宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年 2月12日アップ
今週は14日にドラゴンヘッドが山羊宮から射手宮に入宮します。
太陽は、19日午前9時半頃、魚宮に入宮です。
22日に水星が魚宮に、続いて翌23日には、火星も魚宮に入宮します。
今週の主なアスペクトは、木星と冥王星の矩(スクエア=90度)、そして週末を除いて金星と土星の矩(90度)です。
さらには、海王星・火星・太陽・水星の複合合(マルチプル・コンジャンクション=0度)や連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)もあります。
個人や状況によって異なりますが、いくぶん、ある部分が突出して物事が生じやすくなります。
良し悪しはともかく、そこに自分の特長や、逆に人生上の課題の一つがあって、出来事が生じたりすることがありますので、意識に留めておくとよいでしょう。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、対人関係の広がりなどによって、知らなかった世界への認識がでてきそうです。
良し悪しはともかく、今週までのそういった体験が新たな理解を伴いつつ、今後や来週以降の出発点となっていきます。
もう少々先ですが、時代は徐々に天秤宮に象意を持つ人にとって、対外的な活動や活躍の舞台へと移っていくことになります。
One-Point ◆ そのためにも今週や来月は、対外的な活動に役立つスキルなどを身につけていくために、学習や知識の習得などのレベルアップをしていく期間にするとよいときだといえます。
蠍宮に象意を持つ人にとって、今の時期は、対外的に華々しく活躍するというよりも、内面を充実させていくときです。
無理に能力を発揮しようとしても、どこかチグハグになりやすいときなので、今週や来月は、むしろ自分自身の「自我意識」(自立のために必要な…)を確立させていくとよいでしょう。
根っこや葉っぱがない花は、切花と同じで、実をつけずに枯れていきます。まず今は、しっかりと根付かせるための時期ととらえるとよいでしょう。
One-Point ◆ 内面性が整っていくにしたがって、いずれ時が来たときに、大きく実ることが可能です。「時分(じぶん)の花」ならぬ、そういった「真(まこと)の花」への準備期間です。
射手宮に象意を持つ人は、気力ダウンと前向きさで、いくぶんなりともチグハグになりやすいときでしょう。
前向きさをもって新しく出発していくためには、今は、一度リセットする必要もありますので、過去の考えや観念を捨てて、再構築していくことも考えてみましょう。
今週や来月は、簡単にいえば、そういった再出発をうながされているときにあることを認識して、物事に取り組んでいくとよいときです。
One-Point ◆ これまでの考えを、一度リセットし、同時に、これまでの行動パターンも一度リセットして、周囲の状況はどうなのか、ということから、新たな活動の方向性を構築していくときです。
山羊宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、基本、内外ともに自己変革が求められているときにあるといえます。
「自分自身の理想像」においても、また精神的な内面の充実度においても、その根本的な変革が問われているのではないでしょうか。
精神的なバックボーンなしに、もはや仕事や社会で大きく活動できる時代ではないので、そのあたりの認識も必要になってくるかもしれません。
One-Point ◆ 表面的な業績や地位、成果や名誉だけを求めても難しいときです。逆に、能力は低くても精神的なバックボーンをもって行動すれば、それなりの成果は伴っていくこともあります。
水瓶宮に象意を持つ人は、簡単にいえば、「自分探し」から、そこで得た内容に基づく自分自身の「実体」を築いていくときです。
今週や来月は、理論や理屈というよりも、自分がどういう存在になっているのか、といった実際面や現実面が問われていくことになります。
ほかの誰かが、具体的に問うてくるとはかぎりませんが、少なくとも「星のディレクション」は実体化の必要性を示していくことになります。
One-Point ◆ 「本当の自分はどうなの?」ということです。気づくか気づかないかは人それぞれですが、現実にちゃんとやっているのか、できているのか、それが今後の基盤となるからです。
魚宮に象意を持つ人は、自意識が高まってくるときにあるので、ご自分のレベルや意識次第で各自、動きや出来事が異なってきます。
同時に、自分の思いや考え、またイメージやビジョンが大きく膨らむ人生期にあるので、それにともない、今週や来月は、自分の可能性を求めていくときともなります。
早い話、今後、どういった自分自身になっていくのか、また自分の方向性を探っていくか、といったことに意識を持っていくことになります。
One-Point ◆ もし、今週や来月、さまざまに課題が生じる方は、自分を見つめ直すチャンスです。逆に、どんどん運勢が回って事がはかどる方は、やり過ぎる失敗に注意し果敢に進めましょう。
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