宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 5月 7日アップ
今週は、20日深夜11時半頃、21日になる直前に太陽が双子宮に入宮します。
週末22日には水星が牡牛宮14度で順行に戻ります。
射手宮の土星を軸に乙女宮の木星やドラゴン・ヘッドと、魚宮の海王星やドラゴン・テールのT矩(Tスクエア=90/90/180度)は今週も継続します。
同じく、木星とドラゴン・ヘッドを頂点に、山羊宮の冥王星と、牡牛宮の太陽と水星と金星を加えた大三角(グランド・トライン=120度×3)に、海王星とドラゴン・テールを尻尾としたトライン・カイト(60/60/120/120)も継続です。
土星は牡羊宮のケレスと三分(トライン=120度)で、冥王星は牡羊宮の天王星とケレスに矩(スクエア=90度)です。
射手宮の火星はノーアスペクトです。
Point ◆ 大きな星の配置は、1週間前にアップした「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」とさほど変わりません。
違いは、半数前後の方が、より平和な生活や贅沢を含めた快適な暮らしを求め、また深い最高の情愛を志向していくようになることです。
そのため、恋愛や結婚への情動が高まったり、ブームもありえる今週です。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
牡羊宮に象意を持つ人は、大きな運勢の傾向は、これまで述べてまいりました人生期や昨今の内容とあまり変わりません。
あえて違いが生じる部分をいえば、人によっては正反対にも現われますが、今週は、牡羊宮に象意を持つ人のなかにもご他聞にもれず、恋愛発覚や結婚などの愛情問題で世間をにぎわす人が出やすくなっています。
新たなディレクションの部分はそういうことで、基本、今週は牡羊宮のほかに生まれもつ「運勢サイン(宮)」の欄をご参照ください。
One-Point ◆ 念のために補記しておきますと、牡羊宮の半数ほどは、いわゆる「空白状況」のなかにいる人もいます。同時に牡羊宮の半数ほどの方は、バリバリの自己発揮のときにあります。
牡牛宮に象意を持つ人は、中盤からとくに後半に象意を持つ人をはじめとして、今週はバリバリの自意識が高まるときで、また恋愛や異性への情愛運が最高潮にもなっていくときです。
そういったモテ期とも発情期ともいえ、またセクシーアピールを交えた自己アピールをする牡牛宮に、こころよく思わず、反発する人もいないではありませんが、それはいた仕方ありません。
そういう人は、そういうタイプの人として、一応の配慮はしてもかまわないのですが、必要以上に臆せずに、自分力を発揮したり、快適さや、心地よさや、豪華さを堪能していく今週にするとよいでしょう。
One-Point ◆ もちろん、フトコロ具合と相談しなければならない方はそうされて、最高の自分の状態を描き、精神的にもまた現実的にも目指して体験されていくとよい今週になっています。
双子宮に象意を持つ人は、双子宮ご自身というよりも、相手の変化や周囲の現実的な状況変化によって、これまでの人生の結果としても、また個人的な内面としても、良し悪しはともかく「結果」が現われやすいときです。
ごく単純に申し上げますと、ご自身の深層の精神意識(霊性)面にも、またスピリチュアルな事柄にも、意識や関心が高まるときで、本当の自分? 本物の人生? など世の中の真実にもかかわっていくときです。
俗世間一般の言葉でいえば、「試練」や「課題」をともなう時期となる方が多いのですが、それは同時に、本質的にみますと、新しい「自分自身」として再出発していくときが近づいていることを意味します。
One-Point ◆ 運勢は、世間的にみることにとどまるか、そこにとどまらずに本質的にとらえて対処していくかで、今後、大きく異なっていきます。幸い今週の双子宮は後者を選択できるときです。
蟹宮に象意を持つ人は、プライベートな人間関係においても、また仕事など社会的な対人関係においても、そこに生じる金銭運ともあわせて、それぞれに両極端となっていく今週また昨今です。
いくつか申し上げますと、ご自身が志向していくこともあって、異性運や情愛運は、単純な表現で申し上げますと「最高」か「最低」か、また金銭運や財政運も「最高」か「最低」か、そういった運勢期にあります。
さらに申し上げますと、そこで固定するともかぎらず、「最高」から「最低」へ、逆に「最低」から「最高」に転じる大逆転の可能性もある予測不能な今週また昨今になっています。
One-Point ◆ 生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって「最高」の度合いや「最低」の度合いは異なってきます。また自分ではなく、家族など身近なパートナーがそうなるケースもあります。
獅子宮に象意を持つ人は、どんな分野でそうなるかは、個々に生まれもつホロスコープ(出生天球図)によりますが、いずれにしましても、今週は仕事はもちろん対外的に「テッペン」に立つことが可能なときです。
ホロスコープ(出生天球図)によっては、具体的な出来事にかぎらず、精神意識面など内面性による「得意の絶頂期」だったりするケースもありますが、いずれも仕事や社会活動において「自己実現」や「個性発揮」をなしえる今週です。
自分自身が組織やグループの中心という方も、加えて、ほかのTOPクラスの人たちとの出会いや交わりもありえる「サミット」状態の今週になっています。
One-Point ◆ だいたいは、そういう「権威」などのスキル発揮のときになりますが、ごく例外的にまったくの正反対に「プアー」な状態も起こりえますので、自己中心にならないことが重要です。
乙女宮に象意を持つ人は、以前もお伝えしましたが、「盆と正月が一緒にきた」ようなときでもあり、また「目出度くもあり、目出度くもなし」といった同時並行して起こる運勢期でもあります。
なかには、時系列に最高潮に自我を発揮できたかと思えば、次の瞬間には社会のどん底に陥るようなこともありえますし、逆に人生の出直しを迫られたかと思えば、そこから頂点を目指して最高に自意識を発揮していけるなど、「波乱万丈」の時期ともなりえます。
夢と現実と、楽天性と悲観性など、同時並行したり、めまぐるしく変わっていく可能性もあるときなので、混乱しないことが第一です。
One-Point ◆ どちらかというと、安易にとらえたり、楽観的に夢見る人ほど足元をすくわれかねない時期なので、まずは足元や周囲の現実を受け入れ、よくよく把握していくのが肝要です。
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