宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
●第1稿 : 2025年 3月 6日アップ
初心者もプロも学べる『図解「宝瓶星学」初学講座』の12項目をご紹介する第2回めです。
ホロスコープ・リーディングが読める「基本12項目」の5項目~8項目です。
全部で12項目あります。
当該項目と概要をご一読されるだけでも、「実学」のホロスコープ・リーディングと従来の“ホロスコープ占い”の違いがお分かりになるでしょう。
既成概念にとらわれずに、ご高覧いただけましたら幸いです。
ホロスコープをより完璧に読み解くには、人間社会と同じように関係性である“象意の共鳴関係”を考慮しつつリーディングをすることが必要です。
「基本三数」が基本三数の“原意”によって“基本三数展開”された「数理法則」の12数は“宇宙森羅の最小象徴数”になっています。
ちなみに、古代ギリシャに発祥した四角いホロスコープは、偶然か必然か12数ゆえ、医聖ピポクラテス(前460頃-前370頃)は「患者のホロスコープを解読できないものに医師の資格はない」と言ったとされるほど、当時の“実学”のリーディングでした。
もっとも、のちに“疑似科学”とされ、古代の世界観による解読理論は、それでも医学などに役立ち、ノストラダムスの15世紀頃まで2,000年近く続きました。
宝瓶宮時代の新しいアストロロジーは、量子論をも凌駕した宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」を理論解釈の真髄とします。
One-Point ◆ ごたくはともかく古代ギリシャの末期に始まった双魚宮時代は終わりを向かえ、宝瓶宮時代の緒にある今日です。そのため「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする宝瓶宮時代の“宇宙波動”で解釈をすればみえてきます。
ホロスコープのすべては、宇宙に基づいて構成され、宇宙に基づいた象意構造を伴なっています。
人為の“占い”とは根本的に異なり、時空を超越した実在の“宇宙波動エネルギー”の作用をロジカルに象意解釈してリーディングできる宝瓶宮時代の新しいアストロロジーです。
宇宙この世界は、地球を含めて、すべて「基本三数」を原則として成り立っています。
それが「基本三数」自身の象意でもって展開されたものが「数理法則」で、“宇宙森羅の最小象徴数”12数ゆえに矛盾がありません。
宇宙を写しとったホロスコープは、「数理法則」の“宇宙森羅の最小象徴数”12数の“本意”(基本の象意、ほんとうの象意)を適用すれば、ご自身の脳内(イメージ)で簡単に解釈とリーディングができてしまいます。
何事も、多少の慣れは必要ですが、リーディングした内容を人に伝えるのでなければ“脳内”で済みますのでカンタンです。
One-Point ◆ たぶん、初めて学ぶ方は「ああ、そうなのね」程度でしょう。ですが、長くホロスコープに携わり、探求されてこられた方ほど「えーっ!こんなに簡単に解明できる方法があるの!」と目からウロコの驚きです。
「ライフ・リーディング」によって活用するとき、最も適用できるのが「相性」のリーディングです。
なぜなら、相性は「関係性」を伴なったものだからです。
シナストリー・ホロスコープ(相性天球図)のリーディングは、お互いの誕生の瞬間の位置関係を写しとったネイタル・ホロスコープ(出生天球図)で、お互いの「相性アスペクト」と呼ばれる“関係性”をリーディングするものです。
ホロスコープ自体が位置関係を写しとったものなので、「相性リーディング」への適用は比類なきものになっています。
One-Point ◆ ポイントは「対立二元論」による解釈はまだ必要なケースもありますが、そこに留まると本質的な関係性を見抜けなくなることです。今後の宝瓶宮時代は「共鳴関係論」による相性アスペクトの解釈は欠かせないものになっています。
生まれた瞬間のネイタル・ホロスコープ(出生天球図)に象わされた運勢をいくら読んでも、そのときどきにおける運勢変化はみえてきません。
人生のターニング・ポイントなどにおいて必要なのは、ダイナミックに変化していく“運勢変化”の「ディレクション」を読むことです。
前もって知っておいたり、運勢変化に際してリーディングすることで、今、どのような運勢期にあり、どう対応したらよいのかが「宝瓶星学」のディレクション・リーディングからみえてきます。
日々変化して作用していく時空を超越した“宇宙波動”と、ご自分のホロスコープ(出生天球図)との共鳴関係から読み解く「ディレクション」は「宝瓶星学」独自の特筆すべきノウハウです。
One-Point ◆ ホラリー・ホロスコープもそうですが、「基本三数」を伴なった独自の「ディレクション・リーディング」は、相性アスペクトによる「相性リーディング」とともに実学「宝瓶星学」の真骨頂ともとなっています。
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お名前とメアド、出生データ(市程度)は、ご記入必須です。
出生時間は不明でもかまいません。
古代ギリシャの「フィロソフィー」と、その2,000年ほど前から古代カルデア人の天体観測「ホロスコポス」によって、四角いホロスコープが発祥しました。
これが、古典理論こと古代ギリシャの世界観に基づいて解釈された「古典アストロロジー」です。
医者になろうとしたノストラダムスが学んだアストロロジーですが、近代物理科学によって“疑似科学”とされ、学術的な信用を失ってしまいます。
ということがありまして、19世紀中頃の「海王星」の発見とともに、その“まだ見ぬ理想”や“勘違い”“事実誤認”の時代波動とともに、古典理論を捨てて人為の主観解釈としてはじまった“あだ花”がホロスコープ占いこと現代占星術のはじまりです。
どうしたらホロスコープ・リーディングができるようになるのか歴史までも調べていったら、見えてきた経緯で、結論を言えば「占星術で正しくリーディングをするのは、論理的に不可能」ということでした。
One-Point ◆ 皆さまはお好きにご判断されればいいのです。チグリス・ユーフラテス両川の氾濫の時期を予測する天体観測からホロスコープやアストロロジーは生まれています。結局、宝瓶星学の「ディレクション」も人生の天気予報でカルデア人の“カレンダー”と同じです。
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