宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 1月28日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週は、先回「今週の運勢#861今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮」にも書きました“分水嶺”のピークの2024年のはじまりです。
とくに今週は宝瓶宮時代らしく、独自の考えや思いを持たれて個々に言動する傾向が強まります。
ご自分が良しとされ理想とする立ち位置や方向性はお互いに異なりますので、齟齬が生じやすいときです。
◆ 概 容
誰かの指示や命令によって十把一絡げに「こうしなければならない」という時代ではないし、各自が主体的に異なる思いや考えまたスタンスをもって意見を出し、“調和”していくことで新たな道や発見また方途が生まれていきます。
でなければ“対立”するしかありませんが、いずれであっても、お互いに異なるスタンスが際立つ今週ですのでそこから新たに進めばよいときです。
One-Point ◆ 個人主義的な西洋人は、考えや信仰は一人ひとり異なるといった前提をもともと持ちます。日本は全体主義的な傾向が強いのですが、考えの違いをどうとらえて対処していくか意識を向けられるとよいでしょう。
今週は2月7日にケレスが山羊宮に入宮します。
ケレスは魚宮26度の海王星と矩(スクエア=90度)です。
先週末27日に牡牛宮19度で順行に戻った天王星は、山羊宮の金星や火星と三分(トライン=120度)です。
金星また火星は、牡羊宮19度のドラゴン・ヘッドと天秤宮19度のドラゴン・テールとの軸となってT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
これに水瓶宮の太陽が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
太陽と天王星は矩=90度です。
水星と水瓶宮0度の冥王星は合(コンジャンクション=0度)です。
魚宮6度の土星と牡牛宮7度の木星は六分(セクスタイル=60度)です。
One-Point ◆ 今週は、交歓(ミューチュアル・リセプション)はなく、動きの早い月が瞬間的にとるケースを除いてYOD(ヨッド=60/150/150度)もありません。
「アスペクト完璧講座」第9回のテーマ「大三角(グランド・トライン=120度×3)」は25日以降31日にお届けする予定です。
今週は2月10日土曜日が新月です。ジャストの時間帯は朝8時ごろ、水瓶宮20度の太陽と月の合=0度です。
One-Point ◆ 「アスペクト完璧講座」2024年2月第10回のテーマは「大十字(グランド・クロス=90度×4)」です。“大凶座相”という解釈は宝瓶宮時代が進むほど現実にそぐわなくなります。
天秤宮に象意を持つ人は、直截的にいくぶん極論して申し上げますと、うまくいかない中でも、メキメキと思考をフル回転させて、理想の自己像を新たに見出そうとされていくことになる今週です。
週末(2週間分)になるほど強まっていき、深層の精神意識(霊性、深層心理)を伴いつつ、過去にこだわりすぎずに再出発を期していくとよいときです。
天秤宮に象意を持つ平準的な人はそういうことで、個々に持つほかの「運勢サイン(宮)」やアスペクトの影響によっては千差万別になっていきます。
蠍宮に象意を持つ人は、端的に申し上げますと、思い通りにいかないことも多く、目上や上司とぶつかることもあ、イージーかつ前向きに転職を考えることも多い今週です。
本質的に“魂の成長”といった目的から申し上げますと“分水嶺”のピークの2024年に当たって「深層の精神意識」(霊性、深層心理)を見直されて、事情に応じたステージアップを図っていく一大転換期です。
また、奥深い宇宙の真実にコミットできるのも蠍宮の特徴ですので、奈辺からヒントを見出されるのもよいでしょう。
射手宮に象意を持つ人は、華々しく社会活動を展開していくというよりも、ご自身の内面性やプライベートまた理想の自己像に意識やご関心を持たれていかれるとよい今週です。
射手宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」によっては、このかぎりとはなりませんのでそちらも併せてご参照ください。
いずれにしましても、ご自身の実状や日常生活に意識を向けやすいときになっていますで、周囲の現実を受け入れつつ、過去にこだわりすぎずに人生の再スタートを模索されていかれるとよい今週また“分水嶺”のピークの2024年です。
山羊宮に象意を持つ人は、プライベートなご自分への意識やご関心が強まる今週また昨今です。
山羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」やアスペクトによって異なりますが、プライベートと仕事や社会活動とのバランスが必要になるなど、多少の課題は伴ないますが、前半(〜14度)に象意を持つ人は情愛をもって動かれることになる今週で、後半(15度〜)に象意を持つ人は実利的な計算や勘定による変化を伴なう今週です。
いずれも、ご自身のことに意識や思いまたご関心が集中しやすい昨今なので、対人関係や仕事に関しては、山羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」のほうがご参考になるでしょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって、イージーだったり、ご自身の見直しを迫られたり、その両方となる昨今の運勢期です。
アバウトながら区分して申し上げますと、初盤(0〜9度)をメインに前半(〜14度)に象意を持つ人は課題や問題が生じていても、良し悪しはともかくイージーに「何とかなる」と感じやすいときです。
一方、中盤(10〜19度)に象意を持つ人を含めて後半(15度〜)に象意を持つ人は、ご自身を一から見直されて生まれ変わる心積もりでいかれるとよい昨今の人生期で、双魚宮時代から宝瓶宮時代へ“分水嶺”のピークに呼応されていくことです。
魚宮に象意を持つ人は、中盤(10〜19度)を含めて初盤(0〜9度)に近く象意を持つ人ほど、仕事や社会的な活動が元の状態に戻っていく流れにあって、現実を見据えた動きがいっそう可能になっていきます。
一方、終盤(20〜29度)に象意を持つ人であっても、今後は徐々にながらも、そのような傾向が出てきますが、昨今の人生期はご自分でも気づかずに“事実誤認”や“勘違い”をされていることも多く、であっても他者やビジネスとかかわらなければ“夢”を見れる“幸せ”な人生期です。
ですが、そのぶん現実社会で他者とのかかわりやビジネス・シーンでは、地に足を着けてご注意が必要な人生期になります。
One-Point ◆ すべての星が、山羊宮〜牡牛宮までの5つのサイン(宮)に集中する今週です。運勢的に偏りやすくなりますので、プライベート優先か仕事など対外活動の時期なのか、運勢的には推し量るとご判断がしやすくなるでしょう。
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