宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「星のディレクション」

No.855 / 2023.12.11 〜 12.24

●隔週日曜日に更新予定です。
※2023年12月10日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
運勢を決めるサイン(宮)」もご参照ください。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。


「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。


今週の傾向

2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、週末に向かうほど新しい時代の理想像に向かった改革や変化が徐々にながら進んでいくことになります。
歴史また社会的にそうで、個人においては、“生まれもつホロスコープによっては”と表現するしかないのですが、加えて週末になるほど倫ならぬ情感を含めて恋愛幻想が生じ膨らむことが起きやすくなる今週です。

概 容
その場合、異性関係にかぎりませんが、一抹の事実誤認や誤解なども交えつつ、いろいろとスキャンダルが生じることになります。
世間一般的にも「好事魔多し」と言われますし、また「好きこそものの上手なれ」と同時に思いどおりに進んで見えるときにこそ「油断大敵」。異性関係を含めていろいろとご注意が必要です。

One-Point ◆ 昨今は、表立った“ドンパチ”を起こして世界的に厳しい経済制裁を受けるよりも、情報戦やハニトラなど秘かに諜報戦が活発化するゆえ、立場のある方ほどご注意が必要です。

今週の星の動き

今週は13日に水星が山羊宮8度で逆行に転じ、そのまま23日に射手宮に逆入宮します。
一方、太陽は22日のお昼12時半ごろ山羊宮に入宮し、冬至です。
太陽と水星は合(コンジャンクション=0度)です。
牡羊宮21度のドラゴン・ヘッドと天秤宮21度のドラゴン・テールに対し、射手宮の火星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
射手宮のケレスはノーアスペクトです。
一方、蠍宮の金星と牡牛宮19度の天王星の衝(オポジション=180度)に、魚宮24度の海王星が調停=60/120/180度の座相をとります。
火星と海王星は矩(スクエア=90度)です。
山羊宮29度の冥王星を頂点に、海王星と今週前半の金星は小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
さらに、魚宮2度の土星を頂点に、太陽と牡牛宮5度の木星も小三角=60/60/120度を形成します。

One-Point ◆ 天王星は、火星とドラゴン・テールを底辺として、数日間のみ金星を尻尾にYOD凧(ヨッド・カイト=30/30/150/150度)を形成します。そのドラゴン・テールは今週までですが、天王星と海王星を底辺として、ドラゴン・ヘッドを尻尾に同じくYOD凧=30/30/150/150度を形成します。

講座トピックス

YOD(ヨッド=60/150/150度)の象意は、今月末にお届けする「アスペクト完璧講座」(「YODの象意は単純明快」ご参照)で詳しく知ることができます。
併せて、宇宙からもたらされる“象意”の秘密を解き明かしてお伝えする画期的な『星のディレクション講座』もご受講によりお楽しみください。

One-Point ◆ 年の瀬も押し迫り“分水嶺”のピークの前哨戦が起きる年末です。ご自身にとっても「革命前夜!」となる来年の皆さまの運勢ディレクションはいかが相成りますでしょうか。

《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮に象意を持つ人は、終盤はともかく、それまでは頭の回転が“スピード違反”状態に当意即妙に回りそうな今週です。
牡羊宮らしい多少の皮肉っぽさが出ることがありますが、ご本人はギャクのつもりで悪意なく叩いた軽口でしょう。
ですが相手によっては、心臓をえぐられるようにグサリときて落ち込んだり、逆に反発されたりする場合がありますので、相手を見て行なうことも必要です。

【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮に象意を持つ人は、一般的に“積極果敢”に新たに、中にはイージーに衝動的にも、快適や理想とされるご自身や環境状態を目指される思いが強まることになる今週です、
同時に、週末になるほど“恋愛幻想”といった異性関係のビジョンや想いを描くことが起こります。
ちなみに、金銭に余裕ができた小金持ちのご年配者の場合、お立場のあるかたほど時節柄、“ハニトラ”まがいの出来事に引っかからないようにご注意されておかれるとよいでしょう。

【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮に象意を持つ人は、社会的な地位向上の昨今の人生期にあって、とくに今週は博識の双子宮らしく、お得意の知識やコミュニケーション・スキル、また企画能力などを発揮できるときです。
余計なお世話ながら、下手に色気や欲目を持たずに口からでまかせを避けつつも、よく分からない言葉で恐縮ですが“誠意大将軍”で進まれることが、最終的な評価や未来につながります。
また、双子宮の終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、見果てぬ理想やビジョンを描いて、良し悪しはともかくとして“分水嶺”のピークのディレクションの前哨戦となっていく今週です。

【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮に象意を持つ人は、先回も書きましたが、深層の精神意識を見直されて、宝瓶宮時代に向けた新たな意識改革のスタートと同時に、今後の仕事や対外的な社会活動に向けて考えやご意識を転換されていかれるとよいときです。
具体的に、それが何なのかは個々に生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって異なりますので、不特定多数にむけたこの「今週の運勢」欄では、十把一絡げに述べることはできません。
いずれにしましても、今週はそのようなご自身の目標ターゲット、また相手や周囲にご関心を向けてご対処されるときになっています。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮に象意を持つ人は、後半(15度〜)に象意を持つ人をメインに仕事内容や職種など、対外的な社会活動のあり方を否応なく変えざるをえなくなる今週になっています。
昨今は仕事の変革の人生期にあって、今週はトリガーや動きの一端となるときです。
事柄の性質上、引き継ぎやご準備や段取りがありますので、すぐにどうこうということはできないことも多いのですが、昨今の「星のディレクション」(運勢変化)は、その方向にずっと宇宙波動エネルギーを投げかけてきています。
よきところを見計らいタイミングを得て、意識変化を交えつつ“チェンジ”していかれるとよいでしょう。

【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮に象意を持つ人は、活発に仕事や華々しく社会に出て対外的にご活躍と言うよりも、内面性をじっくりと見つめつつ、今後の宝瓶宮時代に向けた“転換期”のピークの昨今、意識チェンジを図られるとよい今週またその前後のときです。
すでに進んできているのですが、来年2024年は双魚宮時代から宝瓶宮時代へ“分水嶺”のピークの時期で、乙女宮にとっても「革命前夜」ともなる社会的な使命や責任を胸に方向転換されていく人生期を迎えています。
今週は、どこまでオモテに出てくるかはともかく、その前哨戦ともいえる模索のときだといえます。

One-Point ◆ 時代の変遷は、個人がイヤだと言っても否応なく進みます。「天網恢恢疎にして漏らさず」という言葉があるように、逃げることはできず絡めとられるかのような今週です。



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