宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2024年 3月24日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間分)は、社会全体的には良し悪しは別にして昨今の状況を維持する傾向が強いときです。
個々人においては、ご自分なりの考えや思い込みを持ちやすくても露骨には外に出しにくく、いくぶん控えめになりやすい今週です。
◆ 概 容
本心では「こうあるべき」といった独自の考えや自己主張を持っていたとしても、無意識のうちに抑制したり、実はさほど深刻にはとらえにくいときになりそうです。
ひところのように自我を無理矢理に押し通そうというよりも、成り行きに委ねて様子をみたり、現実的にご判断されて、行動を抑制し、傍観的に様子を見やすい今週になっています。
One-Point ◆ 何事にも限度というものがあります。多少のことであれば抑制する今週で、ただし限度を超えれば、逆にその分バクハツ的な言動に出て噴出することになります。
今週は4月2日に水星が牡羊宮27度で逆行に転じます。
4月5日金星が「春分点」に至り、牡羊宮に入宮です。
金星は魚宮27度の海王星と合(コンジャンクション=0度)です。
魚宮の火星は今週中頃以降魚宮13度の土星と合=0度です。
水星は週末を除いて水瓶宮1度の冥王星と矩(スクエア=90度)です。
牡羊宮の太陽&16度のドラゴン・ヘッドの合=0度と、天秤宮16度のドラゴン・テールとの衝(オポジション=180度)に、山羊宮16度のケレスが軸となってT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
牡牛宮17度の木星&同じく牡牛宮20度の天王星の合=0度と、ケレスは三分(トライン=120度)で、魚宮13度の土星を頂点に小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
One-Point ◆ 週末を除いて天秤宮16度のドラゴン・テールを頂点に、魚宮13度の土星と牡牛宮17度の木星を底辺とするYOD(YOD=60/150/150度)が形成されます。
アスペクト完璧講座の第11回3月のテーマ「神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)」は、25日〜月末に配信予定です。
次回、第12回4月が最終回でテーマは「大六角(グランド・セクスタイル=60度×6)です。
今週は週はじめの25日月曜日が「満月」です。
牡羊宮5度の太陽で、天秤宮の月がジャストの5度をとるのは夕方4時ごろ「半影食」です。
One-Point ◆ 新月は来週4月9日(火曜日)です。牡羊宮19度の太陽&月でジャストの時間帯は午前3時半頃です。
天秤宮に象意を持つ人は、今週は“理想の自己像”を描きやすく、前半はともかく週末に近づくほど“夢見る転換期”です。
多くの場合、昨今の内面性の意識変化や次元拡張をふまえつつ、今後どう社会的な使命や仕事の責任を果たして行くかといった自己転換のときになります。
必ずしも全員とはなりませんが、大半の方が慎重に社会の現実や実益を視野に、なおかつ前向きに、発展的にも成り行き任せだったりしつつも、そのように進んでいきやすい今週になります。
蠍宮に象意を持つ人は、イージーにも前向きにも「何とかなる」とばかりに、これまでの人間関係や組織関係を変化させやすい今週また昨今です。
結果そのことが転職や退職などを選択されることも起こりえるときで、新たな職種や会社選びはもちろん一度、無になって一からの学びや人生の再スタートなどの時期ともなっていきそうです。
古い人間関係や組織関係の絆が切れたり変化していくのは、今の時期は悪いことではなく、今後の宝瓶宮時代に向けたご活躍や自己発揮ができる個性また独自の才能を選択していくときです。
射手宮に象意を持つ人は、ご自身の過去にこだわらずに、自分自身の新たな個性や才能(スキル)また今後の人生サイクルの方向性を模索されていかれるとよいときになっています。
現実を視野にされつつも、成り行き任せか考えても仕方ないとばかりに出来事任せにもなり、両方の可能性を視野に、ケース・バイ・ケースのご対応を選択されていくのも射手宮らしいときです。
いずれにしても対外的な社会活動よりも、ご自身の内面の“状況把握”や“意志決定”や模索がポイントとなる今週また昨今です。
山羊宮に象意を持つ人は、いわゆる“無”の境地などによる個性や才能の発揮となる昨今また今週になっています。
悪い意味ではなく、古今和歌集の中の有名な道歌にたとえていえば、「山川の末に流るる橡殻(とちがら:どんぐりの殻)も. 身を捨ててこそ浮かむ瀬もあれ」といった無欲や無私の精神がご参考になりそうなときです。
逆に理知的に考えすぎたり、ご自身の実利にとらわれすぎると、一見特を選択したようでも、長い目でみればうまくいくとはかぎらない運勢の今週かもしれないといったときです。
水瓶宮に象意を持つ人は、イージーや楽観的に「何とかなる」と成り行き任せになりやすくも、相反的にどこか慎重に現実的なご判断や考えを持ちやすくケース・バイ・ケースの今週です。
実際にも人生は焦っても仕様がなく「人事を尽くして天命を待つ」といった運勢期もあり、“溺れる”からといって焦って“ワラ”をつかんで頼れば、却って溺れてしまうことになりかねませんので、冷静に状況を見極めることが重要でしょう。
水に落ちて焦ってもがけば沈みやすくなりますので、逆に水に委ねて力を抜くことで、脂肪の多寡にもよりますが人は浮くようにできています。
魚宮の前半(〜14度)に象意を持つ人は、お仕事など現実をみて社会でもやる気をもって活動できるときですので、欲張らずに魚宮らしく無私の精神や奉仕的に活動してみられるのもよいでしょう。
一方、魚宮の後半(15度〜)に象意を持つ人は、“恋愛幻想”などを抱きやすいのですが、ほのぼのとした魚宮らしさを我知らずとも発揮されて、人気運上昇が可能な今週になっています。
いずれも自分らしく、美しいご自身の“理想像”や“目標”とする姿に向かわれたり、発揮されたりしていける今週ですので、上手に活かされていかれるとよいときです。
One-Point ◆ “分野”は出生時間によって異なりますが、ご自分を“無”にされて、成り行き任せであっても仕事や現実的に活動せざるをえないことが起こりうる今週です。まずは対外的な責務を果たされていくことが第一義となる今週です。
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