宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2022年 9月25日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
◆ 2週間分の週初め〜週中〜週末の傾向
今週(2週間)は、今年2022年の転換期の中でのさらなる転換のときです。
これまで進んできた流れや方向性が、ちょうど登山列車のスイッチバックのように、折り返しをみせていく時期に該当します。
イメージでいえば、ゆっくりとブレーキがかかっていくように動きが止まり、同時に、新しい方向に動き出していく準備のときになっています。
◆ 概 容
それぞれの業界や個々人によって異なりますが、星の動きから全体的にみれば、そういえる今週です。
個人的には、動きが止まり、停滞するかのような人もいれば、慣性の法則のように当面、動き続けていくケースもあるでしょう。
前者の場合、これまでとは異なる方向に動いていくためなので、過去の状態にとらわれすぎずに、新しい次元を策定できる和や絆づくりを模索されるのも一つの手でしょう。
One-Point ◆ 今週は無理に前に進もうとせず、結論や目標を設定することよりも、忍耐強い行動力を内面に秘めて、意外性を伴なった情報収集など、未来に向けた発想の転換が功を奏します。
今週は29日に金星が天秤宮に入宮します。
同日、ケレスが乙女宮に入宮です。
10月2日に水星が乙女宮24度で順行に戻り、9日には冥王星が山羊宮26度で順行に戻ります。
天秤宮の太陽&金星は合(コンジャンクション=0度)で、牡羊宮の木星と衝(オポジション=180度)です。
木星とケレスは転(クインカンクス、インコンジャンクト=150度)です。
水星と魚宮の海王星は衝=180度で、双子宮の火星を軸にT矩=90/90/180度を形成します。
水星は、牡牛宮の天王星&ドラゴン・ヘッドの合=0度、また山羊宮の冥王星と三分(トライン=120度)です。
天王星&ドラゴン・ヘッドと蠍宮のドラゴン・テールは衝=180度で、これに水瓶宮の土星が軸となってT矩=90/90/180度を形成します。
火星と土星は三分=120度です。
新時代 Vol.9「水星編-蠍宮」は、「すべての鍵をにぎる蠍宮」をご参照ください。
奥義講座のための基本の基#06「蟷螂窺蝉と占星術のお話」をアップしました。
One-Point ◆ 単発のメール講座「宝瓶宮時代を生きる」新時代 Vol.9「水星編-蠍宮」は、水星が蠍宮に入宮する10月30日までにお届けいたします。真相の解明がテーマです。
天秤宮に象意を持つ人は、美への探究や、相手や周囲の人々の意志や立場を尊重する想いなど、天秤宮らしい情動がパワーアップします。
それはご自分らしく発揮されればいいのですが、やりすぎたり考えを巡らせすぎると、かえって混乱が生じやすい星まわりのときなので、現実と理想のバランスを心掛けるとよいでしょう。
実際的にもアクションを起こしたくても慎重になれるときで、われ知らずともイージーに幻想を思い描かないように、辛抱強くあるほうが無難なときになっています。
蠍宮に象意を持つ人は、運勢的に“四面楚歌”というのは不適切ですが、意識や頭の働きは次第に活性化していき、ご自身らしい本来の方向性が見えてくるようになる今週です。
その一方で、運勢に課題を感じておられるかたの場合、ご自分を捨てるかのように生まれ変わっていく意識の転換をされていかれるとよいでしょう。
そのうえで、ご自分らしさを活かすなど、アンビバレント(二律背反)な四方八方の状況を客観的にみられて、第三者の意見や考えをもご参考にされつつ、新たな方向性を模索されていかれるとよい人生期です。
射手宮に象意を持つ人は、初盤(0〜9度)に象意を持つ人をメインに、知性や情性が新段階に活性化していく今週で、同時に対人関係は忍耐強く、課題の解決に取り組むことになる今週でしょう。
一方、終盤(20〜29度)に象意を持つ人は、スピリチュアルな思念や想い込みが、われ知らずとも活性化している昨今の人生期にあることもあって、今週は思い込みなどによる対立や人間関係にご注意をされるとよいときになっています。
それが一概に良いとか悪いとかの善悪判断はご不要なのですが、今後のお仕事をはじめ、社会的な使命や責任を果たすための意識や行動の転換のキッカケにされるとよいでしょう。
山羊宮に象意を持つ人は、今週初めと今週中頃と今週末とでは、運勢や想いが二転三転するように異なるなど、変化していくことになる今週なので、山羊宮らしさを失わない慎重さや粘り強さを発揮されるとよいし、実際にもできるときです。
生まれもつホロスコープによっては、自暴自棄に出ないように慎まなければなりませんが、だいたいは忍耐強く、周囲を客観的に見つめ、週末につれてご自分らしい理想の自己像を見出していけるときになっていく今週です。
基本的に今週は、嵐の中にいるようなものだとしても、トンネルを進むように、ご自分らしさを発揮されるなど、職場や社会で人気運をえることが可能なときです。
水瓶宮の後半(15度〜)に象意を持つ人は、最後にほう(25度〜)に象意を持つ人を除いて、良し悪しはともかくアンビバレント(二律背反)な現状をお感じになられる運勢期にある昨今だといえます。
生まれもつホロスコープ(出生天球図)に応じてですが、ご自身またプライベートと仕事との課題や、動くに動けないもどかしい精神状態におかれかねない今週になっています。
ですが、正反対の可能性もあるものの、ご自分らしい意識や知性や考えを発揮されることが次第に可能になっていきますので、活かされるとよい今週です。
魚宮に象意を持つ人は、活気的な新しい知識やヒラメキ、また究極的なアイデアや好奇心や探究心などを意識されたり、恵まれることになる今週です。
その一方で、即実行というよりも、今すぐには周囲とのすり合わせや調整が必要になるなど、いくぶん動きづらい今週ですので、焦らずにスタートのためのご準備や一からの見直しをされるとよいときです。
そうやって、グッドアイデアや卓越したヒラメキであるほど、現実を見据えつつ、大胆かつ慎重なご準備が、後年、功を奏していくことになりますので、長期計画の策定も視野に、ご自身の意識転換と同時に、社会活動へのヴィジョンの転換など図られていくとよいでしょう。
One-Point ◆ 運勢的また時代的に影響力の大きな「ソーシャル・プラネット」すべての逆行期は、今週で終わりです。週末9日に冥王星から順行に戻りはじめて、再び歴史進行をうながすディレクションをもたらしはじめていく“分水嶺”となっていく転換点の今週です。
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