宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●宝瓶宮占星学と西洋占星術による星のディレクションをお届けしています。
※2009年 6月20日アップ
今週21日から太陽は蟹宮に移動し、水星も太陽を追いかけるように7月4日には駆け足で蟹宮に入宮します。
この太陽は、魚宮の天王星と山羊宮の冥王星とTクロス(90・90・180)。
水星も続けて同じTクロスをとりますが、Tクロスの期間中は、いずれも水瓶宮26度の木星と海王星の合(0度)が、調停(60・120・180)の座相を太陽と水星に投げかけます。
これは、一例を挙げれば、郵政に限らず、TOPを巡る対立があっても、同時に擁護があることを示しています。
牡牛宮で合を取り続ける金星と火星は、乙女宮の土星との三分(120度)から次第に離れていき、水瓶宮の木星・海王星と矩(90度)を形成しはじめます。同時に魚宮の天王星と六分(60度)を形成。
単純にいえば、異性や愛情運はフワフワした気持ちと、現実を見据えた両方の対応をもたらします。
一方で、蟹宮の太陽は、土星と六分を形成しはじめますので、金星を交えて瞬間的な小三角(60・60・120)を形成します。蟹宮に象意を持つ人に注目です。
これまで1か月余り対立の激しいアスペクトが続きましたが、今週まででとりあえずは一段落。
しかし、2009年後半は、本格的な対立が待っていますので、「新旧混在と変革の2009年」の本番を迎えることになります。
※注) ここで「今週」という言葉は、1週間ではなく2週間分を指して使っている場合があるのでご了承ください。
※「今週の星の動きを概説」はお休みします。
天秤宮に象意を持つ人は、最初に象意を持つ人と、最後に象意を持つ人とでは、今週は似たような運勢でも、状況は多少違ってきます。
最初のほうに象意を持つ人は、人生の深淵を見詰める人生期の中にあって、自我の拡大を図れるときです。そういった課題の中で、スピリチュアル的なもへの関心や知識が高まり、広がっていきます。
一方、天秤宮の最後のほうに象意を持つ人も、神秘的な世界への知識や情報に関わり、探求することになり、インスピレションも働きやすくなりますが、それは比較的しぜんなカタチです。
One-Point ◆ いずれも自発的というより、周囲の状況からやむなくそうなりやすい時期で、スピリチュアルな事柄の真偽を確かめたり、現実的な観点からのアプローチになります。
蠍宮に象意を持つ人は、自堕落な所作や、贅沢に流れすぎたり、怠惰や快楽を求めすぎる行動には、念のため注意しなければなりません。
高尚なタイプであれば、むしろストイックにそれらの衝動から自己の根本を見つめて課題の中にも、精神を高めていくことになります。
今週ならびに今月は、社会に出て活躍するための転換期なので、今の課題や現状は、それゆえだと捉えて、将来に備えた前向きな対応を取るとよいでしょう。
One-Point ◆ 7月には自我意識の拡大とともに活躍の場を広げていくことが可能です。それをきっかけに、2009年後半はチャンスを広げていけますので、今は内面の充実を図っておきましょう。
射手宮に象意を持つ人は、協同者や取引先といった仕事上の関係者と、情報交流が活発化していくときです。
それに伴って、自分自身の内面の課題も表面化しやすいので、今週は多忙な中にも何かとコミュニケーションの能力や意識や力量が問われていくことになります。
経験を積んで見識や実力を備えた人であれば、力量を発揮して、仕事の成果を上げていくことが可能です。
そうでない人は、課題に対して、前向きに解決の道を模索していきましょう。
One-Point ◆ 「2009年の運勢」の欄にも書いたように、今年はコミュニケーションが活発になるので、そのスキルが問われるのは当然です。今週は、そのチェックをしていくのによい週です。
山羊宮に象意を持つ人は、「色気づく」というと誤解されるかもしれませんが、愛情への意識や、理想とする自己への意識や関心が高まるときです。
他のサイン(宮)のようにホイホイと気軽に動きにくいのも山羊宮に象意を持つ人なので、どこかで自己抑制をかけやすいかもしれません。
それでも今週は、そこから飛び出すことも可能なので、ワンチャンスを逃さないように、いつでもスタンバイ・OKにしておくとよいでしょう。
One-Point ◆ 一方で、理想とする自己においても、変化をもたらす局面が起こりやすいので、どういった自己理想を目指すべきか考えて、いつでも対応できるようにしておくとよいでしょう。
水瓶宮に象意を持つ人の昨今は、どちらかというと社会で活躍するというよりも、内面の準備を図る時期です。
そういった中で今週は、意識が時空を超えて精神面やスピリチュアルな方向に広がりやすく、インスピレーションにも恵まれやすくなります。
偏狭に考えずに、意識は大きく持って視野を広げましょう。それが正しい認識であればあるほど、後日、社会的な活躍に大いに役立つはずです。
One-Point ◆ 社会的な活躍や仕事の運勢が、昨今はないという意味ではありません。表面的であるよりも、精神面や内面的な充実が結果的に、対外的な成果にも結び付きやすいということです。
一言でいって、魚宮に象意を持つ人は、何かとトラブルや課題の多い時期です。
西洋占星術でいう凶座相やアン・ラッキーといった意味ではないので、安易に「幸福」を求めるのは逆にラッキーにはなりません。
例えていえば、新しい時代の活躍にむけて器を大きく広げて作り直して、今はその器の水漏れをチェックしているのと同じ時期です。
穴アキに気づかないまま使うと、結局はたいして使い物にはならないので、今はテストして修復しておくことが必要なのです。
One-Point ◆ トラブルや課題が次々に起こるからと不幸なのではなく、大きな幸福やチャンスをつかむために、古い箇所は捨てたり、修復し、新しい部分はチェックしておく時期だということです。
※今週はお休みです。
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