宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
隔週掲載
2週間分の「星のディレクション」

No.858 / 2024.01.01 〜 01.14

● 隔週日曜日に更新予定です。
※2023年12月31日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。


NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。


今週の傾向

2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
人それぞれに立ち位置がありますので同列というわけにはまいりませんが、俗にいう夜明け前のいちばん暗く寒い時期という方と、もはや暗いトンネルの出口で燭光が見えはじめたという方がいるような昨今また今週です。
抜け出るには慌てず戸惑わず、困難に思えても正しく前に進むことが肝心で、もし迷って引き返せば出口は遠のくことになります。

概 容
進めば動きが出はじめる今週ですので、意を決して目前に立ちふさがる壁に、玉砕を覚悟で体当たりして進むことで、ぶつかる直前にすーっと扉が現われて開くこともありえますので、お気持ちをお確かめください。
たぶん、逃げても壁にぶつかることになりますので、時代の王道を知って、正々堂々と進まれたほうがいずれは道が開けたり見えてくるそんな一か八かの“分水嶺”の昨今です。

One-Point ◆ “分水嶺”のピークの2024年の年明けゆえです。明確にきっかりと“1月1日から”と区切られているわけではありませんが、今年2024年は歴史の流れの中で、そのような“分水嶺”のピークに位置づけられるという意味です。

今週の星の動き

今週は1月2日に水星が射手宮24度で順行に戻ります。
4日に火星が山羊宮に入宮します。
水星は魚宮25度の海王星と矩(スクエア=90度)で、今週前半は射手宮のケレスと合(コンジャンクション=0度)です。
この水星&ケレスは、牡羊宮20度のドラゴン・ヘッドと天秤宮20度のドラゴン・テールに調停=60/120/180度の座相を投げかけます。
入宮直前から火星は牡牛宮5度の木星と三分(トライン=120度)です。
両星は、魚宮3度の土星を頂点に小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
山羊宮の太陽と牡牛宮19度の天王星は三分=120度です。
また太陽を軸に、ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テールはT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
射手宮の金星はノーアスペクトです。
山羊宮29度の冥王星と先日、順行に転じた木星は矩=90度です。

One-Point ◆ 牡牛宮の天王星を頂点に、天秤宮のドラゴン・テールと射手宮のケレスの六分(セクスタイル=60度)を底辺としてYOD=60/150/150度が形成されている昨今です。

講座と新月&満月のトピックス

ご好評の「アスペクト完璧講座」第8回「YOD=60/150/150度」を12月末に配信いたしました。
2024年1月、第9回のテーマは「大三角(グランド・トライン=120度×3)」です。
1月11日は山羊宮20度の太陽と月が合=0度をとる新月です。
夜9時ごろがジャストの時間帯になります。

One-Point ◆ 恋愛関係や夫婦関係また倫ならぬ異性関係を含めて、個々のホロスコープに応じて情動が強まるなど、異性を含めた新たな方向性を模索しやすいでしょう。

《 今週の運勢2/天秤宮〜魚宮 》


【 7.天秤宮 = Sign Libra 】

天秤宮に象意を持つ人の今週は、悪い意味ではないのですが華々しく仕事や社会的にご活躍されるというよりも、ご自身の内面性やプライベートに意識やご関心をもたれて、顧みられたり、今後の方向性を模索していくことになる今週また昨今です。
仕事や対外的な社会活動は、天秤宮以外に生まれ持つ「運勢サイン(宮)」をご参照ください。
天秤宮自体は対外的には“1回休み”と言える運勢期ですので、幸いお正月でもあり“分水嶺”のピークとなる2024年の“一年の計”を、深層の精神意識と併せて再認識されつつ、ご検討されていかれるのによいときです。

【 8.蠍宮 = Sign Scorpio 】

蠍宮に象意を持つ人は、昨今はというかすでに受けておられる方も多いと存じますが、「深層の精神意識の変革」のディレクションをいよいよ本格的に視野にされつつ、ご自身の一からの再出発を意識されていかれるとよい時期に入っている“分水嶺”のピークの今年2024年です。
早い方は意識されご実感されておられると存じますし、まだの場合も一からの人生の再出発を意識せざるをえない状況や、そんな出来事が起こらないともいえません。
今週は、目標やターゲットや周囲に向かって、パワフルに行動されるなどお相手との対立や情愛も含めた出来事も起こりそうです。

【 9.射手宮 = Sign Sagittarius 】

射手宮に象意を持つ人は、時代変化もあって、これまでの生き方や考え方が通用しにくくなるなど、新たな人生の方向性を模索されていかれるとよい今週また今年一年になります。
昨年2023年からすでにその兆候は象われはじめているのですが、“分水嶺”のピークとなる今年2024年は徐々に本格化していくことになります。
双魚宮時代から宝瓶宮時代に向かう時代の流れを見てもそうですし、個人的に射手宮に象意を持つ人ご自身の運勢変化「星のディレクション」においても同様で、新たな人生サイクルの出発や模索のときなので“一石二鳥”で模索ご検討されるとよいでしょう。

【 10.山羊宮 = Sign Capricorn 】

山羊宮に象意を持つ人は、パワフルな気力充実のお正月になりそうです。
年の初めにあたってでもありますが、課題や問題があっても「何とかなる」と前向きにもイージーにもとらえられます。
実力発揮が可能で多忙ともなりそうな今週また1月です。
一般的には成り行き任せにもなりやすいのですが、山羊宮においては、もともとが慎重にすぎたり、用心深く現実をみて悲観的また心配性だったりもしやすいことから、多少は成り行き任せの運勢期であっても、世間並みでちょうどよいといえるかもしれません。

【 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 】

水瓶宮に象意を持つ人は、ご自身の内面の精神意識やポテンシャルを否応なく発揮されることが可能な今週になっています。
仕事や対外的な社会活動よりも、ご自身の深層の精神意識世界といった内面性に向かわれるとよい今週という意味で、仕事や対外的な社会活動については、水瓶宮以外に生まれ持つ「運勢サイン(宮)」をご参照ください。
そのように行なうべきは行なう責務を果たされて、メインはご自身の内面性や潜在意識を引き出されていかれるとよい今週になっています。
強い信念やご自身の考えを確信的に持たれるのは悪いことではありませんが、他者に対しては、頑固になり過ぎないように謙虚さを伴なっておくとベストです。

【 12.魚宮 = Sign Pisces 】

魚宮に象意を持つ人は、仕事をはじめ社会的な活動期の先ごろでしたが、ピークは徐々に過ぎていますので、後日の実りや刈り入れや収穫のときを視野において、活動を継続されていかれるのは悪くはありません。
花も美しいうちが華ともいえ、永遠に咲く花はなく実を結んでいくことで、次の季節の到来につながっていくのは必然です。
もっとも、前半(〜14度)に象意を持つ人を含めてもいいのですが、初盤(0〜9度)に象意を持つ人をメインに現実の社会状況をご認識しやすい昨今の人生期で、一方、終盤(20〜29度)に象意を持つ人ほど、できる範囲でしか分からないのですが、仕事や社会に“事実誤認”や“勘違い”をしていないかはセルフチェックをされてみられるのも悪くはないときです。


One-Point ◆ 1月23日に天王星が牡牛宮14度で順行に戻っていくことで、すべてのソーシャル・プラネットが「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)を、宝瓶宮時代へ向けて投げかけ“分水嶺”のピークを加速していくことになります。



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