宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 8月11日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、“分水嶺”のピークがピークを迎えた直後の“混乱”のとき、災害直後のように週末に向かうほど、思うようには行きにくいことが露呈します。
新たな理想像への社会変化やご自身のあるべき姿などを意識されていくことになりますが、思うようには行きづらく、思惑とは異なる課題が生じるときです。
それが悪いというのではなく、新しい時代がはじまるときはそういうもので、時代の流れに沿って課題や葛藤を上手に乗り越えた先に“新世界”が開けます。
◆ 概 容
社会全体的なことはともかく、少しく個人的な事柄に落とし込めば、トップクラスの恋愛やご結婚また異性スキャンダルが起こりやすい今週です。
一般的にも倫ならぬ異性関係を含めて、恋愛情動が高まりやすいので、週末が近づくほどご注意されておかれるとよいでしょう。
宇宙の霊性に基づいたご自身や理想の自己像を意識されやすいときですが、通常は無理で、道は諦観されて限界を越えたところに開かれます。
◆ 今年前半の“嵐前の静けさ”がウソのような今週です。“分水嶺”のピークの本番は、ピークのピークを超えた今週から訪れます。
8月21日の真夜中、22日に日付が変わるのとほぼ同時刻に、太陽が乙女宮に入宮します。
太陽と、逆行中の水星は合(コンジャンクション=0度)です。
両星は牡牛宮27度の天王星と矩(スクエア=90度)です。
天王星と水瓶宮0度Rの冥王星は三分(トライン=120度)で、魚宮29度Rの海王星を頂点に小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
火星は双子宮17度の木星と合=0度で、乙女宮の金星と魚宮17度Rの土星の衝(オポジション=180度)の軸となって、T矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
牡羊宮8度Rのドラゴン・ヘッドと天秤宮8度Rのドラゴン・テールの衝=180度には、山羊宮7度Rのケレスが軸となって同じくT矩=180/90/90度です。
One-Point ◆ 太陽が乙女宮に入宮すると、獅子宮を逆行中の水星との間に交歓(ミューチュアル・リセプション)が成立します。同時期の短日時、太陽を頂点に海王星と冥王星を底辺としたYOD(ヨッド=60/150/150度)が形成されます。
今週は20日火曜日が満月です。
獅子宮27度の太陽で、月が水瓶宮27度に至りジャストの衝=180度をとる時間帯は、夜明け直前の3時〜4時頃です。
太陽は、水星と合=0度でYOD=60/150/150度の頂点をとり、月が衝=180度ゆえYOD凧(ヨッド・カイト=150/150/30/30度)が形成されます。
この衝=180度に天王星が軸となったT矩(Tスクエア=180/90/90度)が形成されます。
夫婦ゲンカや不和に要注意のときです。
One-Point ◆ 「土星外惑星メール講座」の初回配信、序「配列法則」を7月末に「ケレス」の象意解説を含めて配信いたしました。8月末は「天王星」の新旧の象意解説がテーマです。
天秤宮に象意を持つ人は“雨のち晴れ”とまではいかないにしても、ときに“狐の嫁入り”の逆パターンのような運勢の今週です。
“玉石混交”ともいえる運勢の今週で、恋愛を一例にすれば、“好き”で堪らない相手が現われて“幸せ”な反面、見向きもされなかったり、なぜかケンカをしたり、考えや行動が合わないといったことになっていきます。
うまくいくことだけが結果的に“ハッピー”とは限らないし、想いを秘めて遠くから見ているだけで幸せを感じられるケースや三次元より二次元が幸せだったりするかも。
蠍宮に象意を持つ人は、週末に近づくほど、恋愛感情など倫ならぬ相手を含め、思いや妄想が強まりやすくなりそうです。
誰であっても今週は思いどおりには行きにくく、とくに異性関係はそうなりやすいときなので、過度な期待を抱かずに、今後の宝瓶宮時代の理想の自己像を描かれるのによいでしょう。
また“関係変化”の人生期にある蠍宮の終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、今週は上司と意見がぶつかるなど対立しやすいので、人事異動や退職覚悟をできなければ穏便に済ませたほうがよいときです。
射手宮に象意を持つ人は、パワフルで射手宮らしく行動できる、といえば聞こえはいいのですが、安易で気ままな言動は、良し悪しはともかく相手を問わず緊張や対立関係を生みやすい今週です。
逆に言えば、内面的にはあれこれ“心配性”気味で、対外的には“人気運”や“理想の自己像”を描き、ご自身の思いどおりには行きづらい傾向の今週になっているということになります。
射手宮にかぎらず、今週は多くの人が思いどおりには行きにくい運勢期なので、世の中のふつうだと思えばトラブルは避けやすくなります。
山羊宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによってタイムラグが生じますが、多かれ少なかれ公私において課題が生じやすくなっています。
山羊宮にかぎらず、今週は“分水嶺”のピークのピークの直後ということもあり、誰もが思うようには行きづらい時期にありますので、山羊宮はとくに諦観されていかれるとよいときになります。
良し悪しとは関係がなく人生山あり谷ありですし、その時々において何を学び自己の成長につなげていけるのかが、最重要事項の昨今です。
水瓶宮に象意を持つ人は、“分水嶺”のピークがピークを迎えた直後ということもあって、良し悪しとは関係がなく“綱渡り”のような運勢期の昨今です。
一歩間違えば“谷底”ですが、渡りきれば大きな“ご褒美”が待っているようなときで、焦らず倦まず一歩ずつ注意深くかつ大胆に、真摯な姿勢で進まれて行かれるとよいでしょう。
水瓶宮全体的にもそうですが、とくに終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、一からご自身を見直されて、まったく新しい精神面を含めたご自身のあり方を模索されていかれるとよい人生期です。
魚宮に象意を持つ人は、中盤(10〜19度)に象意を持つ人をメインに、大半の方が“1回休み”となる今週また昨今で、逆に言えばご自身の深層の精神意識面などの内面性を見直されていかれるとよい昨今です。
とくに今週は、先回も少し触れましたが、ご自分の周囲の現実をクールに見つめられつつ“理想の自己像”を目標やターゲットに対外的な社会活動への転換を図られるとよい方が多くなっています。
過去は過去で、新たなご活躍の将来を視野に、社会で何をなすか、対外的な使命感や責任感を意識されつつ方向転換をされていかれるのによいときです。
One-Point ◆ 双魚宮時代から宝瓶宮時代へパラダイム・シフトが進む“分水嶺”のピークの昨今です。課題や問題は避けられません。とくに今週は見えざる世界を含めてそのピークのときです。
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