宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年 2月19日アップ
今週は、22日に水星が魚宮に、続く翌23日に火星が魚宮に入宮します。
3月2日には金星が水瓶宮に入宮します。
金星の入宮によって、土星と三分(トライン=120度)をとるケレスを含めれば、水瓶宮と魚宮の2つのサイン(宮)に7つもの星が集中します。
今週の主なアスペクトは、牡羊宮の木星と山羊宮の冥王星の矩(スクエア=90度)。
そして、魚宮の火星・太陽・水星の三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0)です。
今週後半は、月も山羊宮→水瓶宮→魚宮をトランシットしていきますので、個人や状況によっては、ある分野が突出して物事が生じやすくなります。
場合によっては、そこにご自分の特長や、逆に課題の一つがあったりしますので、意識に留めておくとよいでしょう。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、悪い意味ではなく、自分の社会的な実力や見識と、現実対応力が問われているときだといえます。
人によって時期に多少のズレがありますが、今の時期、広くとらえれば年内は、現状や出来事などをどのようにとらえて意識していくかが、将来的な仕事や社会運を左右していきます。
結局のところ、それらは自分の直観力や霊性面を含めた心の持ち方をレベルアップしていくときだといえそうです。
One-Point ◆ 社会への関与や、リーダーシップなどを含めた今後の活躍が、近い将来的に期待されているために、自分の考え方や意識の根本を再構築しておく必要があるためです。
牡牛宮に象意を持つ人は、能力や実力はあっても、仕事や社会活動においては、充分に発揮しにくい時期にあるといえます。
ただし、ポテンシャル(潜在能力)は高いので、日常的に発揮していなくても、イザという場面になれば、充分な実力を発揮できる時期でもあります。
いずれにしても今週は、週末になるにつれて、穏やかな牡牛宮らしさの魅力がアップしていきますので、職場で人気が出たり、上司など上の人からの引き立てを受けやすくなっていきます。
One-Point ◆ 今の時期は、仕事運や社会運がありますし、3月は人気運がアップして楽しめます。傲慢尊大に陥ることなく、精神面や霊性面など心の管理を忘れないようにしておきましょう。
双子宮に象意を持つ人は、イザというときなど、必要に応じて現実的な判断や対処をしていける時期です。
今週や3月は、そのような現実認識力や情報力が評価されて、職場や社会活動の場において優れた見識を示したり、実力を発揮していくことができます。
ただ、同じ双子宮に象意を持つ人であっても、面倒くさがり屋の人や重い責任を負うのが嫌な人にとっては、場合によっては逆に、一部でストレスを感じることが起こるかもしれません。
One-Point ◆ どちらにしても「口先」だけや「空手形」にならないように、ちゃんと結果が出るまで、または最後まで責任感や誠意をもって対応することが、今の運勢を活かすことにつながります。
蟹宮に象意を持つ人は、先週も書いたように、「良いのか、悪いのか…」、「♪人生楽ありゃ苦もあるさ」といった複雑な時期にあります。
そのような人生期の中で、今週は、尻上がりに知識や情報力、またはやる気パワーなど、意識が高まっていくことになるでしょう。
いずれにしても人生上の転換期にありますので、ご自分を取り巻く現実や状況が大きく変わっていく人生期にあることは変わりありません。
One-Point ◆ 過去は過去です。基本的に、過去の意識や考えや、マイナスの体験記憶は、すべてリセットしましょう。まっさらな頭で今の状況に望んだほうが、後の運勢に乗っていけます。
獅子宮に象意を持つ人は、ひところの雌伏(しふく)期間を越えて、漸次(ぜんじ)、対外的な活動期に向かっています。
特に昨今は、寒かった冬から解放されるように、春のような前向きな気分を迎えて、動きが急展開していくことも起こりえます。
そのせいもあって、今週は週末に近づくにつれて、さらには続く来月も豪華な気分になり、いつもより贅沢行動をとりやすく散財がかさむかもしれません。
One-Point ◆ ここ数か月は、良し悪しはともかく、対人関係、それも異性への関心に星のディレクションが集中しています。今週や来月の散財も、それゆえのこととなる可能性が高いでしょう。
乙女宮に象意を持つ人は、全面的ではないにせよ、これまでの考え方や行動パターンを変えていくべきときに入っています。
それは悪いことではなく、自分らしい能力やスキルを身につけていったり、発揮していくことによって、今後の対外的な社会活動の人生(運勢)期に向けて準備をしていくものになります。
いわば、今は意識面での転換ですが、その一方で、自分自身の実体が問われていくときでもあることにご留意ください。
One-Point ◆ 実力や能力が高い人であっても、先週や今週にかぎっては、少し発揮しにくいかもしれません。しかし、イザという場面になれば、十二分に発揮していくことができるときです。
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