宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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どの星座宮が該当するか、詳しくは「運勢を決める星座宮」を一度お読みください。
星占いでいう「○○座(太陽宮)」だけで見た場合、20〜60%ぐらいが該当します。
2009年の全体的な動きは「新旧混在と変革の2009年」をご一読ください。
※牡羊宮〜乙女宮に該当する方はコチラを→「2009年の運勢=牡羊宮〜乙女宮」。
●第1稿 : 2009年01月05日アップ
(一部改訂するかもしれません)
天秤宮に象意を持つ人は、「一年の計は元旦にあり」といったように「今後の人生の計は1〜2月にあり」といえそうな星回りです。
今は、社会で表立って活躍するというよりも、家庭や精神面、また新しい技能の習得といったプライベートな面での充実に重点をおく人生期の中にあります。
だからといって、社会で全く活躍できないというわけではなく、内面をどれだけ充実させているかや、他に影響を受けている星座宮(サイン)の状態によっても変わってきます。
いずれにしても、今の時期に内面の充実を怠ってしまうと、次に社会で活躍すべき人生期が訪れたときに大きな花を開かせにくいことは事実です。
特に今年2009年1〜2月は、今後の人生を考えて、どう自分の個性を花を咲かせていくかといったことを検討してみるのにふさわしいときです。
今年2009年は、今まで以上に自己実現に向けて夢が膨んでいくことでしょう。
それは妄想的な夢に陥る場合もありますが、多くの場合は、現実に必要な職能(スキル)を身に付けていくことができますので、古いジャンルにこだわらず、これまで温めてきた構想や、趣味としてやってきた分野など新しいスキルにチャレンジしてみましょう。
さて、天秤宮の最初に象意を持つ人は、自分の考えや価値観といったものが大きく変わっていく人生期に入りました。
これまで慣れ親しんできたものや、日常的だったものから離れて、新しい立場や考えを得ていくことになります。
それはスピリチュアルな霊性への関心であったり、権勢欲への目覚めだったりしますが、いずれにしても自己の内面の変革を体験します。
仮にですが、それが社会通念上の「不幸」であったとしても、その出来事の本質は、内面の成長や自立を促すために起きたものなので、前向きに受け止めることで活かすことができます。
結局は、自分自身の精神性の在り方が問われているのです。
ゴリ押ししたり傲慢になることなく、人間として謙虚に、人格レベルを高めるなど本物に近づいていくことが必要です。
これは、天秤宮の最初に象意を持つ人だけでなく、天秤宮に象意を持つ多くの人が、今後の10年内外において、順次、そういった自分自身の意識の在り方を、より本質的に変えていく重要な星のディレクションを体験していくようになります。
そのときに、どう高い精神(人格)レベルに自ら導いていくかということが、その後の人生を左右していきます。
今年2009年を前半と後半に分けたときに、どちらかというと前半(1月〜6月)は準備期間、後半は活動期間(7月〜12月)ということになります。
1月はパワーダウンして、考えることが多くあるかもしれません。
2月から5月は、主に天秤宮の中盤を含めた前半に象意を持つ人を中心に、対人関係に動きが出そうです。人との交流が多くなったり、ファッションやメイクを含めて交際費が多くなったり、自分の理想を求めていくようなことが起こりやすいのでです。
特に5月は、異性関係を意識したり時間を割くことが多いでしょう。
いずれにしても、5月から6月が、社会活動に向けての今年のターニングポイントです。
7月から11月にかけては、前後したり人によって幅があるものの、天秤宮の魅力が高まってきて、恋愛や愛情を含めて、仕事に発展が期待できるでしょう。
また、天秤宮の後半に象意を持つ人は、春ごろから1年をとおして、いつもより気分的にお気楽モードに入りやすく、何かあっても楽天的といえば楽天的、いい加減といえばいい加減、前向きにもテキトーにもなりやすいときです。
それゆえ10月後半〜11月は、天秤宮の穏やかな人当たりで人気アップも気疲れも出やすく、今年2009年の一つのポイントになることでしょう。
また、天秤宮の最初に象意を持つ人は、秋以降〜来年2010年は、良くも悪くも現実に直面していく人生期を迎えます。
真摯に努力するなど現実的な実力を蓄えてきた人は、社会に確固たる位置を築くことが可能です。もし、人に甘えるだけで楽に過ごしてきた人は、厳しい立場に置かれることもありえますので、ある意味、人生の正念場です。
いずれにしても、すべては自分の責任や結果として、真摯(しんし)に対処していくことが求められます。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代の天秤宮は、友愛社会の自由で精神的な人間関係の手本となる生き方を示します。それは平等の精神であり、博愛の精神であり、また争いよりも平和な共生を本質的に持った精神によって現わしていきます。
蠍宮に象意を持つ人の昨年2008年は、ふだんよりもパートナーや協同者に助けられもし、一方で不満を持つことも多かった1年ではなかったかと思います。
どちらかというと今の人生期は、表立って華々し活躍するというよりも、精神的なことや家庭などプラーベートなことに意識や関心を持って歩むときにあります。
もし、社会で現在も活躍しているというのであれば、充分に実力があって、過去の実績の上に立っているといっても過言ではありません。
しかし、今年2009年は、次に向かって脱皮し、新しい器(殻)をもって出発していくときに当たっています。
そのため、今年2009年は、過去の栄光に拘泥(こうでい)しているときではなく、何をすべきか、新しい夢や目標を定めてスタートしていくときにあるのです。
そんな中、蠍宮の後半に象意を持つ人は、現実離れした夢や願望を抱きやすい一面があるので注意しておきましょう。
もっともそれは、現実にとらわれずに大きく夢をもって出発できるということでもあります。
要は、その夢をかなえるにふさわしい意識や精神的な面での充実が成されているかどうかということが、夢の大きさに比例して問われてきます。
意志や精神面さえしっかりしていれば、必要な知識や技術は、努力さえすれば後からいくらでも身につけていくことが可能です。
そういった意味で蠍宮に象意を持つ人は、自分の精神面を正しく充実させていくことが、今年2009年の新しい出発につながっていきます。
いずれにしても、シビアな言動を示すかもしれませんが、一般的にはパートナーや協同者のほうが、自分(蠍宮)を取り巻く現実をよく把握していることも多いときなので、彼らの意見を参考にすることも考えてみましょう。
ただし、あくまでも新しく出発していくのは自分自身なので、古い意見に縛られる必要はありません。
さて、蠍宮に象意を持つ人は、今年2009年から、事あるごとに新しい知識や考え方を真剣に探求していく人生期に入りました。
それは、霊性や宇宙と人生の真実といったようなことも含めて、この世界での在り方や関わり方に関心をもっていくようなことになるでしょう。
これらは、常態的というよりも無意識的な作用なので、ふだんは意識上に現れてくることは少ないのですが、何かのときにフト考えて探求していくことが起こるのではないしょうか。
2月から3月にかけて意識面における今年のターニングポイントになりそうです。
人によっては、パワーダウンして落ち込んだり、逆に情動的な炎だけがメラメラと燃え上がるようにことになりやすいため、感情面のコントロールが必要です。
それは、このときの状態を大きな転機として、時間はかかったとしても次第に上昇志向に意識転換していくためのポイントなので、落ち込むだけでなく、自分自身とは何か、どこに向かっていくべきかといったことなどを考えていく機会にするとよいでしょう。
ファイトのある人や出来事の内容によっては、逆に大きく発奮したり、現実無視の妄想を抱きやすくなったりしますが、根は真面目で爆発力のある蠍宮ですから、そういったことが、かえって「やってやるぅ!」みたいな、秘密裏の発奮材料にならないともかぎりません。
6月になると事実上の転換点になります。
この時期は、出来事やトラブルを前向きにとらえることが必要で、社会で活動していくための反面教師や準備にしていくことです。
念のために男女問題を起こさないよう、良い異性関係にできるようにしておくと、7月〜8月は楽しい交際に至ることが期待できます。
そういった意味では、早ければ7月から、遅くとも9月には、いろいろあったとしても、対外的な活躍期を迎えていくことが可能になります。
それをどこまで大きく膨らませていくかは、やはりそれまでの今年2009年の前半に、どれだけ内面の意識や精神性を充実させて器を整えておいたかがポイントになるでしょう。
11月は、今年の正念場です。自分の意志やプライベートや仕事にと意識や関心を向けてバランスをとらなければなりません。公私とも多忙な時期になりそうです。この時期をどうこなしていくか、見識や実力が問われることになります。
精神や肉体を含めて体調管理を充分にしておきましょう。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代の蠍宮は、優れた集中力と情熱とによって、宝瓶宮時代を日に日に新しく生まれ変わらせ、維持していく運営者として存在感が増します。新しい時代を現実的に築いていく担い手となっていくのです。
射手宮に象意を持つ人の今の人生期は、自分の内面や実力を再構築しながら新しい自分に生まれ変わっていく時期にあります。
今後の時代に通じる本物の自分になっていくということですが、簡単にいえばオンリーワンとしての実力や個性を備えた自分自身、得意分野でのオーソリティー(権威者)や、霊性さえ備えたような人格の形成期です。
いずれにしてもこの期間は、社会的な不正や低い人格での行動は避けなければなりません。
そのような言動は高い確率をもって、何らかの社会的な制裁を受ける出来事を招くようになります。
そこから再び立ち直ることも可能なのですが、同じことを繰り返すと、二度と立ち上がれない処罰を受けますので避けるにこしたことはありません。
もっと短く、一昨年2007年から今年2009年の人生期をみれば、同じ射手宮であっても、仕事や社会における運勢は大きく二つに分かれてきます。
真面目に努力しながら実力を蓄えてきた人は、責任ある立場を与えられたり、大きな仕事を任されていくことにもなりますが、気ままに適当に過ごしてきた人であれば、厳しい社会の現実に直面せざるをえません。
また、昨今の人生期は、自分では分かっていても、どこかに相手に正しく伝わっていないことが起こりやすいので注意をしなければなりません。
自分ではまったく悪気はなく、むしろ逆に善意や信念をもって正しく伝えているつもりなのですが、どこか言葉足らずだったり、あるいは思い込んで話していたりして、案外と正しく伝わっていないことが起こりやすいのです。
もっとも、信じやすい人や、相手の専門外のことなどを話す場合は、それが良いほう? に現れて「何だかよく分からないけどスゴイねぇ!」と尊敬されたり、感心されるようなことも起こりえます。(笑)
今年2009年は、そういった誤解がいっそう顕著にもなりやすいのです。
報告・連絡・相談など正確を期さなければならないビジネス・シーンでは、特に注意が必要です。5W2Hを一つずつ自己確認しながらコミュニケーションを行なうなど習慣づけるのもよいでしょう。
プライベートなコミュニケーションであっても、楽しい気ままな会話ができると同時に、無意識の一言が悪印象を与えたり、関係の悪化を招きかねませんので、自覚しにくいとはいえ、やはり舌禍には注意が必要です。
今年2009年は、多くの人との関わりやコミュニケーションが膨らんでいきますので、身だしなみや第一印象の与え方には気を配っておくとよいでしょう。
今年2009年の1月は、表面化しにくいかもしれませんが自分の内面で愛情問題が仕事との間で課題になるかもしれません。
もしくは3月も含めて、どんな自分を理想とし、何を目指していくか考えていくのもよい時期です。
2月から5月は愛情運はあるのですが、課題や変化が起こりやすいときです。
そんな中で、3月末〜4月はパワーダウンして、仕事への仕切り直しが必要になるかもしれません。
それと入れ替わるように、早ければ4月末〜5月は、おおむね好調に転じたり、自分を取り戻してプライドを持って歩めそうです。
6月〜8月の夏場は、今年のターニングポイント。正念場ともいえる時期なので、いろいろと起こってくる課題に対して、実力や見識が問われることになりそうです。
一見、課題、あるいはトラブル、あるいは意見の対立などを抱えやすい時期ですが、ここを前向きにとらえていくことで、将来の展望が開けていきます。
早ければ8月、遅くとも11月や12月には、今年のラストスパートをかけていくことができるでしょう。
そういった面では、今年2009年は、前半は準備期間、年末に近づくほど追い上げ時期といえなくもありません。
どちらかというと、中盤を含めた射手宮の後半に象意を持つ人のほうが、アレコレと上がり下がりの多い1年になります。
自分の思考面や精神面を見直してコントロールしていくと同時に、仕事や社会に責任ある現実的な対応を心掛けていくとよいでしょう。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代の射手宮は、広く大きなこだわりのない自由な心によって、友愛社会の体現者となります。実際の生活においても、また世界的な国際社会においても、友愛社会の実体を現実のものとして示していきます。
山羊宮に象意を持つ人は、自分自身に意識や関心が集中しやすい人生期にあります。
そのため、我知らずに自分の内面に思考が閉じこもってしまいやす時期です。
もともと独りの時間を好む山羊宮ですが、今の人生期は仲間とワイワイ騒ぐよりも、いつも以上に独りの時間を持つことも多いのではないでしょうか。
そのため、他人から見ると、どこか茫漠(ぼうばく)としていて、つかみどころのない人物に見られやすいかもしれません。であっても、昨年2008年は、自分なりに過ごすことができたと思います。
さて、そんな山羊宮に象意を持つ人も、今年2009年は、自分を取り巻く現実をシビアに実感していくことになりそうです。
大きく分けて、山羊宮の最初に象意を持つ人と、中盤を含めて山羊宮の後半に象意を持つ人では、星のディレクションは若干違ってきます。
山羊宮の最初に象意を持つ人は、自分の「真価」を見直す人生期に入りました。
簡単にいえば、自分が本物であるかどうかが問われ、自己変革をしていくことになります。
それが人によっては、現世の権力を目指すような権勢意識が現れて、社会において指導的な地位に就くべく、指導力や権力を発動していける自分自身になっていく情動さえ起こりやすいということです。
その一方で、これまでの現実主義から方向転換したかのように、超越的な「霊的意識」に関心を持ったり目覚めていく人がいないわけではありません。
どちらも、人間としての自我意識を発揚させ、本物を目指していくことには変わりません。霊性や霊的真実といった人格的な自分自身を正しく発動させることができないまま、権勢意識が発揮されてしまうと、単なる傲慢な権力者になってしまいやすいので、自分自身の情動面をよくよくチェックするなど、精神世界の充実を心掛けなければなりません。
中盤を含めた山羊宮の後半に象意を持つ人は、良くも悪くも山羊宮の象意を強く受けて、自分づくりを目指していく1年になります。
もし、用心深さや慎重さ、悲観的な側面や臆病さが現れたとしても、それを正しく理解しなければなりません。
なぜかというと、それは単に自分の力が不足しているというだけではなく、社会において求める理想レベルが高すぎるからです。
そのため、逆に、慎重にも悲観的にもなりやすいのですが、今年2009年は多少の失敗なら恐れずにトライして学んでいくことで、その体験から自分が本当に求める実体へと近づいていくことができます。
逆に、自分を過信したり、何かハッキリしない側面がないわけではないのですが、現実にぶつからないことには、本当には見えてこないということです。
昨年2008年後半から続く厳しい社会状況に対して、今日、前向きに対処できるのは、12星座宮(サイン)の中では、山羊宮に象意を持つ人がいちばんです。
自分の現実から逃避してしまえば、それができなくなってしまいます。
ここは逃避ではなく、現実を素直に受け入れて、正しく能力や特性を発揮することができれば、現実に即した前向きな対応が今年2009年はできそうです。
臆病や悲観的な思いではなく、「何事も体験!」と、慎重さと同時に大胆さをもって進んではいかがでしょうか。
今年2009年の1月から2月は、自分自身の在り方に対して意識や関心が集まるときです。
特に1月は、持ち前のパワーを発揮して、目の前に困難があっても立ち向かっていくことでしょう。
ただし、早ければ2月、遅くとも4月末〜5月にかけては、パワーダウンしたり落ち込む気持ちにもなりかねませんので、ここが今年2009年の踏ん張りどころといえそうです。
それは、意識変革のキッカケにもできるときですから、自分の内面を見つめて再出発のターニングポイントにしていくべき時期です。
そうすれば6月は一転、スキルの点検とともに再出発が可能になります。
自分らしさを存分に発揮していくことができるようになるのです。
7月、8月、9月は、名実ともの転換点です。この時期の出来事をとおして、徐々に意識を本格的に仕事や社会活動に前向きに切り替えていかなければなりません。
また、それができるときでもあります。
そうすれば、信用を得たり、立場を与えられるなど、早ければ10月中頃以降から能力発揮の舞台とチャンスが到来します。
その観点からいえば、今年2009年は、年末から」来年2010年以降にかけて真価と実力が認められるための準備期間となります。
そのためにも今年2009年は、自分の世界の中だけで過ごしていくわけにはいかないでしょう。
外に出て行くなり、また多くの体験をして、現実に通用する見識や実力を備えた自分自身にできるだけなっておく必要があるのです。
昨年2008年を茫洋(ぼうよう)として過ごしてきた人は、今年は現実に目覚めて、現実と対峙しつつ、実体を整えていくに相応しい年ですから、準備していくとよいでしょう。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代の山羊宮は、精神的にも現実的にも、宝瓶宮時代のバックボーンとしての影響力を発揮する存在となります。何かを特に意識する必要はありません。普通に存在するだけで見えない影響を与えていきます。
水瓶宮に象意を持つ人の多くは、精神世界への意識や関心が高まる人生期の中にあります。
流行の言葉でいえばスピリチュアル・ブームですが、ヒーリングや占いや、引き寄せの法則といった現世的な成功法則なども含まれるでしょう。
ともすれば、それは現実的な対応力を見失いやすく、知らないうちに非現実的な思い込みや願望を描いて生活してしまうことにもなりえます。
ちょうど夢の中にいるようなフワフワしたお気軽な気分で生活することにもなりかねません。
そういった現実に足が着いていないフィクションの世界に惑わされやすい時期にありながら、一方で自分の本質的な在り方を見つめていく人生期にあるようです。
また昨今は、身近な人との関係や距離の取り方が課題になっています。
パートナーや身近な人との間に課題や問題を抱えている人も少なくないのではないでしょうか。それは、自分の内面性の現れなので、相手よりも自分自身の在り方を見直すしかありません。
さて、水瓶宮の前半に象意を持つ人は、今年2009年は、自らの努力に応じた分だけ成果を得ることができる年になりそうです。
特に今年2009年の1月〜3月におけるスタートダッシュが、その後の活動に勢いをつけることになるでしょう。
調子が良くても現状に満足することなく、手を抜かずに、さらに上の目標を目指してパワーアップして勢いをつけておくとよいのです。
一方、水瓶宮の後半に象意を持つ人は、今年2009年は、これまでにも増して浮かれ気分というか、お気楽気分になりやすく、ヘタすると思い込みによって1年を過ごしてしまうようなことさえ起こりかねません。
まあ、明るい前向きな気分で過ごせるとはいえるものの、最初に書いたように、念のため現実への対応に気をつけておいたほうがよさそうです。
本当は厳しい現実の中にあるにも関わらず、自分でも知らないうちに夢の中にいるように地に足が着いていない能天気(脳天気とも)の状態になっていて、ときに「ハッ!」と現実に気づいて青ざめたりすることが起こらないともかぎりません。
もっとも、遊んでも充分に生活できるだけのリッチな環境条件の中にある人にとっては、「アリとキリギリス」のキリギリス状態で、観劇や芸術鑑賞などに人生を楽しめるよいときかもしれません。
いずれにしても、薬物や飲酒・喫煙など飲みすぎに注意しておかなければなりません。
水瓶宮の最初に象意を持つ人は、1月はコミュニケーションが活発になるので情報収集や新しい企画や計画に最適です。
今年2009年の最初のピークが訪れるのは、2月〜3月前半。
2009年は全般に明るく前向きな気持ちで歩めるのですが、特にこの時期はやる気パワーも、人との交流も活発で、それいけドンドンといってもよい運勢期になるでしょう。
でも、ちゃんと言動に誠意をもってやり遂げる責任を失わず、無謀や、やり過ぎや、お気楽気分になり過ぎないことです。
特に水瓶宮の前半に象意を持つ人は、このときがピークです。
仕事の契約はこの時期にさっさと決めて、なるべく遅めの納期にしておくと好調を持続できるかもしれません。
4月、特に6月から7月前半はパワーダウンして仕切り直しが必要になりそうです。
状況が許せば、次の活動に備えて計画の見直しや一休みして体調を整えておくのもよいかもしれません。
7月〜8月は、2月ほどではないにしても自己パワーを発揮していくことが可能です。
10月には、水瓶宮の後半に象意を持つ人であるほど徐々に異性運がアップするかもしれません。
10月末以降は、今年2009年の正念場。異性関係をみれば、遊び散らかしてきた人はトラブルが発覚しそうですし、仕事の後始末などでプライベートが犠牲になりやすいでしょう。
いずれにしてもこの時期は、本当に誠意があるか、見識や実力があるかが問われる時期です。
逆に、有能さを買われれば活躍することも可能ですが、未熟な場合は、仕事などを含めて方向転換を図らなければなりません。
こえっらは来年2010年初頭まで影響することも考えられますので、年末の対処には慎重さが必要になるでしょう。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代の水瓶宮は、新しい時代の方向性を示します。その一方で、ともすれば時代の波に同調してしまい、特徴を示しえない存在になる場合もありえます。意外性と個性でリードしていくでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、ボランティアなどの社会活動や仕事を通して社会に貢献するなど、社会に意識や関心を持っていく人生期の中にあります。
同時に魚宮の本性が刺激されている時期にありますので、新しいライフスタイルを試みるなど自我意識が拡大し、新しい自分自身を見出していく人生期にあります。
これらと同時に、昨年2008年から今年2009年は、現実と対峙していく大きな転換期の中にあります。
現実への対峙は、身の回りのトラブルや試練として現れることもありますし、立場や責任を伴う出来事として現れてくる場合もあります。
この時期は、表面の出来事に惑わされることなく、これからの人生を社会で活躍していくための転換期としてとらえなければなりません。
どちらかというと、感覚に基づいた意識を持ちやすい魚宮に対して、現実に基づいた個性発揮や社会活動を行なうようにうながしているのです。
そういった点においては、真に魚宮としての長所を発揮し、現実社会において活躍できる新しい自分自身に変わっていく人生期にあるこということです。
ご理解できますでしょうか?
それゆえ、昨年や今年2009年にいろいろな出来事があったとしても、心理的に落ち込んだりする必要はなく、将来に備えた現実的な手を打っていけばよいということを意味しています。
昨今の人生期のことを長々と書いてきたのは、今年2009年は、それがいっそう拡大・増幅される1年になるからです。
今年2009年は、自分の霊性や直感を高めたり、ボランティア精神を発揚させていくなど、今まで以上に魚宮の本質的な精神心霊面での高潔な働きが刺激されます。
もともと霊性や直感的な感性が強い魚宮(例外もあります)ですが、今年2009年は、輪をかけてスピリチュアルな意識が高まりやすいでしょう。
ただし、現実に対峙していくべき人生期にあるために、ゲームやバーチャル、また不確かなスピリチュアル・ブームなど空想や妄想の世界に逃避することなく、霊性やスピリチュアルな側面を現実に適応させていくようにしなければなりません。
スピリチュアルな本性と、現実への対応力の両面を備えていくことによって、運勢を切り拓いていくことが可能だからです。
それはとりもなおさず、魚宮に象意を持つ人々に対して、新しく本物に生まれ変わっていくことを求めています。
1月は愛情面が活性化されたり、新しい魅力が加わりますが、ラブアフェアに気をつけなければなりません。
この時期の恋愛や愛情の新展開は、トラブルと紙一重なので扱いが難しそうです。
3月〜4月は、人と情報交換をしたり、パワーがあふれてきます。
人によっては自我意識が強くなりますので、念のためパートナーや協同者など対人関係における対立に気をつけておきましょう。
魚宮に象意を持つ人の今年2009年の正念場は、6月後半〜7月を中心に8月になります。
この期間は、内外のトラブルが多く、精神的に落ち込んだり、やる気を失うようなことが起こりかねません。
一方で、それは自分の内面を見つめて分析したり、自分の今後の方向性を考えるなど、精神面からの新しいスタートのときにしていくとよいでしょう。
このときは、自分によっぽど能力や見識があるか、自分が他に影響を受けている星座宮が好調でなければ、無茶な動きや派手な動きは自粛して、本物の自分自身を再発見していくことに意識を向けたほうが無難です。
9月後半、特に11月や12月など年末になると、次第に枷(かせ)がゆるくなって、社会的な活動期に入っていきます。
これまでの重苦しい雰囲気が抜けはじめるのも、この頃からになるでしょう。
徐々にですが、それとともに一皮ずつ自分本来の力をふるえるようになっていきます。
魚宮にとって、来年2010年を目まぐるしいほどの新展開の年にできるかは、今年2009年を現実逃避することなく、苦しくても現実に立ち向かって準備をし、どれだけ底上げしていくかにかかっているということです。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代の魚宮は、新時代のビジョンを実体的に示します。どんな理想の世界も、現実的なビジョンなしには実現することができません。宝瓶宮時代の実体的なパートナーとしてビジョンを示していくでしょう。
*ご注意 : ここに書かれた内容は、ご参考に留めおきください。
人間の心は、星のディレクションと同等か、それ以上に個人には影響します。
期間限定でみれば、星のディレクションを一時的に超える場合があるのです。
また、星のディレクションの100%すべてを記載しているわけではありません。
個々人のホロスコープ(出生天球図)によっては、該当には幅があります。
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