宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME | 今週の運勢1 牡羊宮〜乙女宮 | バックナンバー > No.889
●隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 8月 4日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
許容度数(オーブ)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
「運勢を決めるサイン(宮)」もご参照ください。
*
【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、先の記事「8月4日「新月」の“明暗”」でお伝えいたしましたように、“分水嶺”のピークがピークを迎えていく皮切りのときです。
といったこともありまして、今週中頃そして週末が近づいていくにつれて、個人的にも社会的にも考え方や進む方向性の相違による“自己主張”や意見の対立が増えていくことになります。
◆ 概 容
考え方の相違や意見の対立が必ずしも“悪い”ことではありませんが、“分水嶺”のピークゆえに“支配/被支配”といった双魚宮時代の「対立二元論」を当然の価値としておられる方ほど、対立や闘争が激化していく今週後半以降になります。
そうではなく、宝瓶宮時代の「共鳴関係論」を体得されておられる場合、双方の考えや意見の相違から、逆にシナジー効果によって発展していくことが起こりえる今週末近辺以降です。
One-Point ◆ いよいよはじまった感が無きにしもあらずです。早ければ今週末または来週早々に見える見えないを問わず、トップの“変心”“変容”“変革”の運命タイムのお時間が来ます。
今週は5日に水星が乙女宮4度で逆行に転じます。
そのまま10日後の15日に、水星は獅子宮に逆入宮します。
水星&獅子宮の太陽は合(コンジャンクション=0度)です。
両星とも牡牛宮の天王星と矩(スクエア=90度)で、天王星と水瓶宮0度Rの冥王星は三分(トライン=120度)で、魚宮29度Rの海王星を頂点とした小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
乙女宮の金星と魚宮17度Rの土星の衝(オポジション=180度)に対して、双子宮の火星&同17度の木星の合=0度が軸となったT矩(Tスクエア=180/90/90度)が形成されます。
また、牡羊宮8度Rのドラゴン・ヘッドと天秤宮8度Rのドラゴン・テールは、山羊宮9度のケレスを軸にT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
One-Point ◆ 今週は、YOD=60/150/150度も、交歓(ミューチュアル・リセプション)もありません。
8月4日が「新月」ゆえに、5日以降〜18日まで今週は新月も満月もありません。
“分水嶺”のピークのピークを迎えて重要になってまいりますので「基本三数による宇宙論講座」の概要を今週遅くない時期にアップ予定です。
One-Point ◆ ちなみに、“分水嶺”のピークのピークというのは、双魚宮時代の最期のピークと、終わりの始まりです。ほかにも例えば、移民勢力に呑み込まれるか、逆に日本文化に同化させていくか分け目のときともなりえます。
牡羊宮に象意を持つ人は、あえて一言でまとめると“課題の多い活動期”といった感じの今週です。
理想像を目指して活動していきますが、うまくいきづらいときでもあり、安易にもファイトを燃やして、逆に何とかしていこうと活動をされていくといったことになります。
ご自分の衝動のみで行動される方だったり、周囲が見えない猪突猛進傾向が強い方ほどそうで、クールに現実を客観視されてご判断や自制される方は除きます。
牡牛宮に象意を持つ人は、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに、ご自身の個性や独自の才能を仕事や社会で発揮できる人生期に入っています。
早い人では、すでに組織や社会のトップに立ったり、決定権を任されたりしていて、加えて昨今は自信が付くか、信念が増してきて独自の個性や才能を発揮しやすくなっています。
今週にかぎらず昨今の人生期がそうなのですが、今週にかぎって言えば、週末が近づくほど、もう一度仕事やご自分の現実を目標に見直されて、確認されたりご検討されていかれるとよいときです。
双子宮に象意を持つ人は、先回書いた内容と大差なく、運勢的にバリバリの活動期を迎えている今週また昨今です。
こうと決めたら一直線、多少の課題や問題があっても「何とかなる」と前向きに果敢にチャレンジしたり進んでいけるときです。
そのため、やるべき目標を見出せるほど運勢全開で取り組めますので、あとは失敗も成功も関係なく、そこから学んで人生の糧にされていかれればよいでしょう。
蟹宮に象意を持つ人は、いったんご自分を無くされるかのように、自分とは異なる周囲の状況に立たれてみられるのもよいでしょう。
ご自分とは異なる感性や、考えやお立場から四方八方の状況や人や事象を客観的にみられて、ご判断されたり、対処されていかれるほうが今週の運勢状況に即しているといえます。
ご自由にされていいのですが、ご自身の考えをいったん脇において、相手や周囲の状況や事象を豊かな感受性でもって受け入れ、ご対処されていかれることで道が開かれます。
獅子宮に象意を持つ人は、ご自身を含め仕事や対外的な社会活動を、これまでとは大きく変えていかれることが起きたり必要な人生期です。
同じ獅子宮でも生まれもつ象意ポイントによって若干のタイムラグがありますが、これまでもお伝えしてまいりましたように“転職”など職業変化の人生期にあって、そのピークに先月から入っています。
組織との関係も含めて、対人関係や仕事関係などご自分の個性や才能や興味の対象を、本職や社会活動にされることなどをご検討また視野に入れていかれるとよい昨今です。
乙女宮に象意を持つ人は、ご自分の優れたスキルをもって、実力をバリバリに発揮できる今週また昨今です。
状況によっては、現実的な課題が伴なうことは避けられませんが、それも含めて「何とかなる」と対外的に言動や活動をされやすいときです。
無謀もしくは果敢に進めますが、乙女宮らしく現実を視野に慎重にも意識できますので、どちらか一方に決めすぎることなく、状況に応じたケース・バイ・ケースでの柔軟なご対応がベストです。
One-Point ◆ 今週中盤を過ぎて、週末になるほど考え方の相違や自己主張による対立が起こりやすくなります。一方に与することなく、公平かつ客観的に双方を受け入れながらご判断されるとよいでしょう
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2024 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.