宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年 6月 5日アップ
今週は、7日に約7か月ぶりに火星が宮移動、乙女宮へ入宮します。
10日に水星が双子宮に入宮。14日に金星が獅子宮に入宮します。
牡羊宮入りした木星・天王星、乙女宮の最後にあって順行に戻った土星、山羊宮から射手宮の冥王星・ケレスのTスクエア(90・90・180)は、今週後半は双子宮の後半を運行する太陽が加わって、グランド・クロス(90・90・90・90)が形成されます。
このグランド・クロスに対して、獅子宮入りする金星、乙女宮入りした火星、水瓶宮最後の海王星が、それぞれに調停(60・120・180)の座相を投げかけています。
結果的に今週後半は、一時的ながら太陽、火星、海王星、冥王星によるミスティック・レクタングル(60・120・60・120)が形成されます。
今週は三者三様、いろんな立場での考えや主張が交錯しますが、ここまでくると収拾がつかないと分かりますので、お互いの立場を認めながら、前向きに事を進めようとする宝瓶宮時代らしい動きが出てきます。
宝瓶宮時代の個性発揮は、十人十色、千態万状。そういった個々の違いを認めながら、全体の調和を図るセンスが必要になってきます。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、今週は情報収集や、良し悪しはともかく新たな人との交友関係が活発化しそうです。
そういった中でも天秤宮の最初に象意を持つ人は、厳しい状況の中にあるのですが、ここまでくるとただ指をくわえているわけにもいかず、窮すれば通ず、前向きな動きをしていくことが必要です。
精神活動を積極的に推し進めるなど、自分の内面世界を活性化していくことによって、ワンチャンスをとらえて活路を見出していくことができます。
One-Point ◆ 天秤宮の後半、とくに最後に象意を持つ人もビジョンが大きく膨らんでいきますので、それ自体はともかく、怪しげなスピリチュアルものに引っ掛からないように注意しましょう。
蠍宮に象意を持つ人は、早い人で昨年末以来、約半年にわたって続いた旺盛な社会活動のディレクションが、ほぼ終了したといえそうです。
とはいえ、そのせいでもないのですが、今月はカドがとれて穏やかな社交性を発揮して魅力がアップし、モテモテの人も出てきそうです。
いくぶん対立や緊張の要素がなくはありませんが、魅力が高まるために職場や社会活動の現場で、上司や立場のある人との新たな人間関係が生じてくることが起こる可能性があります。
One-Point ◆ 中には、ラブストーリーは突然に! といった異性関係に発展する人も…。ただしキレイなバラには棘があるといった暗示も見え隠れしますので、慎重さも必要だといえそうです。
射手宮に象意を持つ人は、射手宮の象意のみをみれば、周囲が対立や課題が満載なのを脇目に、今週はマイペースで絶好調ともいえそうです。
前半に象意を持つ人をはじめとして、自分らしい魅力が大きくアップされて、自由奔放さが羨ましがられたり、うまく実力を発揮していくことができます。
また、後半に象意を持つ人を中心として、内面の精神世界を広く豊かに持った人であるほど、仕事面で期待されやすくなりますので、見識を発揮していくと応えることができます。
One-Point ◆ 何事にも限度がありますので、調子に乗りすぎないようにして、そこそこ適度に立ち回れば、新たな自分の魅力を発見したり、発揮していくことができるイケイケのときです。
山羊宮に象意を持つ人は、最初に象意を持つ人をはじめとして、いろんな星のディレクションが集中していますので、悲観的になる必要はありません。道を探し出して進んでいくことができます。
忍耐力を発揮しつつも前向きなやる気を持てるときなので、自分の意識や心の持ち方次第で起死回生へと動いていくことができます。
すべてを星のディレクションが決するのではなく、個人においては相応の裁量が与えられていますので、方途を見出していきましょう。
One-Point ◆ 山羊宮の前半に象意を持つ人は、思いどおりにならないことがあっても、珍しく感情を爆発させたり、極端すぎる行動に走らないように、前向きに自制することが必要です。
水瓶宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と後半に象意を持つ人とでは、若干、ディレクションが変わってきます。
水瓶宮の前半に象意を持つ人は、自分らしさを発揮したり、新たな異性関係の動きや出会いになどによって、予定外の出費が起こる場合があります。
水瓶宮の後半に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、自分の意志を押し通すことによって、一発逆転、局面を打開して新たな展開をもたらすことができます。
One-Point ◆ いずれであっても、もはや過去を振り返るのではなく、新たな自分の将来世界を視野において、自分らしい理想や在り方を求めつつ積極果敢に進んでいくときにあるようです。
魚宮に象意を持つ人は、最初のほうに象意を持つ人と最後のほうに象意を持つ人とでは、星のディレクションが異なってきます。
魚宮の最初のほうに象意を持つ人は、自分の意識を高い精神世界や真理に照準を合わせて方向転換をしたり、積極的に活動していくことになりそうです。
魚宮の最後のほうに象意を持つ人は、自己実現に向けて新たな展開を求めて、自分を深い世界から見つめ直したり、理想の自分を目指していくことになりそうです。
One-Point ◆ いずれにしても、現状に対して、動きを止めたり、悲観的にとらえるのではなく、前向きな意識をもって活動していくときですし、実際的にもそのようにできる星の配置です。
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