宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2023年02月26日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)は、無自覚の“夢”から現実に気がついていく「お目覚めタイム」のときになります。
といっても、ご自身が夢を見ているとは夢にも思われていない方もいらっしゃいますので、現実をシビアにご自覚されていく覚醒の時刻だということに、ピンとこない方が一定数いらっしゃいます。
◆ 概 容
今週、土星が魚宮に入宮して急に変わるわけではなく、1月25日に水瓶宮25度を越えたあたりから徐々に影響が出はじめて本格化することになるだけです。
だいたいは、海王星の古い象意にもとづいて、気づかなくても“嘘”や“欺瞞”にハマり込んでいる方ほどそうなります。
たとえば、ご自分たちの考えや思想、まだ見ぬ理想が“絶対”や“正しい”と思い込んで、世間の常識とズレて活動されておられる方ほど、現実とのギャップを思い知らされご自覚されていくことが起こります。
One-Point ◆ 海王星の古い象意が“凶”だとか“悪”だというのではなく、“善意”を装った誤魔化しや欺瞞でも許容されきた波動エネルギーの時代が終わるということです。ゆえに不正や違法行為を働いてきたケースが該当します。
今週は、3月3日に水星が魚宮に入宮します。
7日に土星も魚宮に入宮です。
水星&土星は合(コンジャンクション=0度)です。
水星と、今週前半の魚宮の太陽は、牡牛宮のドラゴン・ヘッドと蠍宮のドラゴン・テールに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
双子宮の火星と、太陽ならびに魚宮の海王星は矩(スクエア=90度)です。
牡羊宮の金星&木星は合=0度です。
また、今週中頃以降の太陽と牡牛宮の天王星は六分(セクスタイル=60度)です。
天秤宮のケレスと山羊宮の冥王星は三分=120度です。
魚宮で、順番に土星、水星、太陽、海王星と怪しげなステリウム(大会合)が形成されます。
なぜなら、双子宮の火星は太陽と海王星と矩=90度で、土星&水星と異なり、ウソとマコトとが錯綜して議論百出、喧々囂々の混乱が生じかねないためです。
One-Point ◆ 渦中の人々や事象はそうです。その一方で、まったく無関心とは申し上げませんが、高みの見物を決め込むなり、イージーに自分自身の意識やご関心のある世界に成り行き任せになるケースも一定数います。
天秤宮に象意を持つ人は、今週また昨今は成り行き任せといえば言いすぎのケースもありますが、ご自身を含めてご自分の興味の対象やご関心ある分野にアクセスされることが多いでしょう。
同じ天秤宮に象意を持つ人でも、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって、その対象や分野はそれぞれで、ふだんから目標やターゲットまた憧れる人や事物へのご関心が強まります。
そこにおいてハイレベルな人物やモノと出会い、また場所や施設との関係を結ぶことが起こりやすい今週です。
蠍宮に象意を持つ人は、過去の対人関係が大きく変化していくことになる今週です。
そうでなくても、もともと昨今はこれまでのプライベートや社会的な人間関係が変化したり、切れやすい時期にあるのですが、とくに今週はそのターニング・ポイントのときになりやすくなっています。
初盤(0〜9度)に象意を持つ人はまだしも、後半(15度〜)また終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、勘違いを含めた対立が起きやすい今週です。
射手宮に象意を持つ人は、とくに女性の方をメインに美しく情愛をもって生きていければ、人生いろいろあるけどいいんじゃないのといった感じの今週でしょうか。
若干のパワー不足に陥りがちで、やる気は志向されておられるものの、同時にラクで快適であればとお感じになられるなど、気持ち的には一休みされるような今週になりそうです。
もっとも、射手宮の最初のほうに象意を持つ人は、これまでの考え方や生き方が通用しにくくなるなど、人生の方向転換を模索しはじめるのによいときに入りつつある昨今です。
山羊宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって若干、異なってまいりますが、お仕事はそれなりで、むしろ内面の精神性を高められたり、情愛やプライベートな生活にご関心をもちすくなる今週また昨今になっています。
やる気はなくても、成すべき責務が生じれば、最大限に否応なくこなせますし、またやらざるをえないことが生じる昨今ですので、ここぞといった本気モードになれば、存分な実力発揮が可能なときです。
それはそれとして「深層の精神意識世界」といった内面性を楽天的に明るく前向きに抱きやすくなっている昨今でもありますので、ご自分なりに美意識を高めていかれるのもよいでしょう。
水瓶宮に象意を持つ人は、いろいろと課題や問題があったとしても、それを含めてご自分らしさを見出されていくなど、今週あたりからは一転した再スタートのときになります。
水瓶宮らしい自由や個性(才能)はもちろん、友愛精神(和、絆、民度)を深くご自分のものとされて、体得していかれたり、実際的に実践していく方向でご活動されるとよいでしょう。
ご自身の内面性以外の分野、お仕事や対人関係などに関しましては、水瓶宮以外に生まれ持つ「運勢サイン(宮)」の影響のほうが、強まっている今週以降になっています。
魚宮に象意を持つ人は、今週また昨今あたりからは、ご自分を取り巻く周囲の現実や状況が見えてきたり、ご認識できるようになっていきます。
多少のタイムラグは生じますが、いずれであってもご自身にとっては、ごく当然にお感じになられていることなので、必ずしもご自覚できるとはかぎらず、ふつうに日常として移り行くこともあると存じます。
が、ふと気づくとご自身の置かれている立場やスタンスを、はっきりとご認識されることが起きるなど、人それぞれにレベルは異なりますが、リアルに正しく現実を把握できるようになることからご判断に間違いが少なくなっていく今週です。
One-Point ◆ 先月1月25日に水瓶宮25度を過ぎた土星は、今週、魚宮に入宮して“時代変化”のはじまりをもたらします。社会的にはもちろん個々人にも現実に目をむけ、律儀に社会ルールを守られていくな、発言やど一挙手一投足にご注意されてるとよいでしょう。
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