宝瓶星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―
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●第1稿 2025年 1月 1日 アップ。
「霊識? なんやねんソレ」
これから約2,160年間(計算値)続く前人未到の「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の“バックボーン”となるものです。
逆に、これまでの双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)は、宗教、代表的にはイエスにはじまるキリスト教などによる「霊性」を“バックボーン”としてきました。
ただし、主観要素の強い「宗教」から、近代になると非合理性を排しきれない客観的な“合理思考”という名の「近代物理科学」の影響が強まり、その極致が唯物思想の共産主義です。
双魚宮時代の末期、19世紀の「海王星」の発見に伴なう「マルキシズム」と共に、キリスト教の“死後の世界”(天国理想)の実在証明と騒がれた“ポルタ―ガイスト現象”に端を発した心霊ブームこと「近代スピリチュアリズム」(霊性意識)が興り、それも今日、共産主義同様に双魚宮時代の最終末どん詰まりの現況です。
共産主義“信者”やスピ信仰の方はお気を悪くしないでください。
あくまでもアストロロジカル・エイジの歴史的な変遷から導き出される“波動変化”による現実の事象を、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」から述べたものです。
要するに、これまでのアストロロジカル・エイジ「双魚宮時代」の「対立二元論」の歴史パラダイムから、新たな「宝瓶宮時代」の「共鳴関係論」の歴史パラダイムへとパラダイム・シフトが起きているために、宇宙創成プロセスに伴なう人類歴史の進展からそうならざるをえません。
そのような歴史的なパラダイム・シフトの今日において、昨年2024年は“分水嶺”のピークのときでした。
それも無事、同年11月に超えたために、今後は宝瓶宮時代の“宇宙波動エネルギー”を伴ない、実働の霊識の時代へと急激に変わっていきます。
One-Point ◆ 一例を挙げれば、双魚宮時代の“時代波動”を引きずる既成権力が“発狂”まがいの出来事を起こす一方、宝瓶宮時代の新しい“息吹”を感じとっている一般国民との間に軋轢が生じ交錯することで、混乱が起きざるをえない現代です。
かようにパラダイム・シフトの現代は、新旧の価値観による齟齬(そご)が生じ、交錯していくために、混乱を招来する世情となっていくのは避けられません。
それらは時代を推し進めるために必要な出来事です。
旧習によって、我知らずに“悪役”を務めざるをえない人は、新しい宝瓶宮時代を感知やご認識できずに自業自得とはいえ、“災難”です。
ただし、そのような出来事は社会や政治など対外的な世界のお話だけではないことをご理解ください。
分野は異なりますが、個々人の深層の精神意識世界でも“パラダイム・シフト”は気づく気づかないにかかわらず起きています。
古い物理世界や人霊的な観念世界、ありていに申し上げますと“霊性意識”に留まっていると、スピ用語で申し上げますと“次元上昇”(アセンション)が出来なくなります。
One-Point ◆ “次元上昇”という言葉は“キリストの変容”(昇天)に伴なう双魚宮時代の概念です。“天国と地上(地獄)”など「対立二元論」に基づくもので、双魚宮時代には不可欠でも、今後の宝瓶宮時代には“足かせ”となっていく概念です。
●スポーツにしても、芸術にしても、ビジネスにしても、“技術”や“ノウハウ”だけで成り立つものではありません。
ホロスコープ・リーディングも同様です。
初学は、“技”や“術”に惹かれて興味を持ちますが、“体”にあたる正しいホロスコープを培うことはもちろん、最後は“心”を極めていくことが必要になります。
昨今は“心理占星術”だそうです。
それとはまったく異なる“精神意識”のお話です。
心理占星術(学)は、たしか心霊に関心が高い英国(アメリカ系イギリス人)のリズ・グリーンがユング心理学とのかかわりから広めたと記憶にあります。
詳しいお話は存じません。
ハウス(室)を軽視した解釈で“当てる”には、必然的に“心理解釈”に偏らざるをえません。
似て非なる現代占星術の“成れの果て”です。
結論的に申し述べさせていただきます。
新しくはじまった前人未到の宝瓶宮時代の実働を迎えた今日、私たち新時代人に必要なのは、人為的な古い「霊性」の(スピリチュアル)概念ではなく、宇宙的な「霊識」(クオリチュアル)への概念転換です。
「霊性」から「霊識」への転換は、次元拡張によるかつてないご認識が必要で、新しい概念ゆえ「霊識」(クオリチュアル)と呼称させていただいています。
12年ほど前、2010年前後を「霊識元年」とリーディングしたとおりです。
それによって新しい時代の“エネルギー”(息吹、ニューマ)を感得されておられる方は少なくありません。
当サイトでは、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」から、論理的な裏付けをもって「霊識」を宣べさせていただいています。
One-Point ◆ 物理概念に拘束されたお考えからは「そんなものがあるのか?」と思われるでしょう。過去の“ジョーシキ”からはそうでも、「共鳴関係論」による根幹法則、また新しいアストロロジーによるディレクション・リーディングから、確実にそういえます。
お考えいただければお分かりでしょう。
双魚宮時代の「対立二元論」によるホロスコープ解釈、すなわち「現代占星術」の“当たる/当たらない”は意味がありますか?
当たったところで、どれくらい有意なサジェスチョン(示唆)がもたらされますか。
宝瓶宮時代のアストロロジーは異なります。
「宇宙法則」に基づきますので、“当たる”のは大前提ゆえに、“当たる/当たらない”に拘泥するのではなく、宇宙法則との「共鳴関係論」によって先を見据えた解釈とアドバイスを行なえます。
ホロスコープの“奴隷”になるのではなく、実在の“宇宙波動エネルギー”を視野に“主体的”な解釈や活用を行なうために、ホロスコープ・リーディングに「霊識」のバックボーンは絶対的に必要になります。
One-Point ◆ 宝瓶宮時代は一人ひとりが“主人公”で、かつ相互に“フレンドリー”な社会、分かりやすくいえば「民度」を伴ないます。一方「対立二元論」は“自己優先”か“服従”をもたらしますが、「共鳴関係論」の時代ゆえにクオリチュアルな「霊識」がバックボーンになっています。
ホロスコープ・リーディングの「ノウハウ」は、スポーツや武道の「心・技・体」でいえば“技”に当たります。
“体”に相当するのが「ホロスコープ」です。
ですが、現代占星術の主観解釈によってプログラミングされたホロスコープ作成ソフトの多くは、出生地などホロスコープの中心「イベント・ポイント」から宇宙太陽系の方角を正しく出力表示しないという瑕疵(かし)があります。
MC=南中点(IC=北中点)が右や左にズレて、正しいホロスコープになっていないので、宇宙の“位置関係”(方角、配置)からリーディングを行なう「真のホロスコープ」たりえません。
それはともかく、では「心技体」の“心”にあたるのは何でしょうか。
双魚宮時代の占星術は、少なからず“直感”や“霊感”がバックボーンの「霊性」に基づき必要でした。
一方、宝瓶宮時代のアストロロジーは「基本三数」に伴なうクオリアルな「ホロスコープ・リーディング」ゆえ、実在の“クオリアル宇宙”に基づく「霊識」になります。
One-Point ◆ 「霊識」は、今後、春分点を越えていく「海王星」による「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションもかかわります。ただし、双魚宮時代は“天”から与えられたものを崇めたのに対し、宝瓶宮時代は“主体意識”を伴なうことで、共鳴関係が結ばれることをご留意しなければなりません。
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