宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
隔週掲載
2週間分の「星のディレクション」

No.820 / 2023.04.10 〜 04.23

● 隔週日曜日に更新予定です。
※2023年 4月 9日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。


今週の傾向

2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)のポイントは、組織のTOPや頂点など中心に立つ者どうしの主導権争いが強まる星の配置がみられることです。
一般的には、週初めは昨今の延長だとしても、今週末に向かっていくほど穏やかさが見られるなど、以前の日常に戻っていく今週です。

概 容 実は、TOPどうしのバトルが見られるものの、現実を配慮した劇場型の傾向が強く、衆人の耳目が考慮されるなどのクールさが残されるでしょう。
たとえば、周囲の人々の興味はひいても、一種の炎上商法や話題づくりなど、計算された側面がある時期になってますので、観覧されるくらいのお気持ちでちょうどよいでしょう。

One-Point ◆ ドラマのようなものです。ある意味つくられた“修羅場”を本気半分、芝居半分で演出しているようなものになりやすい星の配置がみられます。

今週の星の動き

今週は、11日に金星が双子宮に入宮し、牡牛宮の水星と交歓(ミューチュアル・リセプション)をとりはじめます。
20日の午後5時半頃、太陽が牡牛宮に入宮です。
太陽&牡牛宮のドラゴン・ヘッドの合(コンジャンクション=0度)と蠍宮のドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)は、水瓶宮0度の冥王星を軸にT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成する一方で、魚宮の土星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
一方、冥王星も乙女宮のケレスと魚宮の海王星の衝=180度に調停=60/120/180度の座相を投げかけます。
さらに、冥王星と今週前半の金星は三分(トライン=120度)で、金星は土星と矩(スクエア=90度)です。
牡牛宮に入宮直後まで牡羊宮の木星は太陽と合=0度です。
牡牛宮の水星&天王星も合=0度で、両星とも蟹宮の火星と六分(セクスタイル=60度)です。

トピックス

本年度最初の統一地方選は9日(日)午後8時に投票が締め切られます。
「今週の運勢」は日曜日がアップ予定日なので、前日の土曜日中にアップするため、リーディングとページ作成はその前日、金曜日に行なっています。
統一地方選はローカルの象意が強いので、ここで個別には書けませんが、ホロスコープの傾向としては、“現職”また今回の特徴として“女性”やTOP絡みで票が入りやすくなっています。

One-Point ◆ 具体的には、個々の選挙区におけるローカルの特色や候補者個人の運勢を含めたリーディングが必要です。当ページではそこまではいたしませんので、あくまでも全国的な傾向のリーディングです。

《 今週の運勢2/天秤宮〜魚宮 》


【 7.天秤宮 = Sign Libra 】

天秤宮に象意を持つ人は、情愛や情動が高まる今週になりますが、一方では解決すべき現実的な課題や問題を伴なうことが多い今週です。
天秤宮の初盤(0〜9度)や最初のほう(5度あたりまで)に象意を持つ人にその傾向が強く、たとえば地位や立場のあるトップの方との関係において良し悪しはともかく両極端ながら課題が生じやすくなっています。
もっとも、実力発揮ができる仕事運の今週で多忙になりやすいこともあって、仕事上や社会的な果たすべき責務ゆえに、情愛関係の課題になる可能性も高まりやすい今週です。

【 8.蠍宮 = Sign Scorpio 】

蠍宮に象意を持つ人は、異性関係をはじめ対人関係において、コミュニケーションや考え方のすれ違いなどによって、ご自身の内面性を深く見直すことが起こりえる今週また昨今の人生期になっています。
詳細は人それぞれなのですが、たとえば情愛と勘違いして無意識のうちに、相手を支配しようとしたり思いどおりにしたいケースなどの場合、時代の流れに合わないために、とくに考え直す必要性が生じます。
いずれにしても内面性をみつめて、宗教への傾倒やメンタル面の修養など、精神意識を省みつつ出直しを図るとよい今週また昨今の人生期になっています。

【 9.射手宮 = Sign Sagittarius 】

射手宮に象意を持つ人は、初盤(0〜9度)に象意を持つ人をメインに、良し悪しはともかく情愛や異性関係への志向やコミュニケーションが有無を問わず両極端ともなりやすい今週です。
社会的な立場を持つケースや組織のトップに立つお相手とのスタンスや考えの違いが起きかねませんので、意見交換や調整などを意識されて、新たな方向性やあり方を見出されるなり、一からの再スタートを視野に入れるのもよい今週また昨今の人生期になっています。
終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、先回同様に昨今の夢見る心性や勘違いによって、仕事や社会活動が進められないことが起こりやすくなっていますが、イザとなれば抜群の才能発揮が可能な今週また昨今です。

【 10.山羊宮 = Sign Capricorn 】

山羊宮に象意を持つ人は、恋愛関係や異性問題などコミュニケーション・トラブルや考え違いなどが起こりやすいかもしれません。
山羊宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)によって異なりますが、今は仕事や社会的に華々しくご活躍されるというよりも、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに、組織のトップや女性上司との考え方の違いやコミュニケション・ギャップが起こりやすいということもあって、まずはお互いの自由なお立場を念頭に考えやスタンスの違いなど、意志の疎通をされるとよいでしょう。
ご自身の考えを絶対的なものだと思い、確信や信念を持たれるのはご自由ですが、無意識でも相手に押し付けたり従わせようとされるほど、すれ違いが生じやすい今週になっています。

【 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 】

水瓶宮に象意を持つ人は、ご自身の考えや美意識の高まりと同時に、一方では相手の意志やお立場また考えを尊重して受け入れやすくなっている今週です。
ただし、意志の疎通ができ、共通の現実認識を伴なっているかというと、若干のすれ違いや齟齬が生じやすいために、クールに客観的な検証をされるなど、自分以外の第三者の視点からも事実を確認されてみたり、ウラをとられてみるとよいときになっています。
ある意味、根本から自分自身の個性や生き方や内面性を見直されて、根本的な自己の再発見をされるなど新生したスタートをされていかれるとよい昨今の人生期です。

【 12.魚宮 = Sign Pisces 】

魚宮に象意を持つ人は、前半(〜14度)に象意を持つ人と、後半(15度〜)に象意を持つ人とでは、シビアに現実をとらえられる前者の運勢期と、逆にご自身でも気づかずに夢や大望を見続ける運勢期を継続しているかかもしれないといった正反対ともなる今週また昨今になっています。
その一方で、初盤(0〜9度)また前半(〜14度)に象意を持つ人は心の深奥に安楽さや情愛のお気持ちが強まることが起こりやすいでしょう。
また、後半(15度〜)に象意を持つ人をはじめ全体的には、いくぶんオール・オア・ノッシングのような“ある”とも“ない”ともいえる両極端の対人関係の昨今になっています。


One-Point ◆ 今週のポイントの一つは強い情動や想いは尊くても、届きにくかったり現実的にはすれ違いや齟齬が生じやすいことです。それが悪いというのではなく、相互理解に近づけるかどうかが将来の分かれ目になっています。



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