宝瓶星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―

「海王星」の春分点越え
[時代が変わる]
― 魚宮29度から牡羊宮0度へ ―

HOME近未来予測 霊識開元編 > 「海王星」の春分点越え

宝瓶宮時代の実働と個々人の霊識の発動へ

●第1稿 2025年 3月12日 アップ。


魚宮29度をトランシット中の「海王星」は、今月3月30日に「春分点」を越えていきます。

近年、双魚宮時代から宝瓶宮時代へのパラダイム・シフトが進む人類歴史において、双魚宮時代の共鳴星「海王星」が春分点を越えていくことは“宇宙波動”の変化がもたらされることを意味します。

知られざるその秘密の変化は、個々人の“霊性変化”が人知れずもたらされることで、正しくご認識できる方は「霊識」の発動による新時代を迎えていくことになります。

なぜなら、双魚宮時代がはじまった約2,000年前、イエスによって人類に初めて“霊性”への目覚めがもたらされました。

そして、今日の宝瓶宮時代の実働社会のはじまりは、次元拡張(上昇)した新しい霊性意識「霊識」の発動になるためです。



古い“時代波動”の完全終了

●日本では幕末にあたりますが「海王星」が発見された前後から以降、明治新政府をはじめ近代化の一方で“誤り”や“勘違い”が数多く起こります。

時代の推移の関係上、それが一概に全部“悪い”というわけではありませんが、“宇宙波動”の宝瓶宮時代を迎えたということは、「海王星」発見移行の“事実誤認”や“勘違い”を含め、次々と真実が明らかになっていく時代です。

このご理解や認識なくして双魚宮時代の“ジョーシキ”や社会通念を今後も固持し続けると、新時代の方向性が見えなくなるばかりか、歴史の大河の流れに漸次、埋没していくことが起こります。

要は、その転機が、アストロロジカルから申し上げれば「海王星」の春分点越えです。

直近では今月30日で、正式には来年1月27日です。

「海王星」の春分点を越えは、双魚宮時代の“時代波動”が完全終了して働かなくなり、宝瓶宮時代の全き“宇宙波動”の時代になっていきます。


《 形而上世界は“ほん怖” 》


少し謎解きをいたします。

双魚宮時代にはじまった“霊性”という概念は、アストロロジカルに申し上げますと、初期の共鳴星(西洋占星術では“支配星”)だった「木星」の“精神性”によるものです。

約1,850年後の19世紀中頃になると、「海王星」の発見をもたらした“時代波動”によって、その延長となるスピリチュアルな“心霊ブーム”がもたらされます。

いわば“科学的”という名目でのキリスト教の新解釈で、美称「近代スピリチュアリズム」です。

いずれであっても、形而上世界の変化ゆえに“事実誤認”や“勘違い”は避けられません。

第一に“科学”と“宗教”の両立は、双魚宮時代の“時代波動”では不可能で、「海王星」の象意の最大の特徴は個々人の“主観”に働くものだからです。

そのため自覚が難しく、気づきにくいために“事実誤認”や“勘違い”をわれ知らずに起こしてしまいます。

One-Point ◆ 重要なことは個人に働くに留まらず、学校教育やオールド・メディアも同様で“事実誤認”や“勘違い”が社会通念と化していることです。幸い、玉石混交ながら今日ではネットがありますので、多彩な意見から事実や真相に気づくことが可能になりました。


《 マルクス・レーニン主義 》

良し悪しはともかく、人類や個々人に“夢”や“理想”をもたらすのが「海王星」の役割です。

もう一つは、個々人の形而上的な霊性や霊界にかかわることです。

それゆえ、19世紀中頃の「海王星」の発見は、近代スピリチュアリズムと同時に、マリキシズムによる「共産主義理想社会」の“夢”がもたらされました。

オモテの歴史で語られることはありませんが、20世紀を「戦争の世紀」と呼ばれる“大混乱”(海王星の象意)に陥れた黒幕です。

正確に申し上げますと、20世紀に起きた3次にわたる世界大戦は、「海王星」だけではなく1930年に発見された「冥王星」の“世界覇権”の象意によるものです。

武力肯定の「マルクス・レーニン主義」(実際の共産主義)やナチズムがそれです。

ご参考に書き連ねておきますと、直近では共産党一党独裁国家の習近平主席も同様です。

なぜなら、6月生まれ(太陽)の彼は、「一帯一路構想」などによる“世界覇権”の大望を、トランシットの「海王星」の上方矩(アッパースクエア=90度)のディレクションによって受けてきていたからです

One-Point ◆ 「海王星」発見後の“まだ見ぬ理想”は、身近なところでは美称「近代スピリチュアリズム」にあやかってはじまった占星術も同様です。現代占星術の父アラン・レオ(1860-1930)によって新興宗教団体「神智学協会」の占星術支部からはじまったものです。



習近平とトランプの違い

●「海王星」の春分点越えは、「海王星」の発見とともに広がった共産主義の終焉を意味します。

双魚宮時代を復活させ、モラトリアムをもたらしてきた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの終わりとともに双魚宮時代が完全終了していくからです。

ただし“波動変化”が現実の社会に定着していくには、相応のタイムラグが生じます。

すぐに作用することはありませんが、だからといって歴史の大河の流れに個人が抗い続けることは不可能で、確実に社会は動いていきます。

習近平もトランプも6月生まれ(太陽)で「海王星」の上方矩=90度が象わす“大望”を抱いてきたのですが、共産党一党独裁国家の中国とは正反対に、アメリカは自由民主主義体制で宝瓶宮時代の前段階に位置します。

それゆえ、トランプの大望「アメリカを再び偉大に」(MAGA)に「海王星」の春分点越えは“ヴィジョン”の実現が可能になるディレクションとして働きます。


《 「対立二元論」の完全終了 》

今後のトランシットの「海王星」のタイムテーブルです。

今月3月30日に春分点を越えます。

その後、毎年1回の逆行によって、今年2025年10月に「海王星」はいったん魚宮に戻ります。

が、翌々月12月に順行に戻ると、来年2026年1月27日にそのまま正式に春分点を越えていき、魚宮に戻ることはありません。

双魚宮時代の完全終了です。

双魚宮時代を規定してきた“神とサタン”“天国と地獄”“支配/被支配”といった「対立二元論」の“時代波動”による歴史パラダイムが完全終了していきます。

同時に「海王星」自身も宝瓶宮時代の新しい「海王星」に生まれ変わります。

天体学的に兄弟星とされる「天王星」と「海王星」は、今後の宝瓶宮時代の発展と営為をもたらし、「共鳴関係論」の歴史パラダイムによる実働社会がはじまっていきます。

One-Point ◆ 宝瓶宮時代は1989年に人知れず起きた“波動変化”「宝瓶宮時代のビッグバン」によって正式にはじまりました。ですが、社会に定着していく前に「海王星」が発見されたときと同じ魚宮の影響圏に戻ったことで、歴史の大河に“逆流”が生じていました。



“波動解釈”の新しいアストロロジー

●近代物理科学に染まった“ジョーシキ”からは、首肯できないと存じます。

「海王星」の発見がもたらされた“時代波動”は、今日もパワースポットなどスピリチュアル・ブームとして現代日本に続いています。

そのような“時代波動”が終わり、宝瓶宮時代の“宇宙波動”へと変わっていくのが、「海王星」の春分点越えです。

「海王星」の発見によって誕生した“占星術”による“ホロスコープ占い”と、ここでいう「アストロロジー」は“根っこ”が異なります。

古代ギリシャに発祥したホロスコープによる「古典アストロロジー」と宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」は明確な理論をもちますが、理論を捨てて主観解釈によってはじまったのが“ホロスコープ占い”の現代占星術だからです。

「アストロロジー」は「占星術」と訳されますが「海王星」象意による“事実誤認”や“勘違い”の一例です。


《 心霊から霊識への意識変革 》

といったような原稿を書いていてふと思いつきました。

「海王星」の春分点越えが、個々人のホロスコープ(出生天球図)において個々それぞれに及ぼす運勢です。

生まれ持つ「海王星」のアスペクトや共鳴関係によって、人それぞれに異なってきますが次のとおりです。

これまで、どのように“まだ見ぬ理想”を描き、われ知らずとも“勘違い”をしやすくなっていたのか。

今後の「海王星」の春分点越えによって、どのような“実現可能なヴィジョン”を持つことになるのか。

ご自身でリーディングできるのがベストですが、「海王星」は主観的な要素が強くいので、初っ端からのクールなリーディングは難しいでしょう。

One-Point ◆ といったことがありえるため、ご自身での「リーディング」のご参考にしていただきたくため、「新「海王星」と私のリーディング」を解説付きでお届けすることを考えました。新しく生まれ変わる「海王星」の象意を含めた今後の役割などの解説付きです。


●「土星」や「天王星」と同じように「海王星」にもうすく“リング”があることが確認されています。



今日の「最重要リーディング」

●春分点の「海王星」を頂点に、小三角(ミニトライン=60/60/120度)が今後6年間にわたって形成されます。

“改革”を象わす「天王星」と根本からの“変革”を象わす「冥王星」の三分(トライン=120度)とのコンビネーションです。

土星外惑星それぞれがもたらしていくディレクションを含めて「霊識開元」の複合ディレクションとなっていくるがポイントです。

新メニュー「新「海王星」と私のリーディング」は、それがご自身のホロスコープ(出生天球図)では何を象わし、今後の宝瓶宮時代の実働社会の生き抜く指針となる最重要リーディングになっています。


≪新「海王星」と私のリーディング≫

次のような新リーディング・メニューです。

新「海王星」と私のリーディング

「海王星」の春分点越えに伴なうリーディングです。

双魚宮時代の“まだ見ぬ理想”(夢、幻想)から、宝瓶宮時代の“実現可能なビジョン”を、ご自身のホロスコープ(出生天球図)からリーディングしてアドバイスとともにお届けするものです。

宝瓶宮時代の新しい「海王星」の象意や意味また役割など解説をも併せてお届けするものです。

料金は、広く知っていただき新時代お役立ていただきたいので、格安の1万2千円(税込)で申し受けさせていただきます。

ホロスコープの作成とリーディング、文章化とHTMLメール化(タグ付け)を行ない、オリジナルで作成した正しい位置関係のホロスコープは、PDFで添付してお届けいたします。

通常、1週間〜10日ほどかかります。

お申込み順にお届けいたしますので、10日以上かかりそうな場合は、その時点でご案内を差し上げます。

One-Point ◆ お申込みはメールフォーム「鑑定&お問合せ」が便利です。お名前(WEBネーム可)、メアド、生年月日、出生地はご記入必須です。ご要望がありましたらメッセージ欄にご記入ください。一両日中にご確認のメールを差し上げます。
※WEBから送金できる「ゆうちょダイレクト」も可能です。





【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2025 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.