宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME > 今週の運勢1|今週の運勢2 > 今週の運勢バックナンバー > 今週の運勢177
●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年 9月18日アップ
今週は、23日お昼12時頃に太陽が天秤宮に入宮します。当然、天秤宮0度は「秋分の日」に当たります。
土星と天王星(木星も)は、衝(180度)から離れましたので、約4か月間にわたって続いてきた土星、天王星、冥王星のTスクエア(90・90・180)は、先週までで解消されました。
一方で太陽は今週、魚宮の木星・天王星と衝(180度)、山羊宮の冥王星と矩(90度)のTスクエアを形成します。
この太陽は土星と合(0度)で、金星と火星も合(0度)、ケレス・冥王星・ドラゴンヘッドは連続合(0+0)、木星と天王星も合(0
度)と、4か所で5つの合(0度)が形成されます。
これらの合(0度)は、金星・火星を除いて、相互に複合的な矩(90度)をとるのが今週の特徴です。
今週は、それぞれの立場で真価が問われます。
お互いの信念や思い込みによって、意見や主張がぶつかり合うために、本来は高いレベルにおいて見識や人格を示して変わっていかなければならないのですが、それができずに妥協もしない場合は、根本からの変革を選択することが起こります。
その場合は、対立分裂といった変化の可能性も出てきます。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、今週は一見して仕事や社会活動がデッドロックに乗り上げたような状態に陥ったり、そう感じることがあるかもしれません。
そういった状況にあっても、今の現実だけにとらわれることなく、もっと先の状況を視野に入れて「禍転じて福となす」くらいの意識で発想の転換が重要なときです。
今週起こる事態は、将来に備えて、予め最先端の設備投資を行なうなど、変えなければならない、あるいは変わらなければならないことを意味しています。
One-Point ◆ それができないのはいいとしても、短絡的な権力意識や行動に走った場合は、結果的に社会的な立場や地位あるいは信用を失うことにつながっていきますのでご注意ください。
牡牛宮に象意を持つ人は、周囲の対立やトラブルをよそに、恋愛や異性関係といったパートナーシップに動きが出やすいときです。
ひょんなことから恋愛関係に発展したり、別れた相手と焼けぼっくいに火がついて、運命か腐れ縁かはともかく、復縁したりする可能性もなくはありません。
そんなこんなで情動的にもなりやすいときですが、周囲の状況をよく把握しないでのめりこんだり、一途に突っ走ったりしすぎるとトラブルが発生します。
One-Point ◆ 今の人生期は、彼氏彼女だけではなく、社会や組織の仲間との友情関係や、サークルや仕事のスキルアップも図らなければならないときなので、バランス感覚が必要です。
双子宮に象意を持つ人は、実体関係にあるパートナーや相手との間に、希望と課題とが交錯しやすいときです。
今週、課題は自分自身の現実、ならびに仕事との関係において生じやすく、自分と仕事と相手の3者のバランスを取るのが難しいので、見識や実力がないと対処することに一苦労するかもしれません。
その一方で、愛情・恋愛運や将来への夢や希望を持つことが可能なときで、新たな自分の人生への変革を試みるときといえます。
One-Point ◆ 人生は過去の継続と同時に、180度近く転換していくといった選択も必要です。それが今週かどうかはともかく、根本的なチェンジを視野に入れておくく人生期に入っています。
蟹宮に象意を持つ人は、カンタンにいえば、大きな変革期に入っている人生期にあります。
それが今すぐかどうかはともかく、その大きな一つのポイントに今週はなりますので、自分の生き方や今後の方向を根本から見直したり考えてみるのもよいでしょう。
決して仕事が不調な時期とはいえませんが、自分自身の心の姿勢、また相手や周囲の人々に対する心ある正しい接し方なども見直していきましょう。
One-Point ◆ このような星のディレクションは、蟹宮の前半に象意を持つ人に対して特に強く働いています。心当たりのある方は、自我を捨てつつも、ファイトをもって対処していける今週です。
獅子宮に象意を持つ人は、単純にいえば良し悪しはともかく、「リーダーシップ」が試されるときにあるともいえます。
「リーダーシップ」という単語が適切でなければ、自分の根幹をなすスキルとも、深い心の思いや奉仕の精神などの情動と言い換えてもかまいません。
結局、どういった自分を理想としていくか? またどういう意志や意識を持っていくか? ということから、自分自身を考え直してみるとよいでしょう。
One-Point ◆ 人を当てにしたり頼るのもかまいませんが、それが良い結果をもたらすかどうかということとは別の問題です。むしろ、今は独りでも、まず自分を確立していくことが先決でしょう。
乙女宮に象意を持つ人は、今週は運勢がきているとはいえるものの自分の出し方や動き方の判断が難しいときです。
パートナーも表向きは賛同して、自分も完璧だと思う権能を発揮したことが、必ずしも正しいとはかぎらず、自己の評価を下げることにもつながります。
かといって周囲の人々は賛意を示してくれていたりするので、問題はそれが「正しいという勘違い」だったり、おためごかしだったりする可能性があるときだといえます。
One-Point ◆ 自分だけの立場や考え方や価値観からで判断はできず、本物の権能を発揮するためには、自分や相手の立場を含めた、広い視野からの幅広い見識が必要なときだといえます。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2010 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.