宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

YODの象意は単純明快
[ヨッド=150/150/60度] 
― アスペクト完璧講座12月テーマ ―

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西洋占星術では解けない宇宙的な意味

●2023年12月 3日アップ。


初学の頃、西洋占星術をいくら学んでもYOD(ヨッド=150/150/60度)の象意解釈は困難でした。

「“神の手”と呼ばれる運命的なアスペクトです」と言われても、どんな運命なのかをはじめ、象意の読み方も伝わらないので理解のしようがありません。

ところが「基本三数」とその展開「数理法則」を、ホロスコープに適用していくと見えてきました。

過激な表現をすれば「宇宙とホロスコープの秘密」につながるYOD=150/150/60度なので、宇宙時代の宝瓶宮時代はともかく、地球レベルの双魚宮時代の占星術のカテゴリー(範疇)外だったのです。

主観的な“ホロスコープ占い”から正しく象意が解明できることはまずありません。


《 第8回テーマ「YOD=60/150/150度」 》

知りたいアスペクトを単発でもチョイスしてご受講できる「アスペクト完璧講座」の第8回のご紹介です。

「アスペクト・パターン」をテーマとした2回めで、11月の「調停(メディエーション=60/120/180度)」の座相に続いて、今月12月は「YOD(ヨッド=150/150/60度)」がテーマです。

ちなみに「アスペクト・パターン」というのは、「単独アスペクト」が連結した複合アスペクトの中で、基本となるパターンのことです。

宝瓶宮時代のアストロロジーでは「宇宙森羅の最小象徴数=12数」に基づいて、6つの単独アスペクトと6種類のアスペクト・パターンの12種類を定めています。

One-Point ◆ 世界に2つと同じものがない「ホロスコープ」といえる最大の理由は、当該ホロスコープにしか見られない個々に組み合わさった複雑多岐な複合アスペクトを持つためです。それも12種類のアスペクトからリーディングが可能です。



《 私はそれで“挫折”しました 》

ホロスコープに「解釈理論」があるかないかは想像以上に重要です。

逆に理論なき“ホロスコープ占い”の現代占星術は、過去の占星師による象意解釈の“伝言ゲーム”のようなもので、時が経つほど本当かどうか試行錯誤しながら解釈するしかありません。

それで“挫折”しました。

ホロスコープの解釈理論がないことは、次のような恐ろしいことをもたらします。

1、主観の継承=過去の誰かによる主観的な象意解釈を、正解かどうか分からないままいったんは引き継いで、また主観で解釈していく。

2、応用が難しい=世界に2つと同じものがないホロスコープなので、過去に解釈例や適用例がないことが多く、新たな展開や解釈が難しく、似たものを探して代用するしかない。

3、根拠不明のまま=宇宙に基づいた根拠がなく示されないため、不明な解釈があっても客観的なチェックも応用展開もできず、信じる(信仰)しかできないことを実は知らずに強要されている。

結局、どこまで適用できるか分からない茫漠とした山のような過去の象意解釈を、丸暗記するように記憶していくしかないといった現況もみられます。



One-Point ◆ 丸暗記や論拠のない主観解釈は苦手なので、早々に“挫折”しました。現在は存じ上げませんが、当時の西洋占星術ブームの中、地に足が着いていない“スピリチュアル占星術”と称する解釈が増えたことも一因です。


《 もはや人種が違うと感じた 》

ところが西洋占星術マニアって怖いんです。

ものの見事に象意を一字一句丸暗記されておられる方がいてビックリしました。

もはや、人種が違うのだと感じたほどです。

とてもそのようにはできない粗忽な頭の持ち主なので、それを目にしたときは「基本三数」を見出していたあとでもあり、“挫折”して正解だったと思いました。

で、そのお話はさておき。

ホロスコープは地上から見た宇宙太陽系の動きに伴なう位置関係を忠実に写しとったものです。

One-Point ◆ そこに象意が秘められていて、解釈やリーディングができます。であれば真実や象意の根拠は宇宙大自然の理(ことわり)に聞けばいいのです。遠近のある星を勝手につなげてつくった「星座」や創作された「神話」に本来の論拠はありません。


《 日本アストロロジーの時代 》

お話を戻します。

「YOD」(ヨッド)という言葉は、ヘブライ語アルファベットの10番めの文字です。

英語では「Y」で表記され、アルファベットの元となったフェニキア語で“ヨッド”(yodh)は「手」を意味し、位置関係は「くさび形」です。

ホロスコープの中心をとれば、「Y」のカタチに配されたアスペクト・パターンです。

単独アスペクトの六分(セクスタイル=60度)と2つの「転」(クインカンクス、インコンジャクション:インコンジャンクトとも=150度)の複合です。

「転」という日本語名は、当「宝瓶宮時代のアストロロジー」がその象意の特徴から命名したものです。

宝瓶宮時代は「日本」が世界的に模範となって責務を伴なう時代です。

宝瓶宮時代のアストロロジーも類似です。

誤って“占星術”と訳されるアストロロジーではなく、論拠を伴なっていた古代ギリシャの「古典アストロロジー」の最新版といえるものです。

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」また「数理法則」をホロスコープ理論とした日本発祥の人類の叡智です。

One-Point ◆ 「Astrology」に“占い”という意味はどこにもありません。直訳すれば天体の学問「星学」です。歴史的な経緯や海外の事情がありますので、仕方ありませんが、宝瓶宮時代のアストロロジーは世界に問う日本のアストロロジー「星学」です。


《 講座概要と要項 》

さて、お話を「アスペクト完璧講座」に戻します。

構成と配信日また講座形式は次のとおりです。

【講座構成と配信日】
第1回 合(コンジャクション=0度) …5月25〜31日 配信済み
第2回 衝(オポジション=180度) …6月25〜30日 配信済み
第3回 三分(トライン=120度) …7月25〜31日 配信済み
第4回 矩(スクエア=90度) …8月25〜31日 配信済み
第5回 五分(クインタイル=72度) …9月25〜30日 配信済み
第6回 六分(セクスタイル=60度) …10月25〜31日 配信済み
第7回 調停(メディエーション=60/120/180度) …11月25〜30日 配信済み
第8回 YOD(ヨッド=150/150/60度) …12月25〜31日 ※次回配信
第9回 大三角(グランドトライン=120度×3) …1月25〜31日
第10回 大十字(グランドクロス=90度×4) …2月25〜29日
第11回 神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120) …3月25〜30日
第12回 大六角(グランド・セクスタイル=60度×6) …4月25〜31日

【講座形式】
HTMLメールでの配信。
※長文を読みやすいようにHTMLで行間を設定しています。
お使いのデバイスの画面幅、また読みやすい行幅でご高覧いただけます。

【ご受講料金】
単発…1講座:1万円(税込)自由にご選択ください。
アスペクト・パターン…6講座:5・5万円(税込)。
全講座…12講座:10万円(税込:初回と今月のみの特価)。

One-Point ◆ 約20年前の開設以来、ご受講者も多くなり、現代占星術の中にも以前はなかった影響がみられ喜ばしいかぎりです。まだまだ奥深い内容が「基本三数」による論理的な解釈の中にあります。講座などを通じて日本アストロロジー「宝瓶星学」として、すべてをお伝えしてまいります。学ばれたあとはご自由にご解釈されてください。




※ご参考「講座お申込みフォーム」。







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