宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 6月16日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、嵐の前の静けさの期間が終わり、いつ何が起きてもおかしくない“分水嶺”のピークのディレクションのはじまりです。
ご説明は、先週11日にアップいたしました「いよいよ始まる!」をご参照ください。
当該ページのサブに書いたように、冥王星と天王星の三分=120度が、許容度数(オーブ)6度の場合、今週から始まるためです。
◆ 概 容
冥王星と天王星の三分=120度は今後6年間ほど続きます。
その初盤、2026年4月までの2年間が、今年2024年の双魚宮時代から宝瓶宮時代へ移行する“分水嶺”のピークに始まる第一段階です。
冥王星と天王星の三分=120度の今後6年間のディレクション(運勢変化、時代変化)は、主に日本やアメリカなどの権力者をはじめとしたTOPクラスの交代です。
もう一つは、国家の三権や第4権力のマスコミなどかつての既成権力から、一般市民や国民へと時代の“パワー”が移っていくことです。
◆ ただし、現実社会は急激には変われません。まずは、時代の“宇宙波動”が変化していき、徐々に現実が変わっていくのが通常パターンです。が、冥王星と天王星の三分=120度なので、いつ何が起きてもおかしくはありません。
今週は17日に水星と金星が蟹宮に入宮します。
21日の朝6時頃、太陽も蟹宮に入宮するため夏至です。
月末30日に土星が魚宮19度で逆行に転じます。
蟹宮の水星と、山羊宮17度のケレスの衝(オポジション=180度)、また牡羊宮11度のドラゴン・ヘッドと天秤宮11度のドラゴン・テールの衝=180度による大十字(グランド・クロス=90度×4)が形成されます。
前者の衝=180度には、魚宮19度の土星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
水瓶宮1度を逆行中の冥王星は、双子宮6度の木星また牡牛宮25度の天王星の両星と三分(トライン=120度)です。
魚宮29度の海王星と蟹宮に入宮する太陽は矩(スクエア=90度)で、太陽&金星&水星は三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)から連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)へと変化していく今週です。
牡牛宮の火星は、蟹宮に入宮後の水星&金星と六分(セクスタイル=60度)です。
One-Point ◆ 先回に引き続き、今週もYOD(ヨッド=60/150/150度)や交歓(ミューチュアル・リセプション)はありません。
今週は夏至の翌22日土曜日が満月です。
蟹宮1度の太陽で、月が山羊宮1度を通過して、ジャストの衝(オポジション=180度)をとるのは朝10時頃です。
魚宮29度の海王星を軸に、太陽と月の衝=180度を交えたT矩(Tスクエア=180/90/90度)が形成される1日です。
なお、「新リーディング・メニュー」のページを近々アップ予定です。
One-Point ◆ アメリカで6月はイチゴの収穫期に当たるため、6月の満月は「ストロベリー・ムーン」と呼ばれます。日本で露地物のイチゴの収穫期また食べ頃は、3〜4月です。
天秤宮に象意を持つ人は、それぞれに課題はあるものの天秤宮らしい個性や才能また相手や周囲との調和的な関係などを発揮していける今週です。
仕事や対外的な社会活動においてそうなのですが、そこにご自分の想いや言動とは異なる考えやレスポンスもあって、ご自分の精神面や心を無くしたり押し殺すようなことも起こりやすいときです。
先回と同様で、それが“悪い”ということではなく、課題の中から新たな対処方法や関係性を学び見出すことができるときです。
蠍宮に象意を持つ人は、蠍宮の後半(15度〜)とくに終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに、ほぼ決定的に従来の人間関係が激変しやすい人生期を迎える今週です。
愛する人やご家族との深い心の紐帯を求める蠍宮でもあることから、中には人間関係に留まらず、自分自身を根本から変えていくようなことも起こりえる方もいらっしゃるでしょう。
それがどのような内容であっても、良いとか悪いとかいうのではなく、よりいっそうご自分らしく本来の個性を見出していけばよい結果につながっていきます。
射手宮に象意を持つ人は、前半(〜14度)に象意を持つ人をメインにトップクラスの人々との出会いや交流の可能性が高まる昨今です。
また、どこまで自覚できるのかは人それぞれですが、見えない世界や宇宙の真実への意識や興味をはじめ、自分自身を精神的にも社会的にも頂点の極みへと高めるような理想や目標や想いを持ちやすいでしょう。
後半(15度〜)に象意を持つ人もその例外ではないのですが、中盤(10〜19度)に象意を持つ人をメインに、過去にこだわりすぎずに一からの人生の再出発を考えたり意識されるとよい今週です。
山羊宮に象意を持つ人は、ご自分を見失うというよりも、自分らしさを発揮しにくい昨今になりやすいことから、今週は本来のご自分への理想や考えが生じることでしょう。
そういった点を含めて今週中頃以降はとくに、自分らしさを見出していく模索期や検討期またご自身の社会的な使命や責任などが脳裏によぎっていくときに入っていきます。
誰にでもいつかは訪れる「運勢ディレクション」のときで、決してご自身の運勢が悪いとか、マイナスのイメージをご自身に持つ必要はなく、新たな道ややり方などの方途を見出していけばよい転換/発展/成長期です。
水瓶宮に象意を持つ人は、無自覚の方が多いかもしれませんが、基本的に本物や頂点を目指される運勢期に入っていく今週です。
奥深い情動に基づいて、ご自分らしい本物の個性や独自の才能などを視野に発出していける運勢期ともいえるものなので、要はドロドロした思いや情念に陥ることなく、宇宙の真実に通じるような高い精神性や霊性面をキープしていかれるとよいときです。
逆に言えば、そのような内面の精神性や自意識の持ち方や言動次第で、この後の人生期の運勢は180度にも両極端に変わることがあるときです。
魚宮に象意を持つ人は、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに周囲の現実が見えてきて、ご判断を間違いにくくなったり、中にはスピリチュアルな夢から覚めるような方もいらっしゃるでしょう。
うまくいけば、ご自分の夢や妄動また感覚とは異なる考えをキャッチされることが可能な昨今で、ご自分とは異なる考えやスタンスから、客観性を持たれて検討されていかれるとよいときです。
主観的な感覚や夢を見るのは楽しく、それ自体は個人的には悪くはないのでご自由にされていいのですが、仕事や社会活動など周囲や他人がかかわる分野やケースでは客観性も必要で、それができる昨今の人生期です。
One-Point ◆ “分水嶺”のピークのディレクションが今週から始まります。ふだんは深く静かに潜行して働き、火山の大爆発のようにいつ表層化して変化がもたらされてもおかしくない転換期に入った今週です。
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