宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2023年 7月 2日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)は、多くの人がそうですが、昨今はご自分と考えや所作と異なる周囲や社会状況が生じやすく、生まれもつホロスコープ(出生天球図)の傾向によって、正反対の2つのパターンが生じやすくなります。
厳しい状況ゆえにこそ、誤魔化すことなくシビアに現実に対峙し、ご納得を深めて活路を見出し、打開を図ろうとするタイプがその1つです。
◆ 概 容
もう一つは真逆で、厳しい環境与件ゆえにご自分の理解を超えた“スピ系”や“観念的”なイメージによって、心の安定と打開を図ろうとするタイプです。
上述のように明確に分かれるタイプのほかに両方に該当するタイプがいて、どちらにすべきか迷われるケースもありますが、ケース・バイ・ケースでの適宜適切なご対応がベストです。
One-Point ◆ 今週、ご自分がどちらの対応をとりやすいのか、あるいは両方なのかを見極められて、程度やレベルを知っておくと、セルフチェックがしやすくなります。
今週は、10日に火星が乙女宮に入宮します。
翌11日に水星が獅子宮に入宮です。
13日に逆方向に移動するドラゴン・ヘッドが牡羊宮に移り、天秤宮にドラゴン・テールが移ります。
これに対して週はじめの一時期、水星と山羊宮の冥王星が、そして12日頃からは蟹宮の太陽が衝=180度をとって、大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成します。
冥王星は天秤宮のケレスと三分(トライン=120度)です。
ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テールには、火星と魚宮の土星とが調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
魚宮の海王星は、水星と三分=120度で、今週中頃以降は太陽も三分=120度をとり牡牛宮の天王星を頂点に小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
天王星と獅子宮の金星は矩(スクエア=90度)です。
金星&火星は合(コンジャンクション=0度)。
牡牛宮の木星は、土星また太陽と六分(セクスタイル=60度)です。
One-Point ◆ 火星また海王星は、今週の一時期、YOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点です。
第2回「アスペクト完璧講座」(テーマ「衝(オポジション=180度))の初回配信は、先月6月末に一段落しました。
次回、第3回講座のテーマは「三分(トライン=120度)」で、今月7月25日〜31日までに配信予定です。
One-Point ◆ 「アスペクト完璧講座」は、HTMLメールによる講座です。単発でのご受講、また第3回以降まとめてのご受講も可能です。ご案内の記事を後日、アップ予定です。
天秤宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかくおしなべて異性関係に深くかかわらざるをえないなど、いくぶんのご注意が必要な今週で、天秤宮の終盤(20〜29度)に象意を持つ人ほどその傾向が強いでしょう。
一方、前半(〜14度)に象意を持つ人は、そこまでではないとしても、別の意味でエアーポケットにでも入ったかのように思いどおりにはいきにくい昨今ですが、大逆転は可能です。
いずれも今週また昨今は、天秤宮にかぎらず12サイン(宮)全体的に課題が生じがちなときであることをご留意ください。
蠍宮に象意を持つ人は、昨今は蠍宮にかぎらず、12サイン(宮)全体的に課題や問題が多いときですが、その中でも頭一つ二つ抜きん出て直面しやすいのが蠍宮です。
今週は、そういった状況ゆえにか異性関係に癒しや慰めを求めたり、見果てぬ夢を描きやすいでしょう。
であっても、常識や良識の範囲内であれば問題はないのですが、もし倫ならぬ関係など世の良識を外れた言動が割れた場合、思わぬトラブルに巻き込まれますのでご注意が必要なときです。
射手宮に象意を持つ人は、12サイン(宮)全体的に課題や問題が多い今週でもあり、前半(〜14度)に象意を持つ人をメインに新たな人生の出直しを図りつつ、仕事や対外的な社会活動で霊性や実力の発揮が可能な今週になっています。
一方、後半(15度〜)に象意を持つ人も、課題や問題があるからこそ否応なく行動せざるをえず、結果、実力を発揮できる今週になっています。
いくぶん複雑さのあるときなので、逆に自分磨きや自己再発見のときにされるとよいでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、終盤(20〜29度)に象意を持つ人を除いて、運勢的には波乱含みとはいえませんが、12サイン(宮)全体的に課題や問題が多いときなので、何とかしようと巻き込まれることがないとはいえません。
それが良い悪いではなく、周囲の状況をみて客観的にマイペースさを保てば、オモテ向きはともかく、自分は自分といったご自身をキープできます。
終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、運勢の良し悪しにかかわらず自己の絶対視を避けて、周囲の立場や考えを客観視されるとよい昨今です。
水瓶宮に象意を持つ人は、意識をもたれた方ほどエアーポケットにでも入ったかのように、動きを感じにくい昨今になります。
逆に申し上げますと、多様な個性が集った現実社会ゆえに、人それぞれに考えや興味の対象や生活があることなど、主観に陥りすぎずに客観的にご認識され、とらえ直してみられるとよいときです。
生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によっては。スピリチュアルな精神面や観念論に意識やご関心を向けやすくなる今週ですが、依存しすぎずに、それも一つの経験とされるのもよいでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、今週は12サイン(宮)全体的に課題や問題が多く、その影響を直接か間接かは問わず、否応なく受けやすい今週になっています。
ご自身の運勢が悪いというのではなく、全体的な昨今の傾向で、今週はその“とばっちり”というが影響を受けて、宇宙の真実や霊性またスピリチュアルに傾倒していくことが起こりえまです。
魚宮の前半(〜14度)に象意を持つ人をメインに、昨今は周囲の現実がよく見える人生期にあるからこそ、善意から何とかなればと関与されて、逆にご自分も巻き込まれてしまうことがないとはいえません。
One-Point ◆ 多くの方が課題や試練を感じ、現実的に解決や対応を試みたり、逆に“引き寄せの法則”といった観念的な心理的ご対応によって、現実対処を試みられる今週になります。
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