宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2023年 8月27日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)は、抽象的な表現ですが時代の流れが止まるようなときです。
実際に止まるわけではないのですが、動いてちょうど潮目が変わるかのように、逆流と順流とが入り混じり、拮抗する一瞬にあたるために、動きが止まっているように見えるという意味です。
◆ 概 容
外から客観的に俯瞰すればそうですが、これまでの流れの中にいて動きが止まっていくということは、逆説的になりますが、これまで進んでいた電車が止まるようなもので、つんのめるような動きが生じます。
たとえば、前向きに進んでいた登山電車がスイッチバックによって、進行方向を変えていくようなもので、後ろ向きに進むためにいったん停車するような動きが部分的に生じる今週です。
One-Point ◆ 止まって以降、再び動き出しはじめれば、逆流の継続か潮目が変わって昨今のヘンな動きが徐々にまともに戻っていき正常化に向かうのか、個々人の総意次第になる昨今です。
今週は29日に天王星が牡牛宮23度で逆行に転じます。
9月4日に金星が獅子宮12度で順行に戻る一方で、同日、木星が牡牛宮15度で逆行に転じます。
金星と木星は矩(スクエア=90度)です。
木星は乙女宮の太陽&水星に三分(トライン=120度)です。
太陽は今週中頃過ぎまで魚宮の土星と衝(オポジション=180度)で、土星は牡羊宮のドラゴン・ヘッドと天秤宮のケレス&ドラゴン・テールの合=0度とに、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
一方、山羊宮の冥王星を軸にこの衝=180度は、T矩(Tスクエア=180/90/90度)も形成します。
魚宮の海王星を頂点に、天王星と冥王星による小三角(ミニトライン=60/60/120度)です。
天秤宮の火星と土星は、転(クインカンクス、インコンジャンクト=150度)です。
One-Point ◆ ケレスを頂点に、天王星と海王星を底辺の星とするYOD(ヨッド=60/150/150度)が形成中です。
「アスペクト完璧講座」の第4回「矩(スクエア=90度)」は、今週31日までに配信予定です。次回、第5回テーマは「五分(クインタイル=72度)」です。
One-Point ◆ ご興味のある方は、単発でもチョイスしてお申し込みが可能です。残り8回分をまとめてのお申し込みは、多少割引です。
天秤宮に象意を持つ人は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって強さが異なりますが、今週以降来月を含めて、やる気や気力が盛り返してきて、活発にも活動的にもなるときです。
その一方で、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに、後半(15度〜)に象意を持つ人を含めてもいいのですが、逆に動きが止まったような運勢期に入っています。
生まれもつ運勢というよりも、昨今のみの時代的な運勢傾向なのでご心配なく。
蠍宮に象意を持つ人は、ここのところ人生上の大きな転換期にあることを、何気でもお気づきの方は多いと存じます。
生まれもつ象意ポイントによって若干、また微妙に異なりますが、おおむねこれまでのように思うようにはいきにくく、後半(15度〜)に象意を持つ人をメインに、人間関係の変化や組織関係の変化が起こりやすい人生期を通過中です。
過去に拘泥しすぎずに、今はご自分から変わっていかれるのも一つの手です。
射手宮に象意を持つ人は、知的好奇心がイージーにもまた成り行き任せにも活性化していく今週で、ご自分らしいハイレベルな知識や独自のスキル(技能)の習得に通じる昨今です。
一からの出直しが必要とされている人も、また不思議系やスピリチュアルにご活動されておられる方も、理想や観念に流れすぎずに、地に足をつけてブラッシュアップされていかれるとよいときです。
山羊宮に象意を持つ人は、前半(〜14度)と後半(15度〜)に象意を持つ人とでは、180度にも運勢傾向が異なってくる今週です。
前半に象意を持つ人は、仕事や対外活動のご活躍期で、パワーアップやご多忙な今週になりそうです。
一方、終盤(20〜29度)をメインとして後半に象意をもつ人は、逆にパワーダウンというか、動きや運勢が止まったような今週また昨今です。
水瓶宮に象意を持つ人は、どのあたりに象意を持つかで部分的ながら今週の運勢は異なってきます。
全体的には、深く強い情動を秘めつつ噴火間近の火山のようですが、最初のほう(〜約5度)に象意を持つ人はとくにそうで、中盤(10〜19度)に象意を持つ人は人生修養によく、最後のほう(約25度〜)に象意を持つ人は、周囲の現実を見抜きやすくなっていますのでご自身の新生を図られていくのもよいでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、これまでのご自身のちょっとしたお考えや意識を、内面の精神面からお仕事や対外的な社会活動へと、徐々にながらチェンジされていかれるとよい今週です。
ご自身が社会において果たしていくべき責任や使命などに思いをはせていかれたり、公私の調整を魚宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」をご参考にされていかれるのもよいときです。
One-Point ◆ ゆるやかにですが、動きが止まったり、新しい動きが生じたり、新旧の価値観が混在するなど、双魚宮時代の終末ゆえに複雑なときです。新しい動きをチェックされつつも、従来の動きに配慮されておくとよいでしょう。
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