宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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このページは「2014年のライン・ホロスコープ」の続編です。
周辺国に対する来年の「星のディレクション」をお届けいたします。
冥王星を含む大十字(90度×4)をはじめとした影響の有無です。
海上自衛隊の救難飛行艇「US-2」。
●第1稿 : 2013年 9月21日アップ
※暫定アップのため、近々、部分的にリライトする可能性があります。
※追記:2013.09.23 一部、字句の校正と、説明の追加を行いました。
内容は変わりません。
冥王星、天王星、木星、火星による大十字(グランド・クロス=90度×4)は、来年2014年1月前半そして4〜5月頃に形成されます。
特に4月23日は、それぞれの星が山羊宮13度、牡羊宮13度、蟹宮13度、天秤宮13度と、キレイに見事な大十字(90度×4)を形成します。
細かな星の動きは省くとして、2014年の星の動きは、日本をはじめとする周辺国にどのような「星のディレクション」を投げかけるのでしょうか。
「星のディレクション」というのは「当たる・当たらない」は関係がありません。
「間違いなくそうなる」という「星のディレクション」のときもあれば、個々人や人間の動き次第では、極論すれば正反対の出来事を招来する「星のディレクション」のときもあるからです。
そこにおいては、個々人の判断や人類の英知が試されることになります。
すでに宝瓶宮時代が1989年から正式に始まっていますので、当然ながら、最近はその傾向が強まっているのです。
昔のように大三角(グランド・トライン=120度×3)は「大吉座相」、大十字(90度×4)は「大凶座相」というような単純な「吉凶解釈」は当てはまりにくいのです。
宝瓶宮時代が始まったら何故、そういうことが起きるのかは、機会があればご説明を差し上げます。
そういったことからも来年2014年の冥王星を含む大十字(90度×4)は、「1999(年)の7の月にアンゴルモアの大王」による人類滅亡といったノストラダムスの大予言で騒がれたような「人類滅亡」などバカげた出来事は起こりません。
ただ、今回は、この大十字(90度×4)のディレクションによって、仮に実力行使にまではいかないにしても、一部の個人や関係各国の間に「緊迫状態」が高まります。
人間の判断や行動次第ではですが、局地的な「戦闘(戦争)」の可能性もゼロとはいえない「星のディレクション」です。
早ければ今年2013年末、つまり12月前後からそのような兆候が現われる可能性は出てきます。
長ければ、そこから来年2014年4月〜5月前後をピークとして、約半年間以上も「緊迫」した状態が続くことになります。
問題は、関係各国による対応です。
そこそこの確率で、どのような出来事が起こるのか予測することはできます。
ただ、具体的に書きすぎると、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の占いの域に入ってしまいます。
One-Point ◆ 2014年の大十字(90度×4)が個々人にもたらす影響は、ここでは省略させていただきます。そこまではご紹介しきれないディレクションだからです。ご本人が生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって、どんなディレクションになるかは千差万別ですし、かつデリケートな問題があるためです。
地球から見て、太陽系の星々がとる角度のことをアスペクト(座相、位相)といいます。
星が象わす「Aspect=局面、様相」ととらえてかまいません。
大十字(グランド・クロス=90度×4)は、4つの星がちょうど十字型に位置することをいいます。
ただし、占星術では、6度や8度差など、それぞれに許容される度数があり、その範囲内であればアスペクトとして成立いたします。
そのアスペクトの種類や位置や、構成する星によって、さまざまな意味内容を読み取ります。
西欧や中近東、アフリカや中南米の国々に対しても、大十字(90度×4)のディレクションは同様に働きます。
必要があれば触れますが、ここでは日本をはじめとした近隣諸国に対する「星のディレクション」をメインにご紹介してまいります。
そのうえで、予測される事態(出来事)の一部も、あえて書いてまいります。
その前に、前提としてご理解をいただきたいことがあります。
「日本は何座宮?」に書いたように、1つの国家には、3つほどのサイン(宮)が働いています。
日本の場合、民族性は「魚宮」、国体は「水瓶宮」、現体制は「牡牛宮」の3つです。
ここでいう「民族性」は、その民族が滅びないかぎり変わることはありません。
「国体」も類似で、その民族の成り立ちにかかわりますので、多少、国家形態が変わったくらいでは変わりません。
しかし、「現体制」は案外と、時代によってコロコロと変わります。
日本を一例に挙げれば、江戸時代の現体制は「武家諸法度」によって規定されており「乙女宮」です。
多くの人がイメージしている武士の時代とは異なり、やや失礼な言い方になるかもしれませんが、乙女宮の象意に基づく「小役人的(官僚的)幕藩体制」が江戸時代の体制の本質です。
小説やドラマの「サムライ」のイメージを離れて、徳川幕府の実態をよくみれば、そのような本当の江戸時代の姿がみえてきます。
次に、大政奉還がなされた明治維新後、明治、大正、昭和前半の敗戦までの現体制は、「大日本帝国憲法」によって規定されているために「射手宮」です。
鎖国的な幕藩体制から一転、「文明開化」「和魂洋才」と広く海外に目を向け、日本が西洋列強に並ぶアジア唯一の国家に成長発展していった時代です。
西洋諸国に支配されたアジア植民地など、海外にも足を伸ばし、国の守りと同時に、西洋からアジアの自由解放へと進んだ時代です。
「海外」や「拡大」また「自由」が、射手宮に通じる象意であることを知れば、うなづけるでしょう。
敗戦後、日本の現体制は、現在の「日本国憲法」や占領からの「独立」によって規定されてきたために「牡牛宮」に変わりました。
それが「日本は何座宮?」にも書いたとおり、戦後の日本が、またたくまに世界第2位の経済大国に発展してきた理由です。
宝瓶宮占星学によらなくても、西洋占星術で「牡牛宮」がどんな象意を持つのかご存じであれば、豊かで快適な暮らしや物質的繁栄や生活を満喫できるようになった戦後日本の姿は、まさに「牡牛宮」の象意とピタリ一致します。
One-Point ◆ 前置きが長くなりそうなので、前提を結論的に書いておきます。このページは周辺国の「現体制」に対する星のディレクションのみをご紹介いたします。「民族性」や「国体」にも星のディレクションは働くのですが、すべてをご紹介すると複雑で、かえってご理解しづらくなります。必要に応じて補足するにとどめますので、以下、前提として含みおきください。
アメリカの現体制は「蟹宮」です。
蟹宮から見た2014年の大十字(90度×4)の配置は、上図のようになります。
※
木星が合(コンジャンクション=0度)。
火星が下方矩(ロウアー・スクエア=90度)。
冥王星が衝(オポジション=180度)。
天王星が上方矩(アッパー・スクエア=90度)です。
※
何を意味するかは書けますが、戦略的に書かないほうがよいこともあるのです。
ここでは省略させていただきます。
いずれにしても、アメリカの転機になることに間違いありません。
日本の国防的自立と東アジアでのリーダーシップが必要です。
最初に、アメリカと中国をご紹介いたします。
アメリカの現体制は「蟹宮」で、中国の現体制は「天秤宮」です。
蟹宮も天秤宮も、2014年の大十字(90度×4)に含まれるサイン(宮)です。
両国とも「緊迫」した状態にかかわるようになるのは同じですが、受ける星のディレクションは相応に異なってきます。
左の欄外に、関係各国の「現体制」からみた大十字(90度×4)の星の配置を掲載しておきました。
西洋占星術、厳密には宝瓶宮占星学をご存じないと意味がないのですが、一応、ご参考です。
IDとパスワードが必要な「レクチャールーム」から、特別記念にあたり一般向けに開放した「アメリカと中国のサイン(宮)は何?」にも書いていますが、アメリカの民族性は「射手宮」で、国体は「水瓶宮」、現体制は「蟹宮」です。
そのサイン(宮)の配置からは、アメリカは世界の「自由民主主義」を守らざるをえない独自の「宿命」を持つ国家であることが分かります。
それゆえに、宝瓶宮時代の「運勢」はアメリカとともにあるのです。
もちろん、最終的にどういった選択をするかは、アメリカの「自由」です。
もし、アメリカが、モンロー主義のような自国一国主義の政策や外交姿勢を取り続けた場合、次第に時代の「運勢」から見放され、衰退していきます。
そのアメリカの現体制を象わす重要な「蟹宮」が、来年2014年の大十字(90度×4)の一角を占めるために、直接的に「緊迫」したディレクションが働く渦中の一国となり、大袈裟にいえば、世界の「自由」を守れるか守れないか正念場を迎えます。
今年2013年後半〜来年2014年前半は、木星が蟹宮に合(0度)をとってトランシット(運行、経過)していますが、木星だから「幸運」とはかぎりません。
そんな「吉凶判断」をまだしているのであれば、実際に実占研究をしていない素人同然の初心者です。
たとえばですが、個人をみても、木星が合(0度)のときに「自殺」した人は案外と多いのです。
また、宝瓶宮占星学の「新ホラリー占星学」からも、木星が合(0度)や三分(120度)をとった日時に、大きな事件や事故が起きています。
お話を戻しますと、アメリカが2014年の国際情勢を安易にとらえ、楽観的な判断を繰り返すと、事態は悪化します。
シリアへの攻撃が行なわれるかどうかわからない現時点(2013年9月20日)ですが、アメリカは楽観的な判断に傾いており、未だ攻撃を躊躇しています。
昨今の星のディレクションからいっても、戦いの常道からいっても「宣言」したらすぐ攻撃しなければ効果が薄いのは当然で、他に狙いがあったのならともかく、「宣言」して躊躇するオバマはマヌケです。
もはや、時を失した感さえあります。
要は、星のディレクションからは、早いほうが世界の反対も、両者の被害も少なくてすんだのです。
結局、オバマ大統領の現在の「運勢」もあって、アメリカは決断しきれないのです。
アメリカが、世界の「自由民主主義」を守るために決断すれば、そこには「運勢」が伴うのです。
まあ、どちらでもいいのですが…。
今年2013年末以降、遅ればせながら…の場合、来年2014年後半から再来年2015年ともなると、もはや新たな「自由」の秩序に向けて、アメリカは次第に動き出さざるをえません。
目を醒ますのが遅いとしても、それも歴史です。
One-Point ◆ 幸いアメリカの「国体」は、日本と同じ「水瓶宮」です。昨年2012年10月以降から来年2014年の「国体=水瓶宮」に対する星のディレクションは、世界的プレゼンスを確立する方向で働いています。日本もアメリカも、存在価値を世界に示しやすい現在です。ただ、オバマ大統領の現在の「運勢」が問題で、来年の2014年の後半になれば、徐々に持ち直しはじめるとしても、本領発揮は再来年2015年以降になりそうです。
中国の現体制は「天秤宮」です。
天秤宮から見た2014年の大十字(90度×4)の配置は、上図のようになります。
※
火星が合(コンジャンクション=0度)。
冥王星が下方矩(ロウアー・スクエア=90度)。
天王星が衝(オポジション=180度)。
木星が上方矩(アッパー・スクエア=90度)です。
※
少し解説しておきます。
曲者は火星の合(0度)と天王星の衝(180度)で、頑なになり、かつ戦闘的になります。
「威嚇」は当然で、それゆえ「緊迫」した状態をもたらします。
しかし、木星や冥王星の矩(90度)によって、もし国内的にも国際的にも、「武力」や「軍事力」による「拡大主義」、つまりは無法な実力行使に出た場合、中国は現体制の「やり直し」を、天運によって一発で余儀なくされやすくなります。
では、もう一方の渦中の国、中国はどうなのでしょうか。
中国の現体制「天秤宮」に働く今年2013年や来年2014年を含めたここ数年間の星のディレクションは、かなり複雑です。
まず大前提として、いつ現体制を一からやり直すことになってもおかしくない「星のディレクション」の渦中に、昨今の10数年間ほどあります。
これは強力なディレクションながら、深く静かなので、他の星の動きを交えて総合的に判断しなければ、いつ表に現われて起きるかは特定できません。
当然、「天秤宮」を含む来年2014年の大十字(90度×4)によって、目に見えるカタチで起こる可能性はあります。
実は、起こっているように見えなくても、内面的に現体制の「やり直し」が働くディレクションなので、すでに深く静かに起きているのですが、表面的な出来事として華々しく現われていないので、確認しにくいだけなのです。
いずれにしても、来年2014年は中国の国内外にも、より以上の「緊迫」した状態が訪れます。
もう一つ、現在の中国の現体制には、「拡大主義」のディレクションが働いています。
このディレクションは、国内的に「自由拡大」の出来事として現われた場合、現体制の「やり直し」をうながす出来事として緊迫度は高まります。
ただ、現時点では、対外的な「領土拡大」や「活動範囲の拡大」のディレクションとして現われている傾向が強く、それは皆様もご存じのとおりです。
俗にいう「確信的利益」を求めて、海洋進出や軍事力増強、さらにはネット空間や宇宙空間に、中国の進出をうながすディレクションとしても働いているのです。
来年2014年前半の大十字(90度×4)のディレクションは、この「拡大」のディレクションの「締め」としても訪れる分岐点になります。
中国もまた、土壇場なのです。
早ければ、今年2013年末から、遅くとも来年2014年4月〜5月前後をピークに「武力」や「軍事力」にかかわる「緊迫」した状態を国内外にもたらす出来事が生じてもおかしくありません。
一例を挙げれば、1989年「天安門事件」に類似した軍部等による武力的制圧が再び生じるか、あるいは現体制に対する人民もしくは軍部の反発が、最悪「軍事クーデター」まがいの現体制の「やり直し」を招来する可能性も捨てきれません。
国際的には、日本をはじめとする近隣国との「緊迫」した状態が起こりえる可能性で、いつ「戦闘状態」へと進まないともかぎらない攻撃的かつ衝動的なディレクションとして中国に働きます。
各国の反発も大きい時期なので、一筋縄では「戦争」までは進められないと思いますが、「緊迫状態」のまま星が動いて、ディレクションを脱すれば、それもありでしょう。
いずれにしても、「緊迫」した状態が実際の「戦闘状態」に発展するかどうかは、国のトップだけではなく現場の人間の判断も小さくありません。
ただ、宝瓶宮時代が始まった昨今では、大きな「戦争」は難しくなっています。
先の双魚宮時代の末期、2度の世界大戦とその後の第3次世界大戦ともいえる東西冷戦を迎えた20世紀とは異なり、宝瓶宮時代が始まった21世紀、とくに中盤までは戦争は起こしにくいディレクションの時代なのです。
国際的にはそうでも、人民が武力を持たず、言論の自由もない独裁国家内では、武力弾圧という「戦闘」は、国が自由化するまで起こりえます。
現在、中国人民には、来年2014年年内まで、自分を取り巻く「現実」がはっきりと見えてくるディレクションが働いています。
つまり、現実をみて行動していける期間でもありますので、「自由解放」がトクだと理解すれば、いつでも現体制の「やり直し」へと動きます。
早ければ2014年後半以降、実際的には再来年2015年以降、良し悪しはともかく、中国は、いずれかの「自由」と「拡大」を現実化していくことになります。
One-Point ◆ 来年2014年の大十字(90度×4)のディレクションによる出来事を契機に、その後、中国は「自由」と「発展」と「拡大」のディレクションに入ります。それが現在の一党独裁のまま「傍若無人」に世界侵出として行なわれるのか、それとも現体制の「やり直し」のうえに立って、国民による「自由解放」として行なわれていくのか、中国もまた正念場の2014年です。
日本の現体制は「牡牛宮」です。
牡牛宮から見た2014年の大十字(90度×4)の配置は、上図のようになります。
直接、大十字(90度×4)そのものにはかかわりません。
主なアスペクトでは、冥王星のみが上三分(アッパー・トライン=120度)です。
大十字(90度×4)のディレクションによる、最悪、「尖閣上陸」のシナリオを考えてみましょう。
そうなると「東洋のキューバ危機」状態です。
かつてケネディーは、核戦争も辞さずといった態度で接し、逆にソ連を退け「キューバ危機」を脱しました。
オバマはケネディーになれるでしょうか。
もし、オバマが周囲に耳を貸さず、中国の「尖閣上陸」を「安易」に見送った場合、それは「尖閣」ひとつにとどまりません。
「現代のターニングポイント」の欄外にも書いたように、次は先島諸島です。
沖縄・日本や台湾に心理的な揺さぶりをかけ、アメリカは戦略的後退を余儀なくされます。
安倍政権であれば、それも一筋縄ではいかないでしょう。
それだけに、中国の隠れた息がかかったマスコミや財界人、また一部の国会議員や官僚は、安倍つぶしにやっきです。
日本の現体制は「牡牛宮」です。
2014年の大十字(90度×4)に直接、関与するサイン(宮)ではありません。
だからといって無関係とはならないのです。
「ホロスコープの三要素と時間軸:フレームワーク入門」にも書いたように、宝瓶宮占星学の「フレームワーク理論」から、同盟国のアメリカや隣国の中国が大十字(90度×4)に直接かかわる以上、日本が直接に星のディレクションを受けなくても、その影響は受けます。
中国国内の「武力衝突」にせよ、あるいは「尖閣上陸」などの事態にせよ、緊迫した状態が生じれば、何らかの対応をとらざるをえません。
幸い、現在の安倍首相は現実的な良識派です。
現在までのところ、的確な手を打ってきています。
いくら反日や抗日を掲げる中国や韓国が、安倍首相を「民族主義者」「右翼」と指弾しても、それこそが「良識派」の証明になります。
もし、「ホメ殺し」は別として、中国や韓国から「日本の立派な宰相」だとでも称えられれば、それは彼らの意に沿う「反日」的な人物を意味しますので、反国家的な宰相ということになります。
今年初め、朝日新聞の論説主幹を務めた前主筆が韓国の大学教授に迎えられました。
朝日新聞が慰安婦問題など「反日」韓国のお先棒を担いできたことは明白で、いかに日本を売った反国家的なマスコミかつジャーナリズムであったかが、この一事によっても分かります。
その反日的な朝日新聞が、日本の「報道」のスタンダードだった時代が先頃まであったのです。
ネットが一般化する以前ですが、これでは日本の世論が狂わされます。
我知らず反日的なジャーナリズムの報道が「正しい」と信じ込んでしまいます。
今でも、テレビを含めて一部の報道には、その名残がみられます。
しかし、安倍首相の再登場と軌を一にして、幸いなことに、中国や韓国が大々的に「反日」や「抗日」の報道や言動をしてくれましたので、ようやく日本人も真実に気づいて目覚めはじめています。
One-Point ◆ 彼らが「反日」や「抗日」の報道や言動をとっても、他国内の言論は放っておけばいいのです。言っても聞く耳は持たないし、先進国基準からみれば、自分で自分の首を絞めているだけなので、いずれ気がつきます。ただし、それが日本に直接、危害が及ぶ場合は、彼らと同じレベルではなく、冷静に毅然とした大人の判断と対応をとればよく、世界の国々はどちらが正しいか見ています。
お話のついでに、韓国についても書いておきます。
韓国の現体制は「蟹宮」で、補足的に「獅子宮」を持ちます。
中国と韓国の「民族性」を象わすサイン(宮)どうし、また「国体」を象わすサイン(宮)どうしは、面白いことに大変に良い相性を持っています。
要は、「民族性」も「国体」も中韓は似ているのです。
ただ、両国とも、自国の「民族性」と「国体」を象わすサイン(宮)は、どちらの国とも理解しにくい位置関係になります。
分かりやすくいえば、「人民(=民族)」と「国家(=国体)」との間に齟齬や葛藤が生じやすいのです。
それがどのようなカタチで現われるかといえば、自らの葛藤や矛盾をどこかにハケ口として求めざるをえないのです。
国のレベルや人民(国民)の民度が低いほどそうなります。
占星学的には、そういった国家的運命を抱えている両国です。
しかし、一応は、彼らの名誉のために書いておきます。
もし、中国や韓国が、自己矛盾を昇華して、相応に民度をアップさせることができた場合、謙虚さを伴った国際人として、世界に冠たる国民や国家になっていくことが可能です。
その時期がくるまでは、日本が、日本人の良識ある(他国には「お人好し」)感覚で「謝罪すれば解決する」また「下手(したで)に出れば態度を軟化してくれる」と思って接しても、彼らが自らの葛藤や矛盾を解決するまでは、結果は逆に作用します。
自分以外の誰かのせいにしますので、ますます日本や日本人に要求し、ハケ口として接してきます。
日本は「事実」をもって、冷静に対処していくしかありません。
ちなみに、韓国のメインとなる現体制「蟹宮」は、アメリカの現体制と同じです。
もう1つサブの現体制の「獅子宮」は、オバマ大統領のサイン(宮:太陽)と同じです。
それが何を意味するのかは、上述から類推できると思います。
One-Point ◆ 要は、中国が自由民主化されないと、韓半島の南北統一はありえません。日本の基地問題も無くなりません。もし、日本が中国化された場合、今度は沖縄はもちろん、日本は中国がアメリカに対抗するための軍事基地化し、かつ自由もなくなります。どちらが良いか答えは出ていますが、そこにかかわる可能性を持つ2014年です。
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