を持つ人は、控えめな温和さを伴ない、仕事や対外的な社会活動において人気が出たり、何らかの他人を惑わす魅力を発揮しやすくなる今週になっています。
それが高価な嗜好品やサービスなどの提供に結びつくこともありますが、課題やトラブルの勃発と紙一重の今週なので、正当なビジネスから逸脱しないことが重要です。
後半(15度〜)に象意を持つ人の昨今の人生期は、たとえ課題や問題があっても良し悪しはともかく「何とかなる」と前向きなお気持ちで対処できるときです。


【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮に象意を持つ人は、人生経験が豊かで見識のある方ほど、社会的な地位や責任ある立場を得て、ご活躍が可能な昨今の人生期にあります。
そうでなくても昨今の運勢変化によって、責任ある立場や社会的な地位を与えられることがありますが、内実や実力が伴なっていないと、後日、実力不足の烙印を押されかねない事態に陥ることが起こります。
最後のほう(25度あたり〜)に象意を持つ人は、大望を抱く人生期にあって、先週あたりまでは実力発揮が可能な運勢期でしたが、今週が進むほどに“夢”は夢でしかないことにお気づきになられることになるでしょう。


【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮に象意を持つ人は、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに、いうなれば無欲恬淡とした成り行き任せの、人生の転換期になりやすい今週また昨今になっています。
元来、そのような無欲さを生まれ持つことも多い蟹宮で、そういった象意の強い方ほど容易に発揮されて、イージーにも成り行き任せにもなられて、個性の発揮や前向きなお気持ちで人生の転換点とされていく今週になっています。
その良し悪しはともかく、いずれであっても結果的に、今後の実力発揮や多忙な仕事や対外的な社会活動の今週また来週などの時期に入っていきます。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮に象意を持つ人は、大きく分けて今週は、前半(〜14度)に象意を持つ人と後半(15度〜)に象意を持つ人とでは異なる運営の今週です。
前半(〜14度)に象意を持つ人は、ご自分らしく個性を発揮されたり自己表現ができて、人気が出やすいときですが、人生の一大転換期の昨今にあることは変わりませんので、どちらに転ぶとしても、謙虚さや誠実なご判断が過ちを未然に防ぐことにつながります。
後半(15度〜)に象意を持つ人は、個性や才能の発揮となる自己顕現の昨今なのですが余裕なのかどうか、切羽詰らないと本気モードになりにくいかもしれません。


【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮に象意を持つ人は、これまで愛用してきたものが壊れたりプライベートな関係性がなくなったり、現実の変化が起こる転換期の昨今です。
将来的に今後は、培ったスキルや能力を社会で世のため人のために発揮されていくべき人生期に入るためで、過去の状況にとらわれすぎずに将来にふさわしいご活躍の未来を見越した対処やご判断をされていかれると、時宜にかないます。
乙女宮のみを見ればそういうことで、生まれもつ乙女宮の象意度の強さによって相応にその傾向は出るにしても、ほかに生まれもつ「運勢サイン(宮)」によってどれくらいかは異なってきます。


One-Point ◆ 大半の星が牡羊宮と牡牛宮に集中し、それぞれに大会合(ステリウム)を形成しています。客観性を意識されて広く視野を持たれたご判断や検証ご確認が赤っ恥をかくことを避ける一つの道です。


*ご注意 : ここに書いた内容は、ご参考に留めおきください。不特定多数を対象にした「星のディレクション」をリーディングしたものなので、個々の出生日時によっては、時期や内容や範囲に個人差が生じます。また、今週の運勢単位では、個人の強い意志は、星のディレクションを超えて作用することが可能でしょう。




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