宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年 9月11日アップ
今週は、15日に火星が蠍宮に入宮します。
23日、お昼12時頃、当然「秋分の日」ですが、太陽は天秤宮に入宮します。
逆行中だった水星は、13日に乙女宮5度で順行に転じます。
約4か月間にわたって続いてきた木星・天王星と土星の衝(180度)は、ほぼ解消されて、冥王星との矩(90度)ではあるものの、Tスクエア(90・90・180)はいったん解消します。次は来年6月から形成されて、3年間にわたるTスクエアの祭典は終了です。
今週は、太陽が土星と合(0度)をなして、冥王星と矩(90度)をとります。
蠍宮の金星と火星は、相変わらず合(0度)でランデブー状態。
両星は今週前半、金星が水星、冥王星と小三角(60・60・120)、火星が海王星、冥王星と小三角(60・60・120)です。
個人のホロスコープ(出生天球図)によっては、恋愛感情や性愛情動が高まりやすいときが続いています。
また一方で、社会組織的には、対立分裂の可能性が高まります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、対外的に大きく活躍するというよりも、再度、精神面やスキルの充実を図るとよいときだといえます。
自分の現状を何とかしなければならないといった思いや、自立や独立を志向する意識が高まりやすいときですが、そのためにも、まずは内面性が課題です。
とくに今週は、恋愛や愛情や性愛の問題を含めた潜在的な意識や精神性を、どのようにもって見識を高めていくかということが重要になっています。
One-Point ◆ 天秤宮の前半に象意を持つ人は、今は人生の真理や真実とも心霊面とも、またスピリチュアルな面での内容を再検討して、根本から意識改革をしていく人生期にあります。
蠍宮に象意を持つ人は、ご自分で認識されているかどうかはともかく、自分や自己を中心とした考えや意識を持ちやすいときにあります。
それが良いとか悪いとかいう問題ではなく、簡単にいえば、今週また今月は、理想とする自分自身を、どのように新しく確立していき、さらには発揮していくかといったことを考えていくことにつながるといえます。
多くの場合、現状は、進むも引くもできないような、かなり複雑な状況の中に陥りがちなのですが、それゆえにこそ深まる情の深さや見識があるはずです。
One-Point ◆ もともと、そういった情深さや真面目さを持つのが蠍宮ということもあって、現在の状況ゆえに蠍宮らしい底知れない神秘さなどが加わって、人気や活動力がアップしやすい週です。
射手宮に象意を持つ人は、自分の意識はともかく、実際の現状は良いともまた良くないともいえる複雑な状況の中にあるといえます。
そういった実状の中で、情報発信や交流が進むときが続いていますが、今週が一応そのピークになりそうなので、進めるべきは今月中にでも片付けておくとよいでしょう。
一方で、自分中心に意識や思いが回りやすいときが続きますので、自己本位やわがままを出しすぎると、自分はよくても周囲の現状にトラブルが生じます。
One-Point ◆ これまで数年間の人生で、いまだに解決できていない精神的な課題があれば、こういった自己本意に陥りやすい現状では、再び表面化しやすいので早めの意識改革が必要です。
山羊宮には多くの星のディレクションが集中している昨今なので、山羊宮に象意を持つ人は、現状の複雑かつ霊妙ともいえる状況の中にあって、本物になる実力アップのチャンスのときでもあります。
人によって両極端に分かれやすいディレクションの時期なので、若い人の多くは、自分に実力があるかどうかが試されていくことになります。
逆に、若い人でもすでに実力を備えた人や、これまで真面目にコツコツとやってきた人は、仕事や社会で認められて、責任ある立場を与えられたり、実力を発揮していくチャンスを迎えていくことになる時期です。
One-Point ◆ 老若男女を問わず、今または近い将来、厳しい試練の中にある人なら、自分の精神を根本から見直していくと同時に、今後は実力を身に付ける努力を惜しむべきではありません。
水瓶宮に象意を持つ人は、現状に対する認識とともに、真理や霊性といった見えない世界に対する認識や課題を持ちやすいときにあります。
おおむね、社会的な活躍期の中にある昨今ではあるのですが、そんな中で今週また今月は、理想の自分像を求めたり、また活動していくことになりやすいでしょう。
先回も書きましたが、前半に象意を持つ人は、現実を重視して判断していくことになりやすく、後半に象意を持つ人は、夢や理想や幻想によって動いていくことになりやすいときです。
One-Point ◆ どちらにしても、自分の実状に対して課題を持っているのは事実なので、その対処の仕方や考え方が、より現実的なものか、より理想を中心としたものかに異なるということです。
魚宮に象意を持つ人は、おおむね社会的な活動期の中にありますので、そこに向けて意識や考え方の転換を図ることが必要だといえます。
魚宮の最初に象意を持つ人は、自分らしさを発揮していくときですし、場合によっては愛情面やそういった行動を意識していくことになりやすいでしょう。
一方、魚宮の後半に象意を持つ人の中で、この数年間において意識の転換をしきれていない人は、今年の残された期間に再度、広く友愛精神を持った新しい自分自身に変わっていくべきときになります。
One-Point ◆ 魚宮に象意を持つ人は、近々、自立や独立を含め、自分らしさを発揮していける社会状況が徐々に訪れてきますので、意識面や実力面での基盤づくりをしておくとよいでしょう。
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