宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2023年11月19日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週は、海王星が順行に戻り今週後半以降、宝瓶宮時代のへの改革がゆっくりと動き出すことになります。
これまで厳しい状況下にあったという方も、宝瓶宮時代への考えやセンスをそなえて動かれてきた方ほど少しずつになると思いますが、“雪解け”への変化を感じはじめることが起こるでしょう。
逆に、この数年、好調を謳歌されてこられた方の中に、もし古い“支配”や“権力”ゆえの栄華であれば、友愛精神(和、絆、民度)の方向へ徐々にシフトをご検討されておかれるとよいでしょう。
◆ 概 容
過去の双魚宮時代と今後の宝瓶宮時代の考えとが、上りと下りの列車がすれ違うように交錯していく“分水嶺”のピークを迎えています。
“風圧”といった衝撃は避けられませんが、それでもピークを越えたかのように転換のはじまりとなっていく今週とくに後半以降になっていきます。
One-Point ◆ 新しい時代の感性やアンテナが高い方なら、感知されておられると存じます。新旧交替の側面が生じますので、古い通年やあり方に固執しすぎないで一応はご注意されておかれるとよいでしょう。
今週は6日に海王星が魚宮25度直前の24度で順行に戻ります。
13日に水星が魚宮8度で逆行に転じます。
許容度数(オーブ)6度でみた場合、山羊宮28度の冥王星を軸とした牡羊宮のドラゴン・ヘッドと天秤宮のドラゴン・テールが11日に21度へ異動するため、本年の春頃から続いてたT矩(Tスクエア=180/90/90度)を解消していきます。
一方、射手宮の火星が先週来の太陽に続いて、ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テールに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
太陽と魚宮24度の海王星は矩(スクエア=90度)です。
水星と牡牛宮5度の木星は三分(トライン=120度)で、魚宮2度の土星を頂点に小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
牡牛宮19度の天王星と蠍宮の金星は衝(オポジション=180度)です。
射手宮9度のケレスはノーアスペクトです。
One-Point ◆ 天王星と海王星の六分(セクスタイル=60度)を底辺に、ドラゴン・テールを頂点にしドラゴン・ヘッドを尻尾としたYOD凧(ヨッド・カイト=150/150/30/30度)が形成されており今週も続きます。
12月の「アスペクト完璧講座」のテーマはYOD(ヨッド=60/150/150度)の解釈をお届けいたします。
当該アスペクトにまつわる象意の根拠や見方など、また相性や運勢さらにはご自身のホロスコープにあればその解釈例を含めて、網羅的にするメール講座です。
One-Point ◆ 単独でも、アスペクト・パターンのみでもお申し込みいただけます。全12種類のアスペクトも今なら可能です。
天秤宮に象意を持つ人は、前半(〜14度)に象意を持つ人をメインに、これまでのご自身の考えを見直されつつ、ヒューマニックにさらなる高みを目指されていかれるとよいときです。
一方、天秤宮の後半(15度〜)に象意を持つ人は、双魚宮時代と宝瓶宮時代とが交錯する“分水嶺”のピークの動きを案外とモロに受けて、ご自身の目的や言動など個性を含めて、全般的な“自己改革”を視野に新しい自分自身へのチェンジを図られるとよいときです。
蠍宮に象意を持つ人は、良し悪しには関係がありませんが、異性関係をはじめ人間関係や組織関係の変化が避けがたい今週とくに後半以降です。
会社などの組織に属されている場合、ご自身の美意識やポリシーに合わず、たとえば思わず売り言葉に買い言葉で転職や人事異動などの動きがあってもおかしくないときになります。
上司への不満や反骨精神の旺盛な方ほど、またご自分の信念を固く掲げておられる方ほど、該当しやすくなる今週です。
射手宮に象意を持つ人は、基本、大半の方が積極果敢でパワフルになれる今週です。
ご自身の「こうあるべき」といった信念が強まりやすいときでもあり、上司や目上また社会に対しても、悪気なく正義心から反骨精神を持ちやすい今週です。
もっとも、情報力また知識量も増え知的好奇心の高まるときでもあるために、ご本人にとっては、論拠を伴ない、改革改善の始点で正義心からの言動や衝動のほとばしりとなっている今週です。
山羊宮の前半(〜14度)に象意を持つ人は、いつもの慎重さや用心深さもさることながら、知的好奇心や頭の回転が良し悪しはともかく高まる今週です。
楽天的なのは良いとしても、イージーになりすぎずに、結果から学ぶ学習意欲をキープされておくのが今週のポイントとなるでしょう。
一方、後半(15度〜)に象意を持つ人は、否応なく対外的な仕事や活動における“改善”“改革”を双魚宮時代から宝瓶宮時代への“分水嶺”のピークに向けて意識されるとよいときです。
水瓶宮に象意を持つ人は、無意識かお気づきになられるかはそれぞれですが、“理想の自己像”に向かって対外活動をはじめ、個性や才能の再構築や再スタートをされるのに適した今週です。
というか、双魚宮時代から水瓶宮に共鳴する宝瓶宮時代への転換の“分水嶺”のピークを迎えていく昨今でもありますので、ご参考にでも留めおきください。
宝瓶宮時代の思想的リーダーともなりえるケースがありますので、立ち位置をしっかりとご確認されておくのによいときです。
12月に入って共鳴星「海王星」も順行に転じ、昨今は双魚宮時代のリバイバルのディレクションも終盤にあって、“美しい夢”から覚めておられなければ、実現可能なヴィジョンへと、人によってタイムラグがありますが意識転換を心がけていかれるとよい今週また昨今です。
ただ反面教師やピンチはチャンスといった言葉があるように、必ず逆転は可能ですし美しい夢は必要なものなので“悪い”という意味ではありません。ご自身の意志次第でいくらでも変わりえる今週また昨今です。
One-Point ◆ 来年の“分水嶺”のピークの年に向かって、パラダイムシフトや宝瓶宮時代への意識転換が徐々にとはいえ本格化しています。今週はもちろん来週も同様で、個々人においても社会においても時代変化が活性化していくときです。
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