宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2023年11月 5日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
先週4日に、先月の冥王星に続いて土星が順行に戻りました。
逆に海王星は来月6日に魚宮24度で順行に戻るため、現在は双魚宮時代最後の影響力を増し気味にもたらすことになります。
そのような「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)の現況ゆえ、見えない火花を新旧の動きが散らすように「いったいどっち?」といった混迷が起きやすい昨今です。
◆ 概 容
時代や社会の動きもそのようで、国民側の“減税”なのか、逆に古い財務省側の“増税”なのか分からないような動きが生じます。
個々人においても類似で気づくと気づかないとにかかわらず、逆流する内外の精神的かつ現実的な状況に陥りかねません。
One-Point ◆ 重要なのは、心や体を逆方向に裂かれるように、進むべき方向がとらえらきれずに、混乱を招来しないことです。来月6日まで今月がヤマ場です。
今週は8日に金星が天秤宮に入宮します。
今週前半は金星と山羊宮の冥王星が三分(トライン=120度)です。
10日には水星が射手宮に入宮します。
水星は、金星と六分(セクスタイル=60度)で、魚宮の土星と矩(スクエア=90度)です。
冥王星と、牡羊宮のドラゴン・ヘッドまた天秤宮のドラゴン・テールはT矩(Tスクエア=180/90/90度)です。
蠍宮の太陽&火星&ケレスは三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)を形成し、牡牛宮の天王星と衝=180度で、魚宮の海王星と三分=120度です。
One-Point ◆ 今週も、天王星と海王星を底辺の星とし、ドラゴン・テールを頂点にドラゴン・ヘッドを尻尾としたYOD凧(ヨッド・カイト=150/150/30/30度)が続きます。
新企画『12室の住人たち』は11日までに圧縮フォルダでお届けいたします。
ホロスコープのベースで基本となっている「12ハウス(室)」の解釈を、初学者にも分かりやすく、プロにも「そういうことだったの!」と驚嘆する「数理法則」を踏まえてお届けするテキスト講座です。
One-Point ◆ 今後の「アスペクト完璧講座」は、「アスペクト・パターン」がテーマで11月は「調停(メディエーション=60/120/180度)」の座相をお届けいたします。お申し込みのチャンスです。詳細は「アスペクト独自の象意」をご参照ください。
天秤宮に象意を持つ人は、今週前半はご自分らしい情動や美意識がピークだったり、何かの拍子に突出することになります。
ただし、世間的には、正反対の流れや「こうあるべき」といった自己主張の強まる今週また昨今ですし、両極端の意見や状況が生じやすいために良かれと思っても、周囲の評価を得られるとはかぎらず“アンチ虫”がわき出すこともあり、とくに後半(15度〜)に象意を持つ人にその傾向が強まります。
蠍宮に象意を持つ人は、今週は蠍宮の後半(15度〜)に太陽、火星、ケレスと星が集中し、今週(2週間分)の中頃には月までもが加わります。
それらに衝=180度をとる天王星を交えて、状況によってハイテンションになったり、逆に手ごたえがえられず落ち込んだり、気づかずに勘違いをしたりしやすいときです。
いずれにしても、人間関係の変化や組織関係の変化など、異動や引越し、また中には失恋や新たな出会いによる破局も起こりえる変化の多い昨今の人生期です。
射手宮に象意を持つ人は、初盤(0〜9度)に象意を持つ人をメインに、よく知られた小説の一節で言えば、「知に働けば角が立つ」といった今週で、さらに終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに続けて「情に棹させば流される」といった今週になります。
理屈一辺倒になりすぎず、終盤(20〜29度)に象意を持つ人は“夢”や“理想”を描かれるのはいいのですが、そこにドップリとはまって流されないように、ちょうどよい塩梅の加減を図る“情理のバランス”がポイントの今週です。
山羊宮に象意を持つ人は、“ロミオとジュリエット”ではありませんが、今週前半をメインに、恋愛感情や情愛がピークに高まることがありますが、運命的な“勘違い”や“トラブル”とも紙一重のときです。
終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、とくに“運命のイタズラ”のようなことが起こりえる社会活動や仕事の今週また昨今になっています。
良し悪しではなく、体験的に学ばれることで、山羊宮らしく知識や実力を蓄えていくことになるときです。
水瓶宮に象意を持つ人は、上述の「今週の傾向」に書きましたが、心や体を裂かれるように両方向の動きがあって、混迷を招来しやすくなる今週また昨今です。
たとえて言えば、仕事や社会活動は多忙で忙しいけれども、精神面に余裕がなかったり課題が生じるなど、クールに客観的にバランスとったり、第三の道を見出されることが必要だったりすることになるかもしれません。
いずれにしても、深層の精神意識世界をハイレベルに次元拡張(上昇)されていくとよいときです。
魚宮に象意を持つ人は、魚宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」を抜きに魚宮のみで申し上げますと、大きくは変わらない運勢期です。
ゆえに魚宮以外に生まれ持つ「運勢サイン(宮)」をご参照にされるのもよいときです。
魚宮全体的には、たとえば“夢”から醒めたように、ご自身や周囲の現実が体感的によく見える昨今になっています。
一方、終盤(20〜29度)に象意を持つ人は例外で、いまだ“夢”や“妄想”の中にいることに気づいていないかもしれません。
One-Point ◆ パーソナル・プラネットが太陽の位置する蠍宮とその周辺に集中し、牡牛宮の木星や天王星と衝=180度を形成する昨今です。パワフルな受身とでも申し上げましょうか、「こうあるべき」といった意見や主張はあっても、受け入れざるをえない隔靴掻痒に似たときです。
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