宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年 9月25日アップ
今週は、4日に水星が天秤に入宮します。
8日には金星が蠍宮の13度で逆行に転じます。
この金星は火星と合(0度)のランデブー状態が続いています。
山羊宮2度の冥王星は、射手宮のケレス、山羊宮のドラゴンヘッドと連続合(0・0)から三重合(0・0・0)へ。
この冥王星は、天秤宮で週末に同様に連続合(0・0)から三重合(0・0・0)をなす水星・土星・太陽と、複合矩(90度)をとります。
同じく、魚宮の終盤を逆行する木星・天王星の合(0度)とも、複合矩(0度)です。
週の前半、短期間ながら太陽と水星がTスクエア(90・90・180)を形成します。
それぞれの立場での頑なな考えが強まり、主張が激しくぶつかり合って対立したり、動きがとれないことが起こりそうです。
しかし、今週までがそのピークではないでしょうか。
いずれも、成すべきことはなさなければなりませんが、独りよがりになりすぎないことに注意が必要です。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、今後しばらくはプライベートを中心とした関心や意識や課題が高まるときです。
今の時期が、人生上の転換期にあって、自立や何らかの野心が高まっていくことになりやすいので、現実を正しく把握していきましょう。
その一方で、深い精神面においても、一から生まれ変わるような再出発をうながされることになりますので、過去に拘泥しすぎないほうがスムーズにいきます。
One-Point ◆ 特に天秤宮の最初や前半に象意を持つ人は、人間関係や組織や地域への所属といったことにも変化が生じやすく、新しい友好関係が生まれる人生期にあるといえます。
蠍宮に象意を持つ人は、自分の魅力や行動意欲が高まることもあって、異性や情愛に意識や関心が向きやすく、また積極的にもなれるでしょう。
昔からの長い関係であればともかく、目先の新しい出会いや浮気心による関係は、今週は高い確率でトラブルになりやすく、抜き差しならない関係などに陥りやすいのでご注意ください。
何かしたい衝動があっても、動きがとれなかったり、ヘタな動きはできないときなので、自分なりにでも情動を昇華していくとよいでしょう。
One-Point ◆ 高い見識とコミュニケーション能力や対人関係に素晴らしく秀でた人は、このかぎりではありません。難しい局面ながらも、絶妙のバランスをもって進めていくことが可能です。
射手宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、自分の奥深い内面性の意識と仕事や現実社会での自分の在り方が試されることになるかもしれません。
これからしばらくは、自分や自分の成すことに意識や関心が向きやすく、ともすれば周囲の状況を客観的にとらえにくい自分本位の言動をとりやすくなりそうです。
自分が成すべきことをなすゆえなので、それが一概に悪いことだとはいえませんが、自分の奥深い意識の持ち方が、対外的な摩擦やトラブルを生じる事態が再浮上しやすい時期なので、それが何なのかを把握してみることが必要です。
One-Point ◆ いちばんの課題は結局のところ、自覚している問題ではなく、意識の深層にあって自分が無意識のうちにしている(していない)言動です。それを知ることも今は重要です。
山羊宮に象意を持つ人は、全員とはいえませんが、今の人生期は強烈な自己変革やリ・コンストラクション(再構築)を求められているようです。
それは単なる表面的な技術やスキル、またノウハウといったものではなく、精神面あるいは霊性面からの根本的な見直しを必要としているものでしょう。
多くの場合、それは仕事や社会活動において、与えられた責任ある立場や環境状況、また対人関係のあり方において、今の時期は生じやすくなっています。
One-Point ◆ 社会的な責任感や使命感を優先しがちですが、そういった立場を果たしていくためにも重要なのは、自分自身の精神面や意識レベルの確立にあることも考えてみましょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、自分のなすべき現実面、持つべき霊性面、体現すべき実体面のそれぞれにおいて、課題をクリアーしていかなければならないときでしょう。
そのいずれかに偏るよりも、自分に不足している面があればそこを補充していくことは必要ですが、すべての面におけるバランスや見方が重要です。
今週は、そういった課題とはまた別に、社会活動や仕事においては、周囲から必要とされ、人気を得たり実力を発揮していくことができます。
One-Point ◆ 水瓶宮の後半に象意を持つ人は、自分の現実を正しく把握しているのか、再確認することが重要です。無意識であっても現実無視の言動は、いずれしっぺ返しを受けます。
魚宮の後半に象意を持つ人は、課題はあるものの、新しい自分のイメージやスタイルを再度、打ち出していくことを考えてみましょう。
そこに課題はありますが、むしろ課題があるからこそ、どのように自分を社会にアピールしていくか、意識や考え方を転換していけるときでもあります。
魚宮の中盤に象意を持つ人は、異性関係や情愛面において、自分らしさを発揮したり、理想の自分を目指して、前向きに進んでいけるときです。
One-Point ◆ 魚宮の前半に象意を持つ人にも同様のディレクションがみられ、妄想や恋愛感情のムードに浸れるときでもあります。今後しばらくは「愛」を夢見る期間が続くかもしれません。
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