宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 4月21日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は“分水嶺”のピークの最初の転換点となりそうなときです。
ただし、どのようになるのかは、人々がどのようにご判断されて動くのか、個々人に委ねられている時期ゆえに何も起こらないか、ポテンシャルを伴ないつつ激しく変わるか、そんな「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)の現在ゆえ個人の選択は重要です。
◆ 概 容
大きな歴史の流れはともかく、具体的にどのように動いていくかは歴史的なパラダイム・シフト現在、また今週は、とくに人間に選択肢が委ねられています。
人類歴史にはそのような分岐点がありますので、とくに民主主義の現在や日本においては、国民一人ひとりの総意によって、未来のあり方が異なってくる歴史の曲がり角になっています。
One-Point ◆ 正しい将来を選択できるように、オールドメディアに翻弄されないように賢くならなければなりません。トップダウン式のお仕着せ情報は、国民に自主的に考える力をなくさせ愚民化をもたらしかねません。
今週は29日に金星が牡牛宮に入宮します。
2日後の5月1日に火星が牡羊宮に入宮です。
さらに2日後の5月3日に冥王星が水瓶宮2度で逆行に転じます。
冥王星は、金星&牡牛宮の太陽と矩(スクエア=90度)です。
火星は魚宮28度の海王星と合(コンジャンクション=0度)です。
水星と牡羊宮の14度のドラゴン・ヘッドは合=0度で、天秤宮14度のドラゴン・テールと衝(オポジション=180度)、山羊宮20度のケレスと矩=90度です。
ケレスは、牡牛宮23度付近の木星&22度の天王星の合=0度と三分(トライン=120度)です。
魚宮16度の土星と、今週中頃の一時期、牡牛宮の太陽を底辺に、ドラゴン・テールを頂点とするYOD(ヨッド=60/150/150度)が形成されます。
One-Point ◆ 魚宮16度の土星にはじまり、牡牛宮23度あたりの木星まで、約68度の範囲内に、ドラゴン・テール/ケレス/冥王星を除いた9個の星がひしめき合う今週です。
「大六角(グランド・セクスタイル=60度×6)」をテーマとした第12回「アスペクト完璧講座」は完結回で4月末までにご受講者の皆さまに送信いたします。
「位置関係」によって構成されるホロスコープゆえ、そのリーディングは相対的な位置関係のアスペクト(位相、座相:局面)の象意のご理解と解釈から可能になっています。
今週は4月24日(水曜日)が満月です。
牡牛宮4度の太陽で、蠍宮の月がジャストの衝=180度をとるのは午前9時頃です。
One-Point ◆ 水瓶宮2度の冥王星を軸に、T矩(Tスクエア=180/90/90度)が形成されます。ご自身の奥深い内面性を注視されていかれるとよいでしょう。
天秤宮に象意を持つ人は、今週中ごろの一時期、最初のほう(〜5度あたり)と最後のほう(25度あたり〜)に象意を持つ人を除いて否応なくご自分の現実を意識せざるを得ないことが起こりそうです。
そうでなくても、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をはじめとして天秤宮全体的にもご自身の深層の内面性やご自分の今後の方向性などを見つめ直したり意識せざるをえない転換期の今週また昨今になっています。
いずれにしましても、無になられて成り行きに任せたり、心機一転を図るような考えや価値観の意識転換をされていかれるとよい今週です。
蠍宮に象意を持つ人は、個人的にも社会的にも関係変化が起きる昨今の人生期で、今週前後はとくに、過去の絆が切れやすくなっている転換期にあるといえます。
それが悪いというのではなく、人生というロングスパンで見たとき、古い人間関係や組織にしがみついていると、成長や個性発揮が遅れることになりかねないためです。
それゆえ過去の絆をいったん切るなりされて、自主的なご判断や自立した人生の方向性を選択するために、依存的な古い絆が切れてもおかしくない今週また昨今の人生期です。
射手宮に象意を持つ人は、新たな人生サイクルを模索しスタートしていく転換期の今年2024年でもあり、今週は新しい家を建てるためにいったん更地のように無になってみられるようなときです。
まずは過去の考えや既成概念をリセットしてみないことには、今後の新たな時代はもちろん、ご自身の方向性や生き方が見えてこないこともありえるためです。
“分水嶺”のピークの今年2024年ですし、時代の波動はどんどん変わっていますので、まさにジャストミートのラッキーなタイミングです。
山羊宮に象意を持つ人は、自分らしく慎重でありながらも、イージーに無手勝流や成り行き任せの個性や才能の発揮が功を奏しやすい今週です。
本来は用心深く誠実で変わらない接し方をされる山羊宮ですが、昨今また今週は過去のご自分にこだわらずに、イージーにも前向きにも新たな個性発揮や創造性を、山羊宮らしく慎重かつ大胆に試みられるのも悪くありません。
誠実かつ変わらずに秩序を維持し守るのは、平時は良いとしても、今年2024年のように約2,000年に1度の“分水嶺”のピークの変換期においては、変えてみられることも必要です。
水瓶宮に象意を持つ人は、良し悪しに関係なくいくぶん複雑な運勢を受ける今週また昨今になっています。
基本は、前向きにイージーになれるときなのですが、複雑な理由は、誤魔化すことのできない現実でもある状況や事情に課題が生じかねないためで、いったん無になられるかのように、成り行き任せにも現実的な対処も視野に調整やバランスをとられるなど複雑さのある今週また昨今になっているためです。
中には、権威や権力志向に走る機運が高まるなど、ご自身の考えや価値観を絶対視しやすくなりやすいときなので、傲慢や命令口調にならないように気をつけられるとよい人生期に入っています。
魚宮に象意を持つ人は、比較的ながらご自分やご自分の周りの現実がよくみえる昨今の人生期にあるときです。
中には感覚的に長い眠りから醒めたように、現状をご自覚されはじめたと感じる方もいらっしゃるでしょう。
ただし、魚宮の終盤(20〜29度)に象意を持つ人の多くは、ケース・バイ・ケースですが無自覚ながらもまだ眠りの中にあって、“分水嶺”のピークの今年2024年にあたり、逆に見果てぬ夢を再顕示されるかのように目指される方もいらっしゃるかもしれません。
魚宮のみをみれば、双魚宮時代の終末にあたる時代の変わり目のときにあって、意識や考え方を、時代の流れを見極めつつ再スタートされていくのもよいときです。
One-Point ◆ 魚宮から牡羊宮や牡牛宮に多くの星が集中しています。奈辺に重要な象意ポイントをお持ちのかたは、ご自分なりの考えや意識また自己主張が強まりやすい今週また昨今です。
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