宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
隔週掲載
2週間分の「星のディレクション」

No.794 / 2022.10.10 〜 10.23

● 隔週日曜日に更新予定です。
※2022年10月 9日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

今週の傾向

2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
時代の流れの転換期となる今週です。
気づく気づかないはともかく、星の動きからご説明をさせていただきます。
ちなみに、根本に立ち返って、「星の動きが、何で地上と関係あるの?」という方もいらっしゃるかもしれません。
「アナログ時計の針の動きから、何で時間が分かるの?」というご質問のお答えと同じようなものなので、何卒ご了承をいただきたく存じます。

概 容
宇宙はもちろん、秩序だった太陽系の星の動きの背後には、時間や位置関係とともに変化する「宇宙波動エネルギー」(仮称)が時空を超えて伴なっています。
宝瓶宮占星学のホロスコープは、それを「基本三数」によって解釈しリーディングするものです。
そこからみたときに、先週末の10月9日、冥王星が順行に戻ることによって、今週またそれ以前を含めた昨今あたりからは、新時代への歴史の大河の流れが再び活性化しています。
相対的に、これまでの時代の逆流が次第に弱まっていく転換期の今週です。

One-Point ◆ 個人的にも、社会的にも、これまでの“支配/被支配”の動きに反する心の中の想いや、社会的な言動が次第に強まっていき、表層化していくことになります。それは今後の大きな動きといった流れになっていくことがリーディングできます。

今週の星の動き

今週は11日に水星が天秤宮に再入宮します。
23日の19時半頃に太陽が蠍宮に入宮です。
同日、金星も蠍宮に入宮し、水瓶宮18度で土星が順行に戻ります。
土星と、週末を除く太陽&金星、そして双子宮の火星は、大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成します。
同時に土星が軸となって、牡牛宮の天王星&ドラゴン・ヘッドと蠍宮のドラゴン・テールとのT矩(Tスクエア=90/90/180度)が今週も形成されます。
太陽&金星は、山羊宮の冥王星と矩(スクエア=90度)で、火星は、牡羊宮の木星を交えてもいいのですが、魚宮の海王星と矩=90度です。
今週前半の水星と木星は衝(オポジション=180度)です。
乙女宮のケレスはノーアスペクトです。

新時代&奥義講座ニュース

新時代 Vol.9「水星編-蠍宮」は、「すべての鍵をにぎる蠍宮」に続き、「蠍宮+水星がもたらす真実」も併せてご参照ください。
ホロスコープ・マスター奥義講座のトップページ「奥義講座」のご案内」をリライト・アップいたしました。

One-Point ◆ →「講座お申込みフォーム」は、いつものこちらのページになります。

《 今週の運勢2/天秤宮〜魚宮 》


【 7.天秤宮 = Sign Libra 】

天秤宮に象意を持つ人は、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに、よくも悪しくも自分意識が高まり、恋愛モードやご自身の美意識モードが強まる今週です。
また、ご自分らしい魅力が高まり、ホロスコープ(出生天球図)の状態に応じて、相応のモテ期や異性運がアップする今週なので、立ち居振る舞いやおめかしなどにいっそう気を配られるのもよいでしょう。
ただ、ご自身が何をどうされたいのか、主体的な意識が重要なときになっていますので、誤魔化すことの出来ない現実をみられて、慎重かつ客観的にご判断をされるとよいときです。

【 8.蠍宮 = Sign Scorpio 】

蠍宮に象意を持つ人は、懸案交じりの情愛や恋愛運また異性への想いや言動が、週末になっていくほど強くなってまいります。
運勢的な良し悪しに関係なく、アチラを立てればこちらが立たずといったような二律背反的な状況や出来事の運勢期ですので、絶妙なラインを見定めて、ご対応される必要が生じるむずかしいときともなっています。
そうでなくても、昨今は人間関係の変化が生じやすい転換期にあって、今週また昨今は恋愛や異性関係が絡みやすいので、安定を願うのであれば、自己主張はほどほどにされるほうがよいときです。

【 9.射手宮 = Sign Sagittarius 】

射手宮に象意を持つ人は、大筋では情報収集や知的関心や人々との交流といったコミュニケーションが高まる先週から今週前半です。
射手宮の初盤(0〜9度)また前半(〜14度)に象意を持つ人は、ご自身で気づきにくいこともあり、対外的なお仕事や活動でケアレスミスや物忘れが比較的ながら起こりやすいときなので、重要なことはメモをしておきましょう。
一方で、終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、異性関係が安定したり、一つの結論が出るときで、念のために“事実誤認”にご注意をされて、慎重に実状を見極めてご対応されるとよいときになっています。

【 10.山羊宮 = Sign Capricorn 】

山羊宮に象意を持つ人は、調子がよく、思いどおりだったりスムーズに進む異性関係や自己の理想像の側面と、反対に課題含みで難航するプライベートと仕事といった両方の側面が併存する今週です。
両側面の出来事を混同せずに、ケース・バイ・ケースで見極めていかれることが必要なときです。
アバウトながら、異性関係や恋愛また情愛の分野は、倫ならぬ関係を除いてスムーズにいきやすく、ご自身の独自的な言動や才能の発揮、また仕事に関しては、相応の課題が生じやすくなっていますので、山羊宮らしく慎重で客観的にご判断ご対処されるとよいときです。

【 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 】

水瓶宮に象意を持つ人は、良くも悪しくも課題を伴いやすい運勢期にある今週また昨今になっています。
たとえば、うまくいって発展が望める反面、そこにはご自身の思いとは異なる課題が待ち受けていたり、複雑ですが、そうかと思えば課題の中にも新たな方向性や理想が望めるなど、複雑多岐な今週また昨今です。
今週は、水瓶宮のどこに象意ポイントを持たれるかで異なりますが、後半(15度〜)に象意を持つ人をメインに、ご自身に意識を集中されつつ客観的に現状をかえりみられて、主観にとらわれずにご対処の方向性を見出されるなど、細かに気を遣われていくとよく、またそれが必要なときです。

【 12.魚宮 = Sign Pisces 】

魚宮に象意を持つ人は、概ね、前半(〜14度)に象意を持つ人をメインに方向性がみえにくいことが起き、後半(15度〜)に象意を持つ人は今一つやる気がなかったり活力的になれないことが起きそうです。
表面的にはそうであっても、深層の精神意識面を見直されて現状認識を図るなり、新たな理想の自己像を想い描いて気分を一新されるなり、内面性の新生を試みたりされるとよく、基本、実際的な異性関係に心が向かう今週です。
魚宮的にはそうであっても、生まれもつ象意ポイントによっては、魚宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が対外的な仕事面や対人関係面をメインに出やすい今週なので、必要に応じてそちらもご参照ください。


One-Point ◆ 誤魔化すことが出来ない現実面においては、スムーズに思いどおりにはいかない課題が、案外と恵まれる異性関係とはウラハラに生じる今週です。単純に両者を混同したご対応やご判断はできない時期なので、どちらか一方的に決め付けずに、広い視野をもたれて、慎重に見極めていかれるとよい転換期の今週また昨今になっています。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2022 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.