宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.137 / 2009.12.14 〜 12.27

●西洋占星術と宝瓶宮時代の新しい西洋占星術=宝瓶宮占星学による今週の運勢=星のディレクションをお届けしています。
※2009年12月12日アップ

今週の主な星の動き

今週は、22日午前3時頃に太陽が山羊宮に入宮、26日に金星が山羊宮に入宮、参考までに、ケレスは21日に射手宮に入宮します。
21日に獅子宮19度で逆行に入った火星は、水瓶宮で合(0度)の木星・海王星と、衝(180度)。
これに対して今週前半は、射手宮で合(0度)の太陽・金星が調停(60・120・180)の座相を投げかけます。
今週後半は、太陽・金星に冥王星を加えた三重合(0・0・0)が形成され、天秤宮4度の土星と矩(90度)をとります。
魚宮22度の天王星は、2003年以来水瓶宮の海王星とミューチュアル・リセプションの最中ですが、今週前半は太陽と矩(90度)、ほぼ週を通じて金星と矩(90度)です。
ちなみに許容度数を3度まで広げれば、火星を頂点に、天王星と山羊宮のドラゴンヘッドを交えたヨッド(60・150・150)が形成。頂点に位置する火星は、木星・海王星と衝(180度)なのでブーメラン(ヨッドカイト)という特殊なアスペクト・パターンが形成されます。
このケースでは、思い込んだ極端な行動に走りやすくなりますので、犯罪やテロにも注意が必要です。また、権力者への挑発や闘争などとともに、ゴシップやデマや勘違いによる噂話、さらには薬物はもちろんお酒のうえでの思わぬトラブルにもご注意ください。
ホロスコープのこの位置は、鳩山首相の太陽とピタリ重なります。
※注) 「今週」という言葉は、1週間ではなく2週間分を指して使っています。

※ご参考に「アスペクトの日本語表記」をアップしています。
※「今週の星の動きを概説」は、1回おきに掲載のため、今週はお休みです。


ホロスコープ

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《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、自分の知識や技能を発揮して仕事を軌道に乗せていく時期を迎えています。
それを安定化させていくためには、クリアしなければならない実務的な問題や組織的な問題など現実面での課題があります。
その一方で、やる気が単なる思い込みやプライベートにおける自堕落な方向に流れる可能性がゼロではないときなので、シビアに仕事の現実をみつめて対処していく意志の強さや決意が必要です。

One-Point ◆ たとえば、願掛けという意味ではありませんが、「○○断ち」といったように、やるときゃ怠惰に流れずにやる! といった集中力を発揮して進めなければならないときです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、相応に見識や実力をもった人でないと、仕事における課題が大きすぎて、心理的に処理できずにパワーダウンしやすいときです。
週末になるにしたがって仲間の手助けも得られにくくなりそうなので、袋小路に行き詰ったように感じることになるかもしれません。であったとしても焦らないことです。
今週は知識や情報を収集したり、広く友人と交流することによって意外な観点からの解決策を創案してみるのもよい時期です。

One-Point ◆ 早い話が今後の人生期は、現実に通用するスキルや実力を身につけていく時期です。そのために学ばざるえないような出来事も起こりますので、その方向でもご検討ください。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、売り言葉に買い言葉といった衝動的な言動に気をつけたほうがよいかもしれません。
今の時期は何かと気が大きくなって大言壮語をしたり、ハッタリもかましやすくなっています。それ自体はかまいませんが、必要に応じて誠意や責任をもつことは忘れないようにしなければなりません。
身近な人間関係においては進展を期待できるときなのですが、自分自身が現実を考えて慎重な対応をとりやすくなっています。

One-Point ◆ 簡潔にいえば、今の時期は夢や理想や気分は大きく、現実的には慎重になりやすいときです。仕事は週末になるにしたがって多忙だとしても、順調な方向に動いていくでしょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、いろんな意味で対人関係に意識や関心をもって対応していかなければならない時期を迎えています。
そのポイントは何といっても自分自身です。運勢期的には新たなスタートの時期に入っていますので、周囲の現実を受け入れながら、自分を合わせていくのが本筋です。
しかし、今は自分の思うとおりに周囲を動かしていきたい衝動的な思いを秘めていますので、そこが噛み合わないと自ら環境の破壊者となってしまいます。

One-Point ◆ それが悪いわけではありませんが、そのあとの対処や対応は、やはり一から出発して学んでいくつもりで、自分を環境に適応させていくようにしなければなりません。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、対人関係の動きが激しく、良し悪しは別にして、身を粉にして対応せざるをえないような事態になりがちです。
パートナーや協同者など相手がしでかした、あるいは逆に呑気なのかイージーにかまえて何もしない相手に対して、打破する対応や協議に追われそうな週です。
自分は充分な情報やスキルは持っているのですが、相手を説得するのは骨が折れる仕事になりそうなので、交渉は一筋縄ではいかないかもしれません。

One-Point ◆ 幸いなことに、やる気パワーや気概はあるので、困難な交渉相手にはアメとムチや情的説得をも含めた、二正面作戦といった絡め手から攻めていくのがよさそうです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、自分らしくスキルを発揮してきたことが必ずしも報われるとはいえず、トラブル含みの結末を迎えやすいときです。
結局のところ、もっと大きな視野からの動きがありますので、いくら小手先の技術や能力を発揮したからといっても、どうにもならないことはあるものです。
そういったことに気づいて、本物の自分自身になっていくことが求められているときなので、腐らずに自己を見つめてください。

One-Point ◆ 問題の渦中にある人は大変でしょうが、今は現実に対応できる自分自身の実体やスキルを再考することによって、自己の内面性をレベルアップしていく人生期だといえます。



今週の星の動きを概説

「今週の星の動きを概説」は、1回おきに掲載のため今週はお休みです。

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