宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2023年01月15日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)は、“言論の自由”がないマスコミはともかくとして、ネット民による知的好奇心や批判が否応なく活性化する先週から今週前後になっています。
たとえば、Colabo(コラボ)問題がそうですが、都知事や元事務次官などトップに追及が及んでいく可能性が高く、彼らにかぎらず、権力的なトップは受難のときなのでご注意ください。
◆ 概 容
今週は、闇に葬られ潜在化していく可能性がなきにしもあらずですが、逆に避けがたく大暴露されていく、両極端のときで後者に現われやすくなっています。
天王星の順行転換も起きますので、宝瓶宮時代に向かう昨今でもありますので、意外な組織のトップが否応なくターゲットに躍り出てくる可能性も高いときです。
また、今週中頃から週末に近づくにつれて、異性問題などスキャンダラスな話題も俎上にのぼり、トレンド入りしそうな星の動きです。
One-Point ◆ 動きの早い水星が絡んだ、ふだんではありえないアスペクト・パターンが続いています。そのため、知的好奇心を含めて疑惑追求といった盛り上がりが、否応なく継続していく昨今になっています。
今週は、18日に水星が山羊宮8度で順行に戻ります。
20日の夕方5時半頃、太陽が水瓶宮に入宮します。
太陽は山羊宮の冥王星と合(コンジャンクション=0度)です。
23日に天王星が牡牛宮14度で順行に戻ります。
27日には金星が魚宮に入宮します。
ケレスが天秤宮6度で留(ステーション)に入っていて、来週、逆行に転じます。
このケレスを頂点にして、太陽と火星とが大三角(グランド・トライン=120度×3度を形成し、牡羊宮の木星が尻尾となった大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)が形成されます。
これに水星が軸となってT矩(Tスクエア=180/90/90度)を投げかけます。
また、水星は牡牛宮の天王星&ドラゴン・ヘッドの合=0度に三分(トライン=120度)をとります。
一方、天王星&ドラゴン・ヘッドと蠍宮のドラゴン・テールの衝=180度には、太陽が軸となってT矩=180/90/90度を形成します。
水瓶宮の土星と魚宮入宮までの金星は合=0度です。
魚宮の海王星は、今週前半の太陽と冥王星が六分(セクスタイル=60度)です。
今週は水星と天王星が順行に戻ります。
歴史的な逆転現象を象わす今年の天王星の順行転換については、一両日中にアップ予定の「天王星の順行と今後について」また先回の「天王星の順行転換と新時代」をご参照ください。
One-Point ◆ 影響力の大きなソーシャル・プラネットのすべてが順行に戻ることによって、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの一段落の舞台が整うことになります。
天秤宮に象意を持つ人は、前半(〜14度)に象意を持つ人をメインに、あれやこれやと星の影響が強く、いくぶん複雑なので、まずは混乱しないことが必要です。
たとえば「Go!」と「Stop」が一緒にかかったような状態で、ドツボにはまるとご判断に迷われたり、お得意の思考が活発に働きにくくなりますが、オモテには出さなくても批判精神は活発な今週です。
口に出しても仕方ありませんし、自分は自分、相手は相手と諦観されておけばよく、イザという事態に陥れば、逆に最高度にパワーを発揮できる今週また昨今になっていますので、ご心配は要らないでしょう。
蠍宮に象意を持つ人は、極論すれば、何もかもがうまくいきづらく思いどおりには進みづらい今週また昨今だといえそうです。
オモテ向き、また対外的な社会活動においてそういえるときで、ウラを返せば深層の精神意識世界は、逆に活性化状態にあって、理想や構想を含めて、あれやこれやとお考えになられたり、状況を分析をされて地下にマグマを溜めておられるようなときだといえます。
有り体に申し上げますと、過去を常態化して、ないものねだりをしても「覆水盆に返らず」のときで、新しく動いていく昨今だという観点からも一応は試みられるとよいでしょう。
射手宮に象意を持つ人は、今週をメインとして、自己発揮に向けた対人関係のコミュニケーションや、否応なく知的好奇心といった情報ウォッチングに向かわざるをえない昨今です。
それが、すぐにパワーやツールとして発揮できるのかは未知数ですが、少なくとも潜在的なパワーとなって蓄積されますので、イザというときの自己発揮につながっていくものとなっています。
その点でも深層の精神意識世界をいっそう広げられたり、内観を交えた心理面や精神面また倫理面といった世界に意識や目を向けられていくのも、運勢波動にマッチした今週になっています。
山羊宮に象意を持つ人は、ご自身が修得されたスキル(技能)を、創意工夫を含めて否応なく発揮されていくことが可能な今週また昨今です。
また、ふだんは合理的で損得勘定だったり、理知的なご判断をされる山羊宮ですが、加えて今週は情愛やご自分の理想の快適なあり方などを交えつつ、クールに考えられたりスキルを発揮されていくなど硬軟いずれにも言動しやすいでしょう。
ちなみに、終盤(20〜29度)に象意を持つ人をメインに後半(15度〜)に象意を持つ人は、ご自分の信念が強まっているのは従来どおりの昨今の人生期で、今週は山羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が無視できないときになります。
水瓶宮に象意を持つ人は、今週また昨今は、案外と多くの星の象意を複雑に受けていて、たとえば「赤信号」と「青信号」が同時に点灯したような、いったいどっち? となりそうな運勢のときです。
両極化したり公私にわたって同時に複数受けることになりますので、ご判断を迷われたり留保してしまうなど、調整が必要な時期で、そんな中でも直感を含め頭を働かせて活動されたり、否応なく個性や才能を発揮されていかざるをえないときです。
ただ、本気になったり、イザという状況に至れば「やればできる!」というときなので、ラクを求めすぎずに、地道でもコツコツと進められておかれると、イザというときの負担が軽くできる今週です。
魚宮に象意を持つ人は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって分野は異なってきますが、対外的にはともかく、知的好奇心や情報渇望などを否応なく内面世界に持つなど、才能の拡充や自己表現を考えられ試行せざるをえない今週また昨今になっています。
魚宮の前半(〜14度)に象意を持つ人にその傾向が出やすく、後半(15度〜)に象意を持つ人は無自覚ですが、夢の中にいるようにどこか地に足がついていない想いや考えをしていないか、念のためにチェックをされておかれるとよいでしょう。
無自覚なことも多いので、逆にいえば夢や理想や幻想を事実や現実かのように思い描いていける“幸福”な人生期にある昨今だということがいえなくもありません。
One-Point ◆ 真面目に情愛をはぐくんでこられた方は、今週、何らかの結果がもたらされるときです。おおむね今週はそうなのですが、全体的にいえば、週末また来週はスチャンダラスな恋愛問題や愛情また異性関係にご注意が必要です。
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