宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2023年 6月18日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)は、為政者や組織のTOPまたは部署のリーダーなど中心的な立場の人々に振り回されるかもしれません。
一方では周囲の人々と考えや立場の違いをもたらしやすく、もう一方では別件ながら上手にバランスを図ろうとされるからです。
◆ 概 容
分かりやすく言えば“敵”なのか“理解者”なのかが分野で異なるなど、見極めが必要なためにご対応が難しくなる今週です。
たとえば、平社員やしもじもの者には分かりづらい大所高所からの判断による指示なのか、それとも私利私欲のご判断なのか、不明だったりすることがあり、今週はそのうえさらにケース・バイ・ケースではTOPがトラブルメーカーだったり問題解決の調整役になるからです。
One-Point ◆ よく言えば現実的といえますが、狡猾に私利私欲を膨らませたりするケースもなくはないためで、安易なご判断での対応は、TOPの方のレベルが低いほど逆鱗に触れかねません。
今週は、21日にケレスが天秤宮に入宮します。
同日、翌22日に日付がかわる0時直前に太陽が蟹宮に入宮し「夏至」です。
27日に水星も蟹宮に入宮します。
太陽&水星は合(コンジャンクション=0度)で、魚宮の海王星と天秤宮のケレスの衝(オポジション=180度)の軸となって、T矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
その一方で太陽は、牡牛宮のドラゴン・ヘッドと蠍宮のドラゴン・テールの衝=180度に調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
また、牡牛宮の木星を頂点に太陽と魚宮の土星が小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
山羊宮の冥王星は、海王星とケレスに調停=60/120/180度の座相を投げかけ、一方でドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールの軸となってT矩=180/90/90度を形成します。
獅子宮の金星&火星は合=0度で、両星は牡牛宮の天王星と矩(スクエア=90度)です。
One-Point ◆ 2つの衝=180度それぞれに、T矩=180/90/90度と調停=60/120/180度が絡んだ複雑なアスペクト・パターンは、今週も続きます。
今月の第2回「アスペクト完璧講座」のテーマは「衝(オポジション=180度)」です。
「第1回講座のCONTENTS[合=0度]」と、第2回のご案内はこちらからもご参考にご覧いただけます。
いずれも基本のアスペクトゆえに重要で、単発でのご受講お申し込みも可能です。
One-Point ◆ 第2回の配信予定は、6月25日〜月末30日までになっています。
天秤宮に象意を持つ人は、「無」になれましたら“天下無双”ともいえる今週です。
ややオーバーな表現をいたしましたが、昔風に言えば“負けるが勝ち”みたいなイメージでとらえていただけましたら、分かりやすいでしょう。
本当の理由は、イザとなればものすごい“ポテンシャル”(潜在力)を発揮できる今週だからです。
逆に申し上げますと、権力やTOP欲を持ちすぎると“欲に目が眩んで”と言われることがあるように、事実誤認や勘違いをして無に帰することがありますので“逆”に動いたほうがよいという意味です。
蠍宮に象意を持つ人は、蠍宮の象意が強い方ほど、実力はあるのになぜかうまくいかないといった“課題”が生じるという方が、案外と多くいらっしゃる時期になっています。
そういったご体験をされていく人生期ですので、あえて申し上げますとジタバタと“悪あがき”をするほど、ドツボに陥りやすいのでご注意されて、“運勢が悪い”とお感じであれば、本来はそうではないのですが、ここは潔くご自分を捨てて無になられてみるのも一つの手です。
過去の古いご自分を捨てて、新人のようなまっ更なお気持ちで、人生を“幼稚園”からはじめられていくように、ゼロから学び直されていくのもよいでしょう。
射手宮の前半(〜14度)に象意を持つ人は、過去にこだわらずに生まれ変わるかのように、新しいご自分になられていくとよい昨今の人生期で、今週は心の奥の霊性意識を客観視されて、考えてみられると良いときになっています。
先週あたりまでの課題や問題を感じざるを得なかったアスペクト・パターンからは、ほぼ抜け出た段階に入りましたので、今週はギリですが、週末や来週以降からは徐々にながら相応のご活躍期に入っていきます。
一方、射手宮の後半(15度〜)に象意を持つ人は、我知らず現実無視になり過ぎない程度に、引き続き良い夢をお楽しみになられるのも、人生経験として悪くはないでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、なぜかご自身を意識されつつも、過去から未来に向かうための転換点となっている今週です。
“転換点”という意味は、たとえば登山列車にみられる“スイッチバック”のようなことが起こりえますので、進んでいた方向から逆方向に転換して行くために、いったん停止して進行方向を変えていくような状況が起こりえます。
つまり、さらに前に進むためなので、表面的な状況のみに惑わされないことです。
そのような今週の運勢期になっていますので、意識転換や知識転換など、考え方の転換を試みていかれるとよい今週です。
水瓶宮に象意を持つ人は、良し悪しにかかわらず、一生に一度あるかないかの大逆転や大変革の人生期になっています。
持たれているポテンシャル(潜在力)は、本来、バカ高いのであまり心配は要らないのですが、こういった時期はこだわりを捨てて“無”になられてみるなど、一度ご自身を捨ててみられて、周囲や社会にご奉仕されてみられるのも悪くないときです。
ご自身のことなので、ご自由にご判断されていいのですが、双魚宮時代から宝瓶宮時代にパラダイム・シフトが起きているように、いったん“無”になってスタートするような昨今の人生期です。
魚宮の前半(〜14度)に象意を持つ人は、ご自身の現実的な実際の状況を把握することができる昨今の人生期になっています。
自分自身の良いところも、あるいは社会や周囲と矛盾しているような点も、論理的に見えてきてご理解されやすいなど、ご自身や周囲を客観視されるほど、将来につながっていく今週です。
一方、魚宮の終盤(20〜29度)をメインに後半(15度〜)に象意を持つ人は、決してダメなご自身ではありませんので、逆に無私の精神や奉仕の精神、また“山川の末に流れる栃殻も身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ”といった、魚宮らしく美しい霊性意識や情緒、また精神性を客観性を伴ないつつ発揮されるとよい昨今の人生期で、週末ほど否応なくそうなりそうです。
One-Point ◆ 全員ではありませんが、全体的に“無”を体験されていかれる“運勢期”の方が多い今週です。時代や社会的にも歴史の曲がり角にあって、従来の考えやノウハウが通じにくくなっていきますので、なおさらそうお感じになりやすいでしょう。
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