宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
隔週掲載
2週間分の「星のディレクション」

No.888 / 2024.07.29 〜 08.11

「今週の運勢」は、牡羊宮〜乙女宮、天秤宮〜魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「牡羊宮〜乙女宮」は、「今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮」をご覧ください。


● 隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 7月28日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。


NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。


今週の傾向

2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、“分水嶺”のピークがピークを迎えていく“交差”のときです。
“歴史的な大転換”の今週ですが、“歴史の大河”はいつものように滔々と流れますので気づく人は多くはありません。
何かをお感じになられる方は、“分水嶺”のピークは自分自身の“分水嶺”ピークでもありますので、あるべきを“深層”に、いったん“無”になられて過去から未来へと“再創造/再構築”を視野にされるとよいときです。

概 容
古歌にある「山川の 末に流るる 栃殻(とちから)も 実(身)を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ」といった今週です。
その象徴となるのが今週8月4日(日)の新月(ニュームーン)です。
自分自身の“断捨離”によって、新たな時代に生きる“自由”で“個性的”かつ“友愛精神”(和。絆、民度)を伴なった新時代のご自分を目指されるのも、悪くはないときだといえるでしょう。


いずれであっても思い込みや自己主張が強まり意見の対立が起こりやすい今週です。極論や妄想を膨らませやすいこともそうですが、動きたくても動きにくい状況が生じやすく、真逆に過去とは異なる一発大逆転も起こりえるときです。

今週の星の動き

今週は8月5日に水星が乙女宮4度で逆行に転じます。
同日、金星が乙女宮に入宮です。
金星と牡牛宮26度の天王星は矩(スクエア=90度)で、天王星と水瓶宮0度Rの冥王星は三分(トライン=120度)に入っており今後7年近く続きます。
冥王星と天王星の三分=120度に魚宮29度Rの海王星が頂点となり、なんと「土星外惑星」(トランス・サタニアン)による小三角(ミニトライン=60/60/120度)が長期にわたって形成されます。
牡羊宮9度Rのドラゴン・ヘッドと天秤宮9度Rのドラゴン・テールに、山羊宮8度Rのケレスが軸となってT矩(Tスクエア=180/90/90度)が形成されています。
ケレスと乙女宮初盤の水星は三分=120度です。
双子宮中盤の火星と同じく15度の木星は合(コンジャンクション=0度)で、木星は魚宮18度Rの土星と矩=90度です。
両星はドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テールに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。

One-Point ◆ ケレスを頂点としたYOD(ヨッド=60/150/150度)と、金星を頂点としたYOD=60/150/150度が、今週の一時期形成されます。交歓(ミューチュアル・リセプション)はありません。

今週の新月または満月のトピックス

今週は8月4日日曜日が新月です。
獅子宮12度の太陽で、月がジャストの合=0度をとる時間帯は夜8時頃です。
転(クインカンクス、インコンジャンクト=150度)の許容度数(オーブ)を3度ではなく4度をとれば、太陽&月と双子宮の火星を底辺とし、山羊宮8度Rのケレスを頂点としたYOD=60/150/150度を形成します。
ご自分の思うようには行きにくい当日、また新月の前後になりやすいでしょう。

One-Point ◆ パートナーなど相手への深い想いや恋愛衝動が強まり、いざ行動に移そうとしても結果が出にくいことが起こります。通常モードではそういうときで、必死の本気モードの場合はサクセスの可能性が高まります。

《 今週の運勢2/天秤宮〜魚宮 》


【 7.天秤宮 = Sign Libra 】

天秤宮に象意を持つ人は、いろいろと課題を感じる今週で、ご自身の内面性やプライベートなことから、本当の自分自身や理想とする自己像を見出したり、描いていかれることでしょう。
それが人生的にも宇宙的にも、天秤宮に象意を持つ人の今週メインとなる運命方向ですので、長い目でみれば結果オーライといえます。
なので、運勢の良し悪しは考えなくてもよく、天秤宮の未来や将来に必要欠くべからざる課題がもたらされる今週の運勢になります。

【 8.蠍宮 = Sign Scorpio 】

蠍宮に象意を持つ人は、深層の精神意識など、ご自身の内面性やプライベートにおいて“一世一代”といえる変革や転換の人生期に入った昨今で、しばし常態化していきます。
過去の状態がどうこうとかは関係がなく、ご自身がどのように生まれ変わっていくのか、人生やご自身のあり方を一から模索し、唯一の個性化や独自の才能を培い発揮される方向に再スタートしていくとよいときです。
蠍宮のみをみればそうで、ほかに生まれ持つ運勢サイン(宮)によって、詳細や他の状況は個々に異なっていきます。

【 9.射手宮 = Sign Sagittarius 】

射手宮に象意を持つ人は、今週は課題や問題の調整を図るべく、ご自身を目標やターゲットに意識され、果敢に活動されていかれるとよいときです。
というか、射手宮に象意を持つ人の昨今の人生期は、自分自身を対象や目標にされつつ、現状を受け入れ推し量りながら人生の再スタートを模索され新たに構築されていかれるとよいときです。
ちなみに、今週は対外的に人気運や交流運が高まり、知性やコミュニケーションを宇宙の真実となる高い“霊性”や“美しいヴィジョン”を伴ないつつ発揮されていかれることが可能です。

【 10.山羊宮 = Sign Capricorn 】

山羊宮に象意を持つ人は、スゴロクでいえば、今週の一時期“一回休み”といったときです。
理由は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって多少異なりますが、多くの場合、健康上の理由が多く、メンタルのケアを含めて“活動休止”といった状態が起こりやすいでしょう。
公私の問題というか、仕事と同時に家庭やプライベートの課題や、両立を図るようなバランスを意識し対処されなければならないことが、“一回休み”かかわる方もいるでしょう。

【 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 】

水瓶宮に象意を持つ人は、ご自覚に個人差がありますが、“自分自身”を根幹的に見直されて、事情によっては根本的な大変革や意識転換を視野に自己変革を図られていくとよいときです。
歴史的な“分水嶺”のピークの現在にあって、水瓶宮の象意を強く持たれる方ほど、社会にかぎらずご自身の“分水嶺”のピークだからです。
とくに今週8月4日の新月とその前後は“分水嶺”のピークが“ピーク”となる時期を迎えることもあって“理想の自己像”をご認識されつつ進んでいかれるとよいでしょう。

【 12.魚宮 = Sign Pisces 】

魚宮に象意を持つ人は、双魚宮時代の終末だからではありませんが、仕事など対外的な社会活動の停滞が生じやすく、逆にプライベートやご自身の内面の精神世界などを見直されていかれるとよいときです。
美しい“理想の自己像”を目指されつつ、感覚や直感だけでなく理性ももって宇宙の真実に通じる精神的な理想像などです。
魚宮のみをみれば、かように仕事や対外的な社会活動を華々しく行なうというよりも、精神面やパートナーとの理想の関係性や本来の自分自身を思い描いて目標やターゲットとされていかれるとよい今週です。


One-Point ◆ 双魚宮時代から宝瓶宮時代へパラダイム・シフトが進む“分水嶺”のピークの昨今です。課題や問題は避けられません。とくに今週は見えざる世界を含めてそのピークになっています。

*ご注意 : ここに書いた内容は、ご参考に留めおきください。不特定多数を対象にした「星のディレクション」をリーディングしたものなので、個々の出生日時によっては、時期や内容や範囲に個人差が生じます。また、今週の運勢単位では、個人の強い意志は、星のディレクションを超えて作用することが可能です。



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