宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年 5月15日アップ
今週は5月21日お昼12時半頃に太陽が双子宮に入宮します。その前日、20日に金星が蟹宮に入宮します。
今週前半は、山羊宮の冥王星とケレスの合(0度)、蟹宮の金星、乙女宮の土星、魚宮の天王星と木星の合(0度)がグランド・クロス(90・90・90・90)を形成します。
このグランド・クロスの衝(180度)に対して、水瓶宮の海王星、牡牛宮の水星、牡牛宮から双子宮へ異動する太陽が、調停(60・120・180)の座相を投げかけます。
その太陽と海王星は矩(90度)、太陽と牡牛宮の火星も今週前半は矩(90度)。
ちなみに今週後半になると、火星と海王星が衝(180度)をとります。
今週は引き続き三すくみ、四すくみのような状態の中、なんとか打開の道を見出そうと前向きな努力が図られます。
しかし、星の位置は常人には安易ではありません。相応の見識と実力を備えていないと、課題と問題の浮き彫りで終わりそうです。
道があるとすれば、今週も情を交えないで論理的に、知的な解決を図ることです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、仕事や社会的な活動において一筋縄にはいかないのですが、実は好調期にあります。
一筋縄にいかないのは、現在の星の状況からどうしてもやっかみ混じりといった対立が生まれやすくなっているためで、誰であっても避けることができません。
むしろ「こうあるべき」といった思い込みの強い牡羊宮にとっては、今の状況への配慮の心をこれからもずっと忘れないようにしておくことが後々に役立っていきます。
One-Point ◆ 今の対立や敵対心は早急に解消されるものではなく、1、2年間は続きそうです。そういった中で本領を発揮していく実力や才覚を身につけていくことが真のディレクションです。
牡牛宮に象意を持つ人は、周囲の三すくみ四すくみの混迷した現在の状態の中で、唯一、調整を図る力を発揮しやすいときにあります。
ただ、牡牛宮に象意を持つ本人は、あまり現状にはかかわりたくないかもしれません。
とはいえ、牡牛宮に象意を持つ人の論理や知性が今は必要ですし、現実を見据えた洞察力を発揮していくことが、周囲によいサジェスチョンを与えることになるでしょう。
One-Point ◆ 今週は自分自身にとっても一発逆転の異性関係を勝ち取っていくことが可能です。その際も感情や対立ではなく、社交力を発揮した知的な交渉力がポイントになります。
双子宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と後半に象意を持つ人とでは一部、星のディレクションが異なってきます。
これまで自分自身が抱いてきた理想やビジョンを、現実にそってチェックしたり、修正したり、見直していくことが可能なときです。
仮にそれが厳しい現実を突きつけるものだったとしても、逃避することなく、自分を取り囲む現実にそって一から、無になって対応していくことを考えてみましょう。
One-Point ◆ 後半に象意を持つ人は、恋愛幻想にはまると周囲の人々から激しい抵抗や反対を受けやすくなっています。現実にそって論理的に考えて知的に判断し、対応してみましょう。
蟹宮に象意を持つ人は、最初に象意を持つ人ほど自分でも知らないうちに、独善的な権威や権力志向で人を自分の思いどおりに動かそうとしていないか自省してみましょう。
特に今週は後半から来週になるほど、人気運が高まり、場合によっては情欲的にもなりますので、地位や立場のある人ほどパワハラやセクハラにならないように気をつけなければなりません。
情的な側面の強い蟹宮ですが今週は感情に流されずに、多くの人との交流や情報によって頭を働かせ、論理で考えて対応することを意識しておきましょう。
One-Point ◆ 情や感性を持ちつつも知性や常識や現実によって自己チェックして、前向きに判断したり対処するとよいということです。また、新しい人間や組織関係を築くことが可能なときです。
獅子宮に象意を持つ人は先回に引き続き、洞察力を発揮したり、知識や能力によって仕事や社会活動をパワフルに進めていくことができる山場を迎えます。
その反面、どちらかというと周囲の対応が自分が思い描いたことと違ったり、当てが外れることも起こりやすい時期だといえます。
事前・事後どちらかはともかく、とはいえ現実にそった対策を立てたり、対処をしていくことができるときなので、幅広く可能性を読んで布石を敷いておきましょう。
One-Point ◆ 他のサイン(宮)も同様ですが、ポイントは、第1に幻想を持たずに現実をよく見抜く洞察力を発揮すること、第2に情に惑わされずに、論理的かつ知的に判断していくことです。
乙女宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、星のディレクションを活かすポイントが異なってきます。
前半に象意を持つ人は、三すくみ四すくみに混乱を深める現状に、鋭くメスを入れるかのように分析して、洞察力を伴った解決策や打開策、また調停案を提示していくことができます。
自らが率先して解決に当たるか、裏方の参謀や事務方や技術者として補佐するかはともかく、混乱する現状に対して本領を発揮していくチャンスのときです。
One-Point ◆ 乙女宮の最後に象意を持つ人は、新しい人間関係の構築に労力を発揮していくとよいでしょう。自分に見識や実力と社交性があれば、人気運を勝ち取っていくことが可能です。
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