宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●宝瓶宮占星学と西洋占星術による星のディレクションをお届けしています。
※2009年 6月27日アップ
今週は、7月2日に水星が蟹宮入りし、5日には金星が双子宮に入宮します。
魚宮26度にあった天王星も逆行に入っていますので、すでに逆行している冥王星、海王星、木星を含めて、社会的な5惑星のうち4惑星が逆行中で、乙女宮の土星のみ順行です。
双子宮から蟹宮へ移動する水星が、今週前半には、魚宮の天王星や山羊宮の冥王星とTクロス。
同時に、水星は、水瓶宮の木星・海王星と三分(120度)なので、結果的に冥王星を交えた調停(60・120・180)座相をとります。
水星の動きが早い時期なので、今週の後半には外れて、終盤には乙女宮の土星と六分(60度)をとります。
一方、金星と仲良く合(0度)を取り続けてきた火星は、今週は木星・海王星と矩(90度)、同時に天王星と六分(60度)。ただし、先行している金星はこの限りではありません。
乙女宮の土星と六分をとる蟹宮の太陽は、週の終盤には天王星と三分(120度)に入ります。
結局、先月来の激しいアスペクトは、週前半まで。後半は一段落。かわって太陽と水星の合が発生。
金星と火星の合、木星と海王星の合、ケレスを加えれば土星との合、つごう4か所の合が今週は見られます。
※注) 「今週」という言葉は、1週間ではなく2週間分を指して使っている場合がありますのでご了承ください。
※ご参考に「アスペクトの日本語表記」をアップしました。
※最下段の「今週の星の動きと出来事」の概要もご参照ください。
牡羊宮に象意を持つ人は、強いていえば、恋の駆け引きや自己主張は慎重なほうがよい週です。
新しい関係が生まれたり、既存の関係が進展することも可能なのですが、そこにはトラップ(罠)といったような勘違いや幻滅するような状況が待ち受けていそうです。
その程度であれば、別れたり、また気を取り直して進めばよいのですが、最悪、抜け出れない泥沼のような状況や関係に陥る可能性もあります。
One-Point ◆ そういった勘違いや判断ミスをしやすいのです。今週は対外活動よりも、将来に向けての企画や計画、そのための情報収集など、新しい構想の構築を試みてみましょう。
牡牛宮に象意を持つ人は、今週は、プライベートと仕事のバランスにおいて絶妙な調整が必要になりそうです。
仕事が好調な人も、また思わぬ状況の中にある人も、やる気ばかりが空回りしたり、自分の思いどおりに進まないことが起こりやすいでしょう。
本当に実力や見識がある人であれば、多少のトラブルがあっても、業務を大きく拡大していくことができる人生期の中にあることには変わりありません。
One-Point ◆ 一部の人においては、愛情問題や自分の立場を巡る動きが、大きく転回します。嫉妬や恨みの混じった泥沼化か、逆に婚約や結婚などのおめでたい進展もありえます。
双子宮に象意を持つ人は、厳しい現状の中にあっても今週は、自分の考え方次第によっては、まだ前向きに捉えていくことができる週なので、空想や妄想も捨てたものではありません。
自分を取り巻く現状に対しては、夢や希望と思い込み、そして知性によって対処するしかないって笑っちゃうような状況です。
うまくいけば、自分の実力や個性を率直に見つめて、現実に沿って新しい道と方法を模索することで、次の一手を見出していくことも不可能ではありません。
One-Point ◆ 今の厳しい現状を、ただ「何とかなるさ」と甘く見すぎていると、後日、手痛いしっぺ返しを受けることになります。「気分は楽天的に、対応は現実的に」を心掛けましょう。
蟹宮に象意を持つ人は、周囲の混乱に対して、今週は現実的な観点から調整を図ることができます。
相手や周囲に対して新たな「チェンジ!」を促すには、まず自分自身が新しい考えを持ち、そのうえで説得するなり、コミュニケーションを行うことが必要です。
新しく生まれ変わらなければならないのは、まず、自分自身だということを知って、現実的な能力を発揮していきましょう。
One-Point ◆ 会社や組織の同僚や仲間と関係を築くのはよいのですが、「セクハラ」と間違われないように、本当にステディな関係になっているのか把握しておくことも必要です。
獅子宮に象意を持つ人は、先週や先月、人気があって、また仕事の実力も発揮できていたからといって、今週もずっと変わらずに続くとは限りません。
調子に乗りすぎて、今までどおり王様気分やお姫様気取りでいると、カゲで何を言われているのか分かりませんし、密かな裏切りが進行している可能性もあります。
そういったことも考えて、自分をステップアップさせた新しい舞台に立たなければならないのが今週です。
One-Point ◆ 夫婦関係も含めた異性関係における浮気や裏切りなどにも注意が必要です。下衆っぽく騒がずに、事実を認めながらも、泰然自若とした態度でいるのがよいかもしれません。
乙女宮に象意を持つ人は、何かと自分の周辺があわただしくなりそうな今週の星の配置です。
各自のホロスコープ(出生天球図)に絡んで、それらの変化が起こりますので、具体的には書けませんが、一つは社会的な立場や活動の場の変化、もう一つは愛情関係のトラブルや問題発覚です。
実力や見識を備えた人であれば、むしろ栄転やリーダーシップの発揮も可能ですが、そうでない場合は、それなりの立場の変化がありえそうです。
One-Point ◆ 異性関係や愛情関係での変化が避けがたい週なので、良いことも良くないことでも、楽天的な気分や思い込みに浸らないで、誠実に接することがベターです。
6月に入ってしばらく続いていた、トップの人事問題など、激しい対立のアスペクトは、今週前半で一段落。
これはとりあえず一段落ということで、対立の本番、2009年の後半が待ち構えています。
それには後で触れるとして、今週は蟹宮で太陽と水星が合(0度)をとります。
今週まで合を続ける牡牛宮の金星と火星に加えて、乙女宮のケレスと土星、水瓶宮の木星・海王星の合と、併せて4か所でGO、GO、GO! (ケレスは参考です)
本丸、太陽と水星の合が今週から加わりますので、いろんな人がそれぞれの立場から自己主張をしてかまびすしいことになるかもしれません。雨後の竹の子のようにポツポツと、モグラ叩きのモグラのように出る出る。(笑)
現実論、過激論、思い込み、自己の美意識など、主張はさまざまです。
定見がなく、心優しい優柔不断な方であれば、白と言われれば「私は白!」、黒と言われれば「やっぱ黒!」となりかねませんので、他人の意見に惑わされないようにご注意ください。
「今週の運勢」という限られたスペースの中で、詳細は述べられませんが、2009年の本番はこれから、遅くとも8月からです。
「新旧混在と変革の2009年」で述べたように「なんでもあり…」の状況は、これからさらに可能性を増していくということです。
約1年前の麻生首相就任当時(2008年9月)から騒がれていた衆院選挙ですが、星の動きと合わせるかのように現実味を帯びてまいりました。というか、星の動きからは、8月から年末にかけて、より上位の星のディレクションである「組織運営の変革」の起爆剤となる動きや対立が起こります。
政治であればもちろん、主な争点の一つを公務員や官僚など国家の「組織運営の変革」にした解散選挙になるのは当然、予測できます。
そういった動きは政界ばかりではなく、経済界や一般社会、また世界における「組織運営の変革」の火種からも目を離せません。
身近な例でいえば、自分が所属する会社や学校といった「組織運営の変革」、また人によっては家庭の「組織運営の変革」の芽生えも起こりえますので、時代の正しい方向性を見定めておきましょう。そこに時代の運勢が共にあるからです。
さて、今週は牡牛宮の火星と水瓶宮の木星・海王星が、矩(90度)のアスペクトをとることに注目したいと思います。
魚宮の天王星は、この火星と六分で、海王星とはミューチュアル・リセプション(ミューチュアルレセプションとも)の最中なので、象意は複雑です。一応書いておきますが、すべてではないものの、事件や事故は突発的で、過激になりやすく、また表面化しやすくなります。
普通ならそこそこで治まる口ゲンカや事故や行動も、今週は突発性が加わりやすく、過激さを増して大きくなる可能性がありますので、バース・チャート(出生天球図)で火星の象意の強い人や、トランシットの火星に絡む人は、注意をしておくにこしたことはありません。
痴情のもつれなどによる愛欲がらみの対立なども、あらかじめ避けるべく行動したほうがよいかもしれません。
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