宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2023年03月12日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)は、週末を除いて“誤認”や“現実錯誤”による非難や応酬のピークになります。
否応なく地位や立場や信頼などを失うことが避けられない星回りもありますので、そうならないように衝動的かつ安易な発言や言動に注意が必要です。
ということもありまして、これまでの“夢”や“幻想”から無自覚であっても我知らず目ざめるように「現実」に気づいていくときともなる今週です。
One-Point ◆ 今週中頃過ぎまでつまり週末を除いて異性問題や情愛、また「好事魔多し」というように好きなことほど気をつけるとよく、時を含めて何かを見失いやすい今週になっています。
今週は、17日に金星が牡牛宮に入宮します。
21日朝6時半頃に太陽が牡羊宮に入宮です。
23日に冥王星が一時的に水瓶宮に入宮します。
25日に火星が蟹宮に入宮です。
水星&太陽&魚宮の海王星は三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、火星を軸に、天秤宮のケレスを交えたT矩(Tスクエア=180/90/90度)を形成します。
この衝(オポジション=180度)には、冥王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
火星と魚宮の土星は三分=120度です。
金星&牡牛宮のドラゴン・ヘッドは合(コンジャンクション=0度)で、蠍宮のドラゴン・テールとの衝=180度に対して土星が調停=60/120/180度)の座相を投げかけます。
牡羊宮の木星、また牡牛宮の天王星は、いずれもノーアスペクトです。
誰もが、深層の精神意識の転換点になりそうな今週です。
現実の新たな変化に対して、どうあるべきかご自身の言動や無意識の心理面の現われなどにご注意されて、内容や方向性を相応につかまれていくとよいでしょう。
One-Point ◆ 先週3月7日に土星が魚宮に入宮し増した。今週は13日に海王星が魚宮25度を超えていき、23日に一時的ながら冥王星が水瓶宮に入宮し、さらに、パーソナル・プラネットが一斉に宮移動を行なうためです。
天秤宮に象意を持つ人は、慌てず焦らず早合点に気をつけながら、持ち前のクールな理性を発揮されるとよいしょう。
思い込みや期待や願望、また理想を持たれるのはよいとしても、それが正しいのか、現実に沿ったクールなご判断またご対応をとれているのか、慎重に事実確認をされてみられることをおすすめいたします。
また、独自の美意識の発揮や面食いといった情動が強すぎると、行動できなくなったり、逆に勘違いをしやすくなる今週です。
蠍宮に象意を持つ人は、異性関係のトラブルや変化が多い今週また昨今で、だいたいながら思うようには進みにくい星まわりの今週になっています。
そのため異性問題や情愛関係には、できるだけ気をつけられるとよく、また夫婦家族関係にも過度な期待を抱かず、お互いにご自由な意志や考えをもった一人の人間として対処し接することを意識されるとよいときになります。
なかには失恋や離婚また破局などに関連して、いずれであってもご自分の内面性を見つめざるをえないことになりやすい人生期です。
射手宮に象意を持つ人は、どこに象意ポイントを持つかによって相応のタイムラグが生じますが、今週は一つの人生サイクルが終わりを告げて過去に決別を図るのによいときです。
新しい今後の生き方や人生を模索されたり、その準備に入られたり、いずれにしてもご自分をいったん無くされるなどして、クールに周囲の現状や環境変化を受け入れつつ見極めていかれるとよいでしょう。
すでにそのような人生期にある方、今週あたりから始まっていく方、今は将来に向けた予兆に留まる方などそれぞれですが、いずれも過去に拘泥しすぎないことがポイントです。
山羊宮に象意を持つ人は、じっくりと忍耐強く、持ち前のシビアで現実的な個性を発揮できる今週です。
運勢が悪いというのではありませんが、持ち前の現実認識や社会認識を発揮しづらいといったジレンマに陥ることがあってもポテンシャル(潜在力)は高いときなので、イザという事態になれば、最高度に実力を発揮でき問題はありません。
いずれにしても多くの人々に事実誤認や考え違いなどが起こりやすい今週また昨今となっていますので、仕事や社会的な活力が出にくいことは、逆にそうなりにくいともいえるので“ラッキー”な一面もあります。
水瓶宮に象意を持つ人は、“天上天下唯我独尊”というと誤解されかねないのですが、自我意識や自己主張またご自分の考えが絶対的に正しいといった思いや傾向が強まりやすい今週また今後です。
もっとも、その傾向はあるのですが今一つ対外的に発揮しにくく内面の意識に留まり、むしろ異性への情動や情愛のほうが意識的に強まっていく今週になりそうです。
時代的には「深層の精神意識の変革」のディレクションが正式に動き出しましたので、まずは水瓶宮に象意を持つ人が率先的に自制心を伴ないつつ“次元”を拡張されていかれるとよいでしょう。
魚宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって異なりますが、意識や運勢転換のポイントとなる今週です。
悪い意味ではなく、すでに夢や妄想から醒めるようにご自身やご自分の周囲の現実をしっかりと把握されていかれるときになっています。
そのぶん、ご判断に誤りが少なくなったり、逆にシビアな現実をご自覚されるなど、本来のビジョンを描いて進める魚宮へと変容のはじまりのときともなる今週です。
One-Point ◆ これまで我知らずとも観念的なご自身であれば、今週前後を境に目ざめるかのように決別し転換点していくときになります。ナチュラルにそうなっていくことがありますので、ご確認されつつ将来動向に活かされるとよいでしょう。
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