宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年 5月29日アップ
今週は、乙女宮を逆行中だった土星が31日に順行に転じます。
5月28日の天王星に続いて6月6日には木星が牡羊宮に入宮。翌7日には、約7か月ぶりに火星の宮移動があって乙女宮へ入宮します。
さらに、10日には水星が双子宮に入宮です。
牡羊宮入りした木星・天王星は、乙女宮の土星と衝(オポジション=180度)。
これに対してケレスや冥王星がTスクエア(90・90・180)をとる一方、水星および週末には金星が調停(60・120・180)の座相をとります。
また、火星と海王星の衝(180度)に対して冥王星とケレス、週末には太陽までも調停(60・120・180)の座相をとり、水星と火星は矩(スクエア=90度)です。
今週後半はアスペクトのてんこ盛りという感じ。
それだけ複雑な社会状況を見せますが、冥王星にに対する火星の上三分(アッパートライン=120度)が、現実的にさまざまな問題を投げかけそうです。
テロや紛争(地域戦争)はもちろん、政界・経済界・国際社会を問わずトップクラスの権力者へのアタックも可能性が生じます。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、新しい展開が訪れています。それを自家薬籠中のものとしていくには、いくつかハードルを越えなければなりません。
牡羊宮らしく目先の課題やトラブルは眼中に置かずに、仕事や社会的な活動に向かって徹底的に猪突猛進していくことによって、道を切り拓くのも一つの方法です。
かなりハイレベルの選択ですが、自分がどうあるべきかという理想像を新たな目標に掲げて、頓死の覚悟で行くのも、また一つの方法です。
One-Point ◆ 「頓死」というのはたとえであって気概のお話です。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という死中に活を見出していくような牡羊宮らしさも必要なときだということです。
牡牛宮に象意を持つ人は、ふだんは控えめ、大人しめ、また座して待つことになりやすいタイプですが、今週はパワフル! そうはいきにくい面が生じます。
ポテンシャルを内に秘めつつ、じっと忍耐していても、いったん爆発するとダイナマイトか原子爆弾のように、とてつもない威力を発揮するのが牡牛宮に象意を持つ人々です。
今週ばかりは、そういったシチュエーションが訪れやすいので、一触即発の可能性が高いときです。
One-Point ◆ 上に書いた以外のディレクションとしては、現在の周囲のトラブルの多くを、前向きに調整できるのは、現実をみて対処できる牡牛宮に象意を持つあなただといえます。
双子宮に象意を持つ人は、対外的に華々しく活躍するというよりも、今週は現実を顧みつつ、精神活動を活発化していくときにあります。
世の中は今日、確かにさまざまな課題を抱えて右往左往しているのですが、現状を客観的に分析して、スピリチュアルな面やビジョンを描いて対応していくとよいでしょう。
これを逆にみれば、現実を一応は押さえつつも、非現実的な世界である文芸や芸術に興味や関心をもっていくときだともいえます。
One-Point ◆ 双子宮の後半に象意を持つ人は、厳しい現状の中にあったとしても、良くいえば麻酔にかかって痛みを感じず可能性が広がるときです。逆に広がりすぎて対応できないことも…。
蟹宮に象意を持つ人は、不思議なことに人々から注目されるようなことが起こりやすいときです。
自分ではふだんどおりにしているつもりであったとしても、実は自分らしい魅力が発揮されたり、高まっていくときです。
もともと感情が変化しやすい蟹宮に象意を持つ人ですが、オーバーな表現をすれば、今週はいつも以上に昨日と今日とではコロッと違う気分や考えになりやすいので、むやみと一喜一憂しすぎず、適度に楽しむほうがよいかもしれません。
One-Point ◆ 蟹宮の最初に象意を持つ人は、社会的な要請はあるのですがいつもの自分の本調子とはいかずに動きにくいときです。見識を持って自己コントロールすることが必要でしょう。
獅子宮に象意を持つ人は、周囲はあれこれと目まぐるしく右往左往して動いていくのですが、今週はしばし静観というところでしょうか。
ほぼ半年にわたって続いてきたパワーアップの活動期も、そのピークを越えてきましたので、次の段取りを整えておくときです。
獅子宮の最初に象意を持つ人は、新たな自分自身を目指して明るく、前向きに進んでいくときにあります。
One-Point ◆ 今週は、獅子宮自身よりも、他に持つサイン(宮)のほうがディレクションが強くなる可能性が高いので、念のためにそちらもご参考にされておいてください。
乙女宮に象意を持つ人は、右にいっても左にいっても、いずれにしても相応に活躍の場やチャンスが与えられるときです。
ではあっても邪魔したり、嫉妬したりする人が現われやすいときともいえますので、かまわずにバーンと行くか、慎重に避けるかを視野に入れて行動しましょう。
今週までは、そういったこともあって痛し痒し、隔靴掻痒の感があるのですが、漸次、上昇機運に向かって進んでいく週です。
One-Point ◆ 乙女宮の最初に象意を持つ人は、早ければ今週から最高度に本領発揮できるときになります。ただし、調子に乗りすぎないように人倫にそって進んでいかなければなりません。
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