宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 5月21日アップ
今週は、27日に金星が双子宮に入宮します。
同日深夜28日の直前に、逆行中の火星が蠍宮に戻ります。
ドラゴン・ヘッドと合(コンジャンクション=0度)の乙女宮の木星と、射手宮の土星、ドラゴン・テールと合(0度)の魚宮の海王星、双子宮の太陽、それに今週後半は金星が加わって、大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成します。
一方、木星とドラゴン・ヘッドを頂点に、山羊宮の冥王星、牡牛宮の水星が、大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成し、海王星とドラゴン・テールを尻尾としてトライン・カイト(60/60/120/120)になります。
太陽と合(0度)の金星は、水星と交歓(ミューチュアル・リセプション)です。
冥王星は、牡羊宮の天王星やケレスと矩(スクエア=90度)で、ケレスは土星と三分(トライン=120度)です。
今週後半、蠍宮の火星が天王星と三分(120度)をとりはじめます。
Point ◆ 「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」にも書きましたとおり、今年2016年のハイライトの一つ「複合ディレクション」がはじまっています。
生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、複雑なディレクションを受けていきますので、混乱しないようにしましょう。
メインとなるのは、過去への「訣別」と新たな「スタート」になっています。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人は、仕事や社会活動で知識や技能を発揮できる今週で、人によってはスキャンダル交じりながら、世の話題にのぼる人もでるでしょう。
純粋に牡羊宮のみをみればそういうことで、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、昨今また今週はそれ以上の複雑なディレクションを受けますので、その運勢サイン(宮)の項もあわせてご参照ください。
いずれにしましても、左欄の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように新たなスタートや、「個性発揮」のときになります。
One-Point ◆ 「個性発揮」については、牡羊宮の後半に象意を持つ人がとくにそうなります。自分独自のオリジナリティーを発揮していく傾向が、週が進むほどに、さらに強まっていきます。
牡牛宮に象意を持つ人は、ふだんは控えめでも昨今また今週は、12サイン(宮)中でもっともバリバリと自我意識を発揮していくときになっています。
ただ、自我意識を発揮していくことが、今週は、これまでの牡牛宮とは異なった印象を周囲に与えることがありますので、見直されたり評価されるのと同時に、一部からは不評をかうことがないとはいえません。
純粋に牡牛宮のみをみればそういうディレクションを受けることが大半で、ただ、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、そちらの影響が強いときなので、あわせてその運勢サイン(宮)もご参照ください。
One-Point ◆ 左欄の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、今週は全体的に複雑なディレクションを受けるサイン(宮)が多いので、念のために、ご参照いただきたいということです。
双子宮に象意を持つ人は、双子宮の最後のほうに象意を持つ人はともかく、大半の方が左欄の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、複雑なディレクションを受けていくときになります。
というか、良し悪しは別にして、むしろ「課題」や「問題」をかかえる当事者となっていく方も多い昨今の双子宮なので、混乱して現状にまどわされないことが重要です。
中心軸となる本質的なディレクションから申し上げますと、今年2016年のピークの一つとなる昨今は、これまでの「過去」への訣別と同時に、新たなスタートと出直しのときになっています。
One-Point ◆ 過去の常識や発想、また考え方などの通念が、状況によっては通用しにくくなる時期でもありますので、過去に拘泥せずに、過去は過去として未来に目を向けるとよいでしょう。
蟹宮に象意を持つ人は、直接とはかぎりませんが、左欄の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、間接的ながら、複雑なディレクションの影響を受けていくことになる今週です。
わかりやすく申し上げますと、間接的なので、自分ではわからない他人の「課題」の影響を受けていくことになりますし、同時に、他人からのサポートを含めたアシストをも受けていくことにもなる今週です。
そういった時期なので、とくに他人からの影響をナーバスにも受けやすい蟹宮は、心理的に混乱しないように注意が必要です。
One-Point ◆ 蟹宮のみをみればそういうことで、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、直接、複雑なディレクションを受けていくケースがないとはいえない昨今また今週です。
獅子宮に象意を持つ人は、仕事の面や対外的な社会活動の分野において、なにかと周辺がさわがしく、人間関係や頻繁なコミュニケーションが必要とされたり、メンタル面においても多忙になっていく今週です。
そこには、たとえ直接的に自分自身のことではないにしても、自分また自分の立場がかかわって、数々の複雑な課題やトラブルまたスキャンダル交じりの出来事に関与していかざるをえないときです。
そこでは、平和や調和また美意識をもって、現実問題に対峙したり、新たなビジョンや理想を見出したり示していくなど、真価が問われていくことになります。
One-Point ◆ 純粋に獅子宮のみをみればそういう時期で、ほかに生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、直接、自分自身にかかわって、複雑なディレクションに向かうべきときにあります。
乙女宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の星の動きと傾向」に書きましたように、昨今の複雑なディレクションの影響を12サイン(宮)中では、もっともダイレクトに受けていくことになる昨今また今週です。
厳密にいえば、良し悪しには関係がないのですが、それでも、自分自身が身につけてきた見識や実力や人徳のレベル次第では、厳しい局面に立たざるをえないことも起こりえます。
その一方で、高い人徳や見識をもった人であれば、複雑に混迷する現状を、人生最大のチャンスとして変えていくことができる昨今また今週になっています。
One-Point ◆ どちらに転ぶかは、自分のレベル次第で、180度ほどにも異なってくるのですが、いずれにしても、これまでの常識によらず、過去との訣別と、新たな再スタートの人生期です。
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