宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年 5月 1日アップ
今週は星の宮移動はありません。
11日に水星が逆行から順行に戻ります。
週末は魚宮26度の木星と28度の天王星の合(0度)と乙女宮28度の土星が衝(180度)、山羊宮5度の冥王星と3度のケレスの合(0度)と双子宮28度の金星の衝(180度)が、短期間ながらグランド・クロス(90・90・90・90)を形成します。
これに対して、水瓶宮29度の海王星や、牡牛宮25度の太陽が調停(60・120・180)の座相を投げかけます。
この太陽と海王星、さらに獅子宮20度の火星と太陽は、矩(90度)をとります。
ミューチュアル・リセプションは、天王星と海王星、牡牛宮の水星と双子宮の金星の二つが形成されています。
これらのことから、多くの対立と水面下での協調策がとられ、ほとんどの人が今週は課題や対立への取り組みに無関係ではいられなくなりそうです。
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注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、仕事への対応も、機転や人情の機微が利いて絶好調ともいえるときになりそうです。
このご時勢、少々のトラブルや対立は誰であっても避けることはできないので、すべてが絶好調というわけにはいきませんが、かなりのリーダーシップをとっていけることになるでしょう。
ただ、お得意の「こうあるべき!」という思い込みによる衝動的な行動は、自分自身が泥をかぶりやすいときなので、目的や意図を意識してコントロールすべきです。
One-Point ◆ 牡羊宮の最初に象意を持つ人は、いわば人生の転換期を迎えています。そういうこともあって、今までとは違った自分への変身願望が高まったり、行動をとっていくことになります。
牡牛宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、いくぶん星のディレクションが異なってきます。
前半に象意を持つ人は、自分らしい魅力を最大限に発揮できますので、ラブモードに入るか、流行を極めていくことも夢ではありません。
後半に象意を持つ人は、周囲の対立やケンカのとばっちりを受けて、仲裁の労をとらざるをえない事態に直面するかもしれません。
One-Point ◆ どちらが良い悪いということではなく、前者は色ボケしないようしなければなりませんし、後者は現実を見据えた見識と対応によって、実力を発揮していくことが可能になります。
双子宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、星のディレクションが異なってきます。
前半に象意を持つ人は、今週は大きな星のディレクションはありませんので、自分の意志をハッキリ持つことが重要で、熱意を伴った行動も可能です。
後半に象意を持つ人は、ビジョンに恵まれた行動をとることができます。しかし、逆にいえば勘違いや妄想によってトラブルの真っ只中に巻き込まれることにご注意ください。
One-Point ◆ 後半に象意を持つ人で見識や能力があったり、潜在的であっても実力のある人にとっては、課題に立ち向かい、かえって本領を発揮していくことができる週ともなります。
蟹宮に象意を持つ人は、最初に象意を持つ人と、中間に象意を持つ人と、最後に象意を持つ人とでは、かなり星のディレクションが異なってきます。
最初に象意を持つ人は、簡単にいうと試練期です。意識や気持ちが分散してパワーを発揮できません。曖昧な気分になりやすいでしょう。
最後に象意を持つ人は、概ね職場においても、また社会においても、人との交流が活発になったり、個人的にも愛情に恵まれやすいときです。
One-Point ◆ 中間に象意を持つ人は、いつものルーチンワークをこなすことになりそうです。場合によっては、蟹宮以外に持つサイン(宮)の運勢のほうが、今週は強く現われます。
獅子宮に象意を持つ人は、活動パワーに恵まれて、今週は自分のすべて知識や能力を、仕事や社会活動に投入していくことができます。
それゆえ社会において自己実現をめざしたり、課題や問題の調整に乗り出して意識の一致や調整を図ろうとするかもしれませんが、このご時勢もあって今週は簡単にはいかないでしょう。
先回も書いたことですが、あまり自分勝手で強引なやり方をしすぎると、かえって自分自身が大きな課題や問題をかかえていくことになりますので、意識に留めおきください。
One-Point ◆ とはいえ、基本的にやるべきことはやらなければなりません。そこに山があろうと嵐が吹いていようと、進まなければならないものは進んで、体験から学んでいくことです。
乙女宮に象意を持つ人は、前半に象意を持つ人と、後半に象意を持つ人とでは、少し星のディレクションが異なってきます。
前半に象意を持つ人は、魅力も知性もアップし、本領を発揮していけるときなので、やるべきは集中して目的を達成していくとよいでしょう。
後半に象意を持つ人は、だいたい二つに運勢が分かれます。新しいパートナーをゲットして新生活をはじめる人と、山積した現実の課題に追われながらも、乙女宮らしい実力を発揮していく人です。
One-Point ◆ 例外的に後半や最後に象意を持つ人の中には、異性関係でどっちつかずの悩みに陥る人が出そうです。だいたいは恋に恋するような幻想とシビアな現実の狭間にあるのです。
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