宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.720 / 2021.02.15 〜 02.28

“さやけくあれと ひたすら望む”


●隔週土曜日に更新予定です。
※2021年 2月13日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ “パラレルワールド”がピークを迎える今週です。
“オモテ”の動きと“ウラ”の動きが強まりますので、異なる視座から双方をご検討されるとよいでしょう。
星の動き ◆ 今週は、18日の20時頃に太陽が魚宮に入宮します。
21日に水瓶宮13度で水星が順行に戻ります。
同日、ケレスが牡羊宮に入宮します。
26日に日付が変わる直前に金星が魚宮に入宮し、それまで牡牛宮の天王星と交歓(ミューチュアル・リセプション)です。
水瓶宮の土星と水星と木星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)で、土星を除き双子宮のドラゴン・ヘッドと射手宮のドラゴン・テールに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
一方、魚宮の海王星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
土星は天王星と矩(スクエア=90度)です。
金星と今週前半の太陽は、牡牛宮の火星と矩(90度)で、火星は山羊宮の冥王星と三分(トライン=120度)です。
今週の月は、魚宮29度〜乙女宮27度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

「天秤宮」に象意を持つ人は、天秤宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が大きいときです。
とはいえ、天秤宮らしさを発揮しやすい時期でもありますので、結局はほかの「運勢サイン(宮)」の影響を受けつつも、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)に応じて、その特徴を発揮しやすいでしょう。
ただ、世の中全体的には、どこまで表面化するかはともかく“水面下”の動きや“対立”が強まる今週ですので、“温和”な天秤宮らしさの発揮にはご注意も必要で、相手の動きをよくみた応対が必要といえる今週です。

One-Point ◆ 天秤宮の後半(15度〜)また終盤(20度〜)に象意を持つ人は、“精神意識面”の建て直しを図る人生期にある昨今で、今週は新たな“方向性”を見いだすことが可能なときです。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

「蠍宮」に象意を持つ人は、とにもかくにも人生上の大きな“転換期”といえるかたが多い昨今です。
蠍宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が強い場合は、そこまでとはならないケースもありますが、相応に蠍宮に象意を持つ以上、今週は“心身”ともにチェンジを志向しやすく、実際にもそうでしょう。
“生まれ変わるとき”と言ってもいいほどですので、過去の生き方に拘泥(こうでい)しすぎることなく、“身”も“心”もキレイサッパリと蠍宮らしい高尚な“真実”の個性を目指していかれるのも一つの手です。

One-Point ◆ “過去の自分自身”と“新たな自分自身”とのあいだで迷いや葛藤も生じやすい昨今になっていますが、運勢的には“本物の自分自身”(個性や才能)への転換期になっています。


《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

「射手宮」に象意を持つ人は、こまかな運勢変化はともかく、端的には宇宙この世界を動かす“法則”や“ルール”など、“見えない力”の働きなどにコミットしやすい今週また昨今です。
生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)によっては、そのような“見えない力”に動かされている自分自身を感じることが起こりえます。
対外的な“仕事”や“社会活動”よりも、昨今は“プライベート”や形而上的な“精神世界”に意識やご関心が向きやすい人生期なので、とくに“見えない力”やこの世界の“法則”を感知しやすい時期にあるときです。

One-Point ◆ その点では今週は自分自身もそうですが、相手や周囲や社会など、ご自分以外への“アンテナ”が高まりやすいので、そこからもヒントを見いだすことになるかもしれません。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

「山羊宮」に象意を持つ人は、全般的にいえば山羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が強いときです。
とはいえ、山羊宮らしく“自分自身”や“生活”といった意識によって生じる“課題”も避けられないときで、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)に基づいて果敢に進みやすい時期ともなっています。
単純にいえば、運勢的には山羊宮以外の「サイン(宮)」によって出来事が生じますが、それに対しては、ご自分らしい考えや価値観また個性によって行動される今週で、両者を意識した客観的なバランス感覚が必要でしょう。

One-Point ◆ それは“悪い”という意味ではなく、昨今は、“オモテ”の動きと“ウラ”の動きが併行して対立が生じやすい時期なので、ご自分とは異なるスタンスの視座をもつことも必要です。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

「水瓶宮」に象意を持つ人は、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)によっては多くの星の影響を複雑にうけるときになりますので、“迷い”を生じたり、“混乱”しないようにされるとよいでしょう。
どっちつかずといった結果、“無策”におちいったり、無用に“先延ばし”になってしまうと、いずれ課題や問題が生じやすいので、一つひとつわけで、ケース・バイ・ケースの個別対応も必要になります。
その“気力”自体がないということにもなりやすい今週なので、そこは意識的に“ポテンシャル”(潜在能力)を発揮すればよいことです。

One-Point ◆ 生まれもつ象意ポイントによっては、微妙かつ大きく「今週の運勢」が異なることになりますので、単視眼的にならず、複眼思考でもって“パラドックス”に対処されるとよいでしょう。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

「魚宮」に象意を持つ人は、魚宮らしさが強まると同時に、相手や周囲よりも、ご自分に意識やご関心をもちやすい今週です。
その点では、ご自身の“感性”や“感覚”また形而上的な“精神世界”や、どちらが“陰謀論”かはともかく、我知らずとも“思い込み”や“自説”にこだわりやすくなる今週また昨今ともいえます。
もっとも、そういったご自身(魚宮)の性質を充分にご理解されておられるかたの場合は、ご自分とは異なる他者や社会の現実を“客観的”にチェックされてバランスをとろうとされるかたも多いでしょう。

One-Point ◆ ただし、昨今は魚宮の後半期(15度〜)に象意を持つほど、そのように“セルフ・チェック”をされていても、なおかつ“思い込み”や“勘違い”が起こりやすい時期になっています。



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