宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2023年 5月 7日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)は、良し悪しはともかく、両極端にも変化の大きい出来事が起こりやすくなっています。
ご自分の意識やご関心をどちらに合わせるかで、悲観的にもなり、逆に前向きに希望を見出せることにもなりますので、どちらのタイプなのかチェックされておかれると、今後の新時代へのご対処に役立ちます。
◆ 概 容 アスペクトで申し上げますと、T矩(Tスクエア=180/90/90度)や大十字(グランド・クロス=90度×4)に、複数の大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)が絡んでいます。
ご注意すべきは、前者が“凶座相”で後者が“吉座相”とはかぎらいことで、強度化しやすい星たちと、逆に抑制する冷静な星たちとが錯綜して絡んでおり、どちらのスタンスに立ってご判断や対処されるかで、今週の運勢は正反対にも変わってまいります。
One-Point ◆ 今年2023年から、再来年2025年の3年間は、双魚宮時代の勢力が最後の“悪あがき”をします。同時に一般国民の良識と、しのぎを削る混迷の時代になりかねませんので、今後の時代を見据えて冷静にご判断されるとよいときです。
今週は15日に水星が牡牛宮5度で順行に戻ります。
17日には木星が牡牛宮に入宮です。
21日に日付が変わった直後に火星が獅子宮に入宮し、同日夕方4時半頃に太陽が双子宮に入宮します。
水星&ドラゴン・ヘッド&木星は、連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)から三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)に変わりゆく今週で、木星を軸に火星と水瓶宮の冥王星を交えたT矩=180/90/90度、さらには蠍宮のドラゴン・テールを含めて、大十字=90度×4が形成されます。
一方、冥王星を頂点に、牡牛宮の天王星と合(コンジャンクション=0度)の太陽また乙女宮のケレスは大三角=120度×3で、火星を尻尾に大三角凧=120/120/60/60度を形成します。
ケレスを頂点としても同様で、こちらは魚宮の海王星を尻尾とします。
さらには、ドラゴン・テールを頂点に魚宮の土星と蟹宮の金星も、水星&木星&ドラゴン・ヘッドを尻尾に、大三角凧=120/120/60/60度が形成される今週です。
One-Point ◆ すべての星が大十字=90度×4と、大六角(グランド・セクスタイル=60度×6)の1角を欠いた2つの大三角凧=60/60/120/120度と、もう一つにかかわる大複合アスペクトが形成される今週です。
本日5月6日の満月は、日本の独立にかかわる特別な「宇宙波動エネルギー」を象わします。
物理エネルギーとは異なりますので急激な変化がもたらされるわけではありませんが、お一人ひとりが良識を伴なった自立の意志をもたれていくとよいのです。
1、上述のアスペクト・パターンは、部分的には核の可能性を交えた“戦闘拡大”が示されています。ただいつも星の動きは妙なるもので、一方では無力化や現実をみた抑制などのセーブも示されています。
2、日本国民の主体的な自立と独立を象徴する本日6日の満月ですので、その方向に意識を併せてネットなども声上げや発信をされていかれると、時代の波動が伴なうことになります。
One-Point ◆ 毎週毎週16年間にわたって星の動きを見ていると、人類の大危機と思われる星の配置の時期には、それらを抑制する星の動きが必ずといっていいほど伴なっていることに驚かされます。
天秤宮に象意を持つ人は、今週は実力発揮のみならず、さらに美意識や対人関係のバランスの妙を対外的な仕事や社会活動で存分に発揮できる自己実現のときになっています。
天秤宮の最後のほう、およそ25度以降の蠍宮の影響圏に象意を持つ人を除いて、バリバリと天秤宮らしい平和的な価値観や対人スキルを発揮されるとよいでしょう。
最後のほうに象意を持つ人の場合、心性面や深層の精神意識世界に課題を抱えやすい昨今の人生期にあったものの、もう終盤であることから、これまでの体験を活かされて逆に、新規展開が望めるときになっています。
蠍宮に象意を持つ人は、よし悪しはともかく、運勢的にはお盆とお正月が一緒に来たような極と極にある今週になります。
強い情動を外に出すか出さないかは、相手や状況によりケース・バイ・ケースだとしても、蠍宮らしい強く深刻な情動や宇宙の真実に通じる内面の見直しや模索など再構築が必要な昨今の人生期の大きな課題は継続しつつも、今週は週末が近づき来週になるほど多忙で実力の発揮が可能な時期を迎えていきます。
その際に内面の衝動や情動に安易に任せる今週ではなく、お相手や周囲の状況を客観的に把握されて、お得意の自制心を発揮されたり、自己をコントロールをされていかれることが功を奏する時期になっています。
射手宮に象意を持つ人は、アバウトですがご自分の社会貢献をはじめとしたスキル(技能)面を客観的にご自身や周囲の社会状況を見られながら考え構築されたり計画されていかれるとよい今週です。
それは確定的な運勢というよりも、その傾向が強まるといった程度に留まる方もいらっしゃる今週ゆえに、昨今の確定的な“人生の出直し”や“再スタートを図る”運勢などと併せてご検討されていかれるとよいでしょう。
蛇足的に申し上げますと、社会の現実におけるご自身の理想像などと併せて、目標とされていくるとよい今週になっていますので、気ままであっても相手や周囲の現実をみた客観的な言動や見解を心がけておくとよいときです。
山羊宮に象意を持つ人は、山羊宮らしい現実社会に根付いたご自分の理想像を思い描かれたり、また追求されて、対外的な仕事や社会活動のシーンで自己実現を図られるとよい今週です。
それ以外は終盤(20〜29度)、というか最後のおよそ25度以降の水瓶宮の影響圏に象意を持つ人を除いては、山羊宮以外に生まれ持つ「運勢サイン(宮)」の影響が強まっていく今週です。
いずれの場合も今週の星の配置による象意は、複雑かつ両極端で良し悪しはともかく強いので、山羊宮の軽々に動じない冷静沈着なご判断や個性が功を奏したり、有益になりやすいときです。
水瓶宮に象意を持つ人は、いうなれば“ゼロ”か“100”か、心理的に変換して言えば“絶望”か“希望”か、感じる方のみになるのは避けられませんが、両極の運勢や心理変化を受けやすく、ご判断が試されるときになっています。
実際に今年3月以降、昨今また今後の社会変化の「星のディレクション」がそうで、陰に陽に両方の動きが活性化したり生じていく、ある意味、未体験ゾーンの昨今です。
類似の状況が水瓶宮に象意を持つ人にも起こりやすい今週また昨今の運勢期になっていますので、ご対応やご判断の材料やご参考に「今週の運勢」や昨今の「星のディレクション」をされると展望が開けやすいでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、強い情動や自我意識をもたれながらも“無私の精神”や“自己犠牲”ともいえる、お相手や全体を考えた言動を取りやすい今週また昨今です。
もっとも、真逆に、相手や周囲のレスポンス次第では、感情を爆発的に沸騰させるかのように自我意識を発揮されて、ふだんの控えめだったりご自分の世界に浸る魚宮とは異なる言動を見せるなど驚かれることがないともいえないときです。
それが良いとか悪いとかいうのではなく、奉仕的に善意で尽くしていく思いをないがしろにされた場合に、とくにそうなりやすい今週で、ふだん大人しい人ほど怒らせたら怖いといったことを地でいくようなケースが起こりえるでしょう。
One-Point ◆ 良し悪しはともかく両極端で強い独特の運勢の星回りの今週です。そういった極限的な心理状況や出来事を招きかねない運勢期ともなっていますので、表層に転がされず透徹した見通しやご判断を心掛けることが必要な昨今になっています。
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