宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 6月30日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、許容度数(オーブ)6度でみれは週中頃以降、終盤にかけてキッカケとなる出来事が起こり、“分水嶺”のピークが始まっていきます。
早いお話が個人的にも社会的にも大変革期のはじまりです。
個人的には、他人よりも自分自身の内面の「深層の精神意識」を重視すべきときで、社会的には国家の大統領や首相また組織のトップ層をはじめとした権力者などの変革のはじまりです。
◆ 概 容
端的には“トップの交代”が進んでいくことが起こります。
良し悪しはともかく、“夢”や“幻想”また“情動”も強まるときなので、トップであろうがなかろうがご自分の深層の精神意識をクリアに保っていくことが大前提です。
いろいろとあっても、それが可能なときなので“運勢”をキープし、“分水嶺”のピークの落ちたぎつ激流に巻き込まれずご対応されるのであれば、そういえます。
◆ いよいよ“分水嶺”のピークが本格化していく2024年の後半です。“お役目”がある方は、ふつうでいいのですが“今”それをやらなければいつやるのでしょうか。そんな重要な転換点の今年2024年の後半のはじまりです。
今週は7月2日に海王星が魚宮29度で逆行に転じます。
同日、水星が獅子宮に入宮です。
10日後の12日に金星も獅子宮に入宮します。
蟹宮の太陽は、今週前半は山羊宮12度のケレスと衝(オポジション=180度)で、後半は水瓶宮1度の冥王星と衝=180度に入ります。
太陽は魚宮19度の土星と三分(トライン=120度)で、冥王星との衝=180度に対しては、魚宮29度の海王星と、牡牛宮25度の火星&26度の天王星の合(コンジャンクション=0度)が、双方から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
牡羊宮10度のドラゴン・ヘッドと天秤宮10度のドラゴン・テールは、山羊宮12度のケレスが軸となってT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
One-Point ◆ 今週もYOD(ヨッド=60/150/150度)や交歓(ミューチュアル・リセプション)はありません。
今週は7月6日土曜日が新月です。
蟹宮14度の太陽で、月が14度に至るジャストの時間帯は朝9時頃です。
同時に両星は山羊宮14度のケレスとジャストの衝(オポジション=180度)です。
これに対し、牡牛宮19度の火星と魚宮19度の土星が、双方から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
One-Point ◆ ご夫婦などの絆が現実的に現われやすくなります。仲が良ければ安定的な関係として、仲が悪い場合はそれなりに、両極端にも現われやすくなるときです。
天秤宮に象意を持つ人は、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに、事実なのか、はたまた勘違いなのか、一般に“モテ期”到来となる今週です。
異性か同性かを問わず、相手を“理想の人”と勘違いしたり、我知らず“夢”を描きやすい昨今というだけでなく、今週は“恋愛幻想”に陥りやすくなるためです。
何事も体験が必要という意味では、悪いことではなく、ご自身の理想像を抱きやすい今週また昨今でもあることから、楽しい夢をみられるのは幸せです。
蠍宮に象意を持つ人は、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに、個人的にも社会組織的にも関係変化のピークとなる今週です。
良し悪しはともかく、相手や上司などへの反発心や反抗心が高まり、突発的にも出やすくなる今週また昨今で、思わず反論して、安易にご自身を正当化したり考えを述べた結果、状況によっては辞表の提出や、後日の人事異動の対象になることが視野に入ってきます。
「深層の精神意識の変革」のディレクションのときでもあることから、蠍宮にとっては自分自身の再スタートが迫られる人生期ともなっています。
射手宮に象意を持つ人は、良し悪しとは関係がなく、自分自身を理想やターゲットとしたり、現状を離れて精神的にも地理的にも遠い世界を志向しやすくなるときです。
それはそれ、初盤(0〜9度)に象意を持つ人を除いて、自分自身を見つめなおすなど人生の再スタートを模索されていくとよい人生期なので、その点からもご自分を一から見直されるなり目標にされるのは良いことです。
ただし、世の中やご自分の周りの現実を見極めたうえで、ご自身はどうあるべきかといった視点が重要です。
山羊宮に象意を持つ人は、ご自分を新たな目標に、一時的にでも個性発揮や社会活動への転換がよぎる今週です。
運勢的にそういった時期で、スターターとなる“イグニッション・キー”を押し、それによって発動して、どこまで継続して具体的に走り続けていくのかは、ご本人次第となっていくときになります。
ご自分らしさを意識されたり目指されていく転換期への“点火期”となりうるときだという意味で、一過性に終わらずに継続的に進むにはご自身の意志や努力も必要です。
水瓶宮に象意を持つ人は、静かながらもご自分の情動が高まる昨今になっており、多くの場合、周囲に悟られないように秘密裏に進めていくことも多いでしょう。
伸るか反るか、一か八かの状況が生じたり、自らそのような状況にも臨みやすいときで、重要なのは、カタチではなく、「深層の精神意識」の持ち方になります。
また今週は、異性をはじめとした情愛関係に徐々に向きやすくなりますので、その点でも過度に、理性を失わずに個性や才能などを最大限に発揮されていかれるとよいでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、過去を振り返りつつも、新たに生まれ変わる意識を持たれたり、ご準備をされていかれるとよい時代の流れです。
ご自分を取り巻く周囲の現実がふだんよりも把握しやすい昨今の人生期になっていますので、現実を見据えつつも、肝心のご自身の深層の精神意識や内面性を正しくさらなるレベル・アップを試みていかれるとよい今週また昨今だという意味です。
もともと恋愛運や愛情運をお持ちの方ほど、良し悪しはともかく“恋愛幻想”を含めて発揮されやていける今週です。
One-Point ◆ “分水嶺”のピークがいよいよ動きだしはじめる今週以降です。個人的にも社会的にもクリアすべき課題は散発しますが、解決の方法が必ず潜んでいる今週になっています。
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