宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
HOME > 今週の運勢1|今週の運勢2 > 今週の運勢バックナンバー > 今週の運勢171
●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年 8月 7日アップ
今週は順行による星の宮移動はなく、逆行中の天王星が、15日に魚宮に戻ります。再び牡羊宮に入宮するのは、来年2011年3月です。
先週、6つの星によるTスクエア(90・90・180)は、今週は、火星、金星が順番に抜けていき、週末にはいつもの木星・天王星、冥王星、土星のTスクエア(90・90・180)に戻ります。
金星と火星は、合(0度)を続けながら今月は天秤宮を移動します。
一方、海王星と太陽は衝(180度)、冥王星を交えて調停(60・120・180)の座相を形成します。
新旧組織や信じ込んだ人々の対立や混乱に、根本的な変革が求められたり、場合によっては、「独裁的権力者」に動きが出るかもしれません。
*
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、パワーがあっても、何となくどこか寸詰まりの状態に陥った感じがしやすいときです。
それが悪いわけではなく、今週は何とかしようと自己の変革を目指すことになりますし、意識や行動を変えていこうとすることにつながりやすいときです。
また今月は、自分のスキルアップも図れるときでもありますので、今後の発展の基礎づくりにもなっていくときです。
One-Point ◆ だからといって課題を感じているのに何もせず、活動できる自分にチェンジしていかなければ、単にアレコレ悩んだり、迷ったりする、発展性のない週になってしまいます。
牡牛宮に象意を持つ人の昨今は、ここのところ理想の自分を考えたり、対外的なスキルや能力をアップしていくとよいときにあります。
今週また今月は、情報収集をしたり、知識を仕入れて、どんな自分になっていくべきか検討してみるのもよいでしょう。
今後の仕事の安定した収入を図るべく、同時に自分らしい技能やスキルを積極的に身につけるべく、実力アップを視野に行動していくときです。
One-Point ◆ 仕事など社会的な活動の成果は、自分の内面の意識やスキルといった現実の実力によって決まるときです。単に夢を持って仕事をする人生期は、もはや終わりを迎えています。
双子宮に象意を持つ人は、例によって、今後の新しい生き方や方向性を考えていくときにあります。
スッパリと、これまでの考え方や生き方に見切りをつけて、新しく生まれ変わるつもりでこの際、気分を変えて再スタートを試みるのもよいでしょう。
若い人はともかく、年齢を相応に重ねた方は、もはや手馴れたことだと思いますので、今週また今月は、今後のビジョンを模索していくといいかもしれません。
One-Point ◆ 焦ったり落ち込んでも仕方ないですよね。幸い今週は、理想の自分像や前向きなファイトを持てるときなので、くつろぎながらでも、新しい自分探しや生き方を探ってみましょう。
蟹宮に象意を持つ人は、仕事や社会活動にいそしんでいたとしても、心の内奥では、いろいろと考えることが多いときかもしれません。
長い人生、誰でも一度や二度、二度や三度は試練とも、また悩みの渦中に身をおくといったようなことがあるものです。
たとえ世界や周りの人々を牛耳ろうと欲しても、肝心の自分自身に実力や相応の立場がなければどうしようもないことです。
One-Point ◆ いろいろと感情の変化にも見舞われやすいときですが、過去の足かせを外し、新たに高い目標を定めて、もう一度、基礎からやり直すつもりで学んでいく人生期にあるといえます。
獅子宮に象意を持つ人は、周囲の混乱する状況の中で、とにもかくにもビジョンをもってパワーを発揮していくことになりそうです。
とはいえ、あまりにも根本的な対立の中に周囲はあるために、権威や権力や指導力の発揮は、かなりの至難の業になってまいります。
こういうときは極端にいえば、君子の徳または帝王学ともいえる人徳や深い霊性に裏打ちされた本物の人格や力量が、それゆえにこそ求められていくことになります。
One-Point ◆ 昨今の新しい職務や社会活動の展開状況は、周囲の問題ではなく、自分自身の意識や気持ちの持ち方に、最初の課題があることを自覚して進んでいくとよいでしょう。
乙女宮に象意を持つ人は、対立を深める周囲の状況に、自分の能力やスキルを発揮したくてウズウズするような思いが生じるかもしれません。
確かに今の乙女宮に象意を持つ人の意識や実力、また考えは、人並み優れたものがあるといえます。
それをさらなる本物にしていくには、目に見えて測れる技術やノウハウだけではなく、目に見えない感性や霊性に基づく情感への配慮も必要になります。
One-Point ◆ たとえば数学は、一見、目に見える計算にみえますが、何をどう当てはめていくのがよいかという目に見えない直観や感性といった働きが、まず重要になっているようなものです。
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2010 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.