宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年 4月10日アップ
今週は、4月17日に牡牛宮の水星が逆行に転じます。
太陽は4月20日午後1時半頃に牡牛宮に入宮します。
その前後は、太陽と海王星の六分(60度)を底辺に、乙女宮29度で逆行中の土星を頂点とするヨッド(60・150・150)が形成されます。
この土星は魚宮29度の天王星と衝(180度)でもあるために、ヨッドカイトすなわちブーメランが形成されます。
簡単にいうと、海王星がビジョンや夢、土星と天王星が新旧の現実を象わしますので、今週は古い体制や人物と新しい意識や変化が入り乱れて、組織体制の変革をうながすことになります。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、最初と中間と最後のどこに象意を持つかによって、今週は三者三様に星のディレクションが変わってきます。
天秤宮の最初に象意を持つ人は、夢と現実がゴッチャになったかのように、人間関係や環境が変化しやすくなっていますので、自分のスタンスを見失わないようにしておきましょう。
天秤宮の最後に象意を持つ人は、夢に生きやすい人生期にあるのですが、現実的な課題がそこに生じやすいので、基本的にブレないことも必要だといえます。
One-Point ◆ 天秤宮の中頃に象意を持つ人は、上のいずれともいえますが、むしろ自分の無意識の感性を知的に理解したり解明するなどして、納得しつつ精神面を高めていくとよいときです。
蠍宮に象意を持つ人は、社会的な活動によって、実力を発揮していける時期が、昨年末から続いていますが、今週は理論的に苦しめられそうです。
ちゃんと大義名分をもって論破できる裏付けや見識を自分のものとしているのであれば、それらをかわして人々を納得させることが可能です。
しかし、そうでない場合には、逆に本質をついた論拠や論述によって、自分の成した行為に反論され神経質になるかもしれません。
One-Point ◆ 今の人生期は自覚するしないにかかわらず、案外と楽天的に事をすすめていきやすい時期なので、そんな反対や少々の障害があってもあまり重要とはとらえないでしょう。
射手宮に象意を持つ人は、出生時のホロスコープの状態にもよりますが、おおむね仕事を好調にすすめていけるときです。
多くの場合、これまで築いてきた人間関係をはじめ、社会的な上位者とのかかわりがうまくいっているほど、仕事や社会活動は順調に進みやすくなります。
忘れてはならないことは、自分自身の意識や精神的な人格面の充実によって、その状況が現在もたらされているということです。
One-Point ◆ 新しく始めるべき仕事や計画があれば、これまでの能力を応用展開することによって、最初は地道ながらでも漸次、軌道に乗せていくことが可能になっていくでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、自分の精神面や深い霊性面を整えた人ほど、今は自己実現に向かっていくことが可能なときです。
特に今週は、理想とする自分が進むべき目標や、理論的な裏付けを見出して進めていけますので、感性面を活用してそれらを広げていくことができます。
それを実際の行動に結び付けていくには、乗り越えるべき課題のクリヤが必要です。
One-Point ◆ 山羊宮の最初に象意を持つ人は、仕事や社会的な状況によって、自分の内面に対処すべき課題が生じそうなので、友愛精神をもって社交性を発揮していくとよいでしょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、今週はどちらかというと意識や知性が曖昧模糊としやすいときなので、行動に齟齬(そご)が生じやすいかもしれません。
逆にいえば、それは人間的な意識や論理というよりも、スピリチュアルや精神的な感性を重視していくのにふさわしいときといえるかもしれません。
いずれにしても、昨年末からの新たな活動の方向性を模索していくべき課題が、大詰めともいうべき最終局面を迎えつつあります。
One-Point ◆ 水瓶宮の最後のほうに象意を持つ人は、理想論ともいうべき考えや夢見がちな考えを現実に即した新たな方向性や意識として、転換させていくことが求められています。
魚宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、ルーチンワークを前向きに楽しくこなしていくことができるときにあります。
そんな中で魚宮の最初に象意を持つ人は、自分のビジョンや夢を現実に即して意識化したり、新たな自分の理想や課題としてバランスをとっていくとよいでしょう。
魚宮の最後に象意を持つ人は、トラブルが起きたとしても、それは将来、社会活動を展開していくための課題や準備としてとらえていくことをおすすめします。
One-Point ◆ 古い自分や環境設備のままでは、今後の新しい社会活動に対応していくことに不備が生じやすいので、将来に備えたバージョンアップをトラブルに乗じてしていくとよいようです。
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