宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年11月 6日アップ
今週は、蠍宮を逆行中の金星が8日に天秤宮に戻ります。
翌9日には水星が射手宮に入宮します。
今週の矩(90度)は、太陽と海王星のみになります。
その太陽は、木星・天王星と三分(120度)、一方の海王星は、金星と三分(120度)です。
合(0度)は3か所。
山羊宮で冥王星とドラゴンヘッド、魚宮で木星と天王星、今週後半に射手宮で水星と火星です。
以前に比べてずいぶんと穏やかに見えますが、実は二分化して辛らつな意見の対立が生じやすくなります。
おおむねトップや見識者と、情愛や理想を夢見る立場の人の対立ですが、その区分けは単純とはなりません。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
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※2011年は、方向性(ディレクション)が変わって意識転換が必要な「霊識元年」になります。
2011年以降の個人的な運勢方向は→「鑑定メニューご案内」からご予約ください。
天秤宮に象意を持つ人の多くは、「現実」という問題に直面して、いつも以上に現実面を意識したり考える人生期にあります。
その多くは、自分自身の精神的な課題であったり、新しいスキルの習熟であったりと、自分の内面性に由来して生じます。
そういった現実に照らし合わせて、今は自分自身の内面性を高めたり、充実させていくことが、近い将来において成果を発揮していくことを意味しています。
One-Point ◆ 天秤宮の最後のほうに象意を持つ人をはじめとして、今週は恋愛感情が高まりますが、立場ある人から反対されたり、自分の内面に一縷の課題や葛藤が生じることになりそうです。
蠍宮に象意を持つ人は、ある面、自分のことに意識や関心が集中し、どう変わっていくかに精一杯になりやすいときです。
もちろん全員ではありませんが、それでも自分の感性や感覚などの深層意識面と、自分が目指す方向性での相違に、調整や気を奪われやすいことでしょう。
ただし、案外と共通部分や相通じる内容が、これらになくはないので、強く自分の意志や自主性をもって進めば、道は開ける方向で動きます。
One-Point ◆ 分かりやすい一例を挙げれば、自分の情や恋愛感情に振り回されずに、新しい自分を目指して成長していけば、いずれより高いレベルで愛情を得やすいといったことです。
射手宮に象意を持つ人は、知力もやる気も、今週はともに持てますので、広く社会活動に能力を発揮していくことが可能です。
また自分自身の奥深い内面の課題に対しても、直観や霊性を働かせるなど、意志をもって取り組むことで、レベルをアップしていくことが可能です。
そういった内面の充実度合いによって、派手な活躍とはならなくても、精神性の豊かな仕事や、社会活動を推し進めていくことができるときです。
One-Point ◆ 場合によっては頭が回りすぎるというか、気がはやりすぎたり、思い込んでしまって批評精神が出たり、早合点しがちなときで、悪くはないのですが、一応はご注意ください。
山羊宮に象意を持つ人は、ほぼ厳しい状況を脱したので、前向きな人間関係などを築きやすくなりました。
社会に通じる実力をもった人であれば、山羊宮のみのディレクションでは、大きな障害となるものは見当たらず、自分らしく存分な能力の発揮が可能なときです。
注意すべきは、傲慢やワンマンにならないように、深い霊性ともいえる天徳や見識をもって周囲と関係を図っていくことで、その度合いによって運勢の波に乗れます。
One-Point ◆ もし今が厳しい状況の中にあるのであれば、現実に通用する実力を現状から学ぶべきです。または霊性ともいうべき自分の心性や精神性に課題があることを意味します。
水瓶宮に象意を持つ人は、実力の評価を受けたり、新しい境地や意識や見解を開いていくことが可能です。
その一方で、水瓶宮の後半に象意を持つ人をはじめとして、恋愛幻想などの情愛を抱きやすいときなので、そちらに気を取られると、意識は半減することになります。
ただし元来が擬似恋愛や芸術また芸能など、非現実的な職務や仕事を生業としている人であれば、それはまたそれなりに新展開や発展性を期待できます。
One-Point ◆ 水瓶宮に象意を持つ人は、おおむね社会的な使命や責任を果たしていく人生期にあります。後半に象意を持つ人は、愛の幻想や非現実な夢を持ちやすいのでご注意ください。
魚宮に象意を持つ人は、多少の課題があったとしても、仕事面も愛情面も、充実した内容で進んでいくことができるときです。
今週また今月は、仕事や社会において自分の知識やスキルが必要とされたり、幾分、突っ走り気味であっても、やる気をもって実力を発揮していくこともできます。
また心理面や愛情面でも、魚宮らしく豊かで穏やかな情愛を甘受したり、発揮していくことができますので、仕事との両立を図れれば、いうことはありません。
One-Point ◆ 単なる恋愛感情に振り回されれば注意が必要ですが、仕事や現実と両立していけるように見識を高めていけば、それは新しい自分自身へと飛躍できることになります。
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