宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年11月30日アップ
今週は、12月5日に水星が射手宮に入宮します。
8日は火星が天秤宮に入宮です。
その火星は、山羊宮の金星と三分(トライン=120度)で、金星は、蟹宮の木星と衝(オポジション=180度)です。
木星は、蠍宮の土星と三分(120度)です。
射手宮に入宮した水星は、牡羊宮の天王星と三分(120度)で、魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)です。
天王星と山羊宮の冥王星の矩(90度)、および土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは継続中です。
Point ◆ 12月に入って、「2014年の国家ディレクション」に書いたようにお正月前後の最初の大十字(グランド・クロス=90度×4)が近づいてきました。
中国の手前勝手な防空識別圏の設定もあって、今週も中頃を過ぎたあたりから緊張状態が高まって、週末や12月末が近づくにつれて漸次、エスカレートしていくことになります。
その分といってはなんですが、日本人として自分がどうあるべきか意識や自覚や闘争心が高まったり、逆に恋愛感情も強まりそうです。
比較的穏やかなのは、今週前半あたりまでになるかもしれません。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、特に初盤に象意を持つ人をはじめとして、昨今の人生期の中にあっても、逆にファイトを燃やして、自分らしい生き方や、自分の理想像を見出していくような今週また来週になっていきます。
その分、良し悪しはともかく、頑なに自分の意見や考えも通しやすい人生期にありますので、人間関係や組織関係の在り方を自分なりに判断して、訣別すべきは決別し、新たに関係を結ぶべきは関係を深めるといった変化が起こりやすくなりそうです。
ただし、12月以降は自分のみはもちろんのこと、どれか一方に偏らない判断や右も左も上も下も、多方面を見据えた慎重な判断や思索で進んでいくとよいでしょう。
One-Point ◆ 簡単にいえば、今後しばらくは見識や実力が必要で、本物かどうかが試されたり、本物に向かうときなので、ここしかないといった針の穴を通すような決断が求められていきます。
蠍宮に象意を持つ人は、傲慢やワンマンになるのは避けなければなりませんが、もはや自分は高尚なレベルに変わったと考えていくのも面白いでしょう。
高い精神意識を持つ人ほど、シビアに現実を把握しつつも、ビジョンを持っておおらかに、また楽観視しつつ前向きにも取り組めるときなので、いわば怖いものなしと思ってしまうときにもなります。
場合によっては天下をとったかのように、または天下をとれるかのように思うこともあるときですが、その実現には、やはり実るほど垂れる頭が必要で、また非道によらず王道によって成していくことが絶対条件です。
One-Point ◆ 特に蠍宮の前半に象意を持つ人をはじめとして注意しなければならないのは、上述の一方で、事実誤認や現実錯誤の可能性のあるディレクションも、同時に受けていることです。
射手宮に象意を持つ人は、ともすれば自分の意識にはまり込みやすい人生期なので、客観的に自分を見直していくことが必要ですし、それができる昨今また今週となっています。
自分の見識や実力のレベル、またこれまでの人生が、結果として現われる時期にありますので、ビジョンや思い込みを排して、自分の現実のみから判断してみるとよいでしょう。
その結果、今週は、間違った考えや主観的な思いを持ちやすい一方、新しい斬新なアイデアや、画期的な考えも見出せるときなので、正しく見直した人ほど、後者のディレクションを活かせるようになります。
One-Point ◆ 反対に、自分を客観的にチェックできないまま、新たな考えやビジョンを主観的に描いた場合、どこか事実誤認や現実錯誤をして、考えや方向性を誤らないともかぎらない今週です。
山羊宮に象意を持つ人は、昨今の自己変革の人生期の中にあって、今週また今月は仕事や活動が活発化するなど、社会において自分自身を発揮していけるときになります。
ただ、単純に分けていえば、年齢が若い方ほど、そうであっても俗にいう「試練」とは紙一重のときなので、本物になるべく自分の本領が試されているときといえるでしょう。
一方、相応に人生経験を積んでおり、見識や実力も身に付けたご年配の方であれば、逆に、人脈をも活用しながら、課題や問題解決に向けた本領発揮のときとなっていける時期です。
One-Point ◆ いずれも、山羊宮の後半に象意を持つ人は、自分の魅力や想いが高まり、良し悪しはともかく異性へのアクションを取りやすくなるか、少なからず恋愛機運が高まるときになります。
水瓶宮に象意を持つ人は、自分のスキルを広げたり、能力を拡大していった人ほど、今週はそれが実って、仕事での活躍や、責任ある立場を与えられるなど、結果につながっていきます。
ただし、一様でないのは、水瓶宮のどこにディレクション・ポイントとなる象意を持つかによっても、また生まれ持つホロスコープ(出生天球図)の状態によっても、今週の運勢は千差万別になることです。
まとめて書けば、悪くはないのですが、今ひとつ噛み合わない複雑なディレクションを受けていますので、最後は、意志を強く持った人が今週は運勢を回していけるでしょう。
One-Point ◆ いずれの場合であっても、今週は、水瓶宮らしいオリジナリティーのある特異な考えや、画期的な独自のアイデアを培ったり、発揮してコミュニケーションをとっていきやすいときです。
魚宮に象意を持つ人は、相反するディレクションを受けている人生期なので、混乱しないように注意しなければなりませんが、高い見識や優れたインスピレーションによって、どんな事態にも対応していける今週また昨今になっています。
念のために、我知らず招きやすい事実誤認や現実錯誤には、最大限の注意を払わなければなりませんが、独自の画期的なアイデアや、培ってきたスキルが、仕事や社会的な活動で思わず役立つときになります。
ケース・バイ・ケースで、前向きや楽観的にとらえたり、逆に、慎重さをもってシビアに現実的にも行動できるときなので、自分自身が主観的に思い込みすぎないようにすれば、いずれも活かしやすくなります。
One-Point ◆ 上述は、魚宮のどこにディレクション・ポイントを持つかで、どのディレクションを強く受けるか、人によって微妙に変わってきますが、多かれ少なかれ意識していくとよいでしょう。
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